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構築よりも分析を重んじるべき局面である中で、情報投稿者の質はさほど低くはない (近代的構築主義の限界)
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/212.html
投稿者 乃依 日時 2010 年 5 月 16 日 03:12:51: YTmYN2QYOSlOI
 

(回答先: Re: 阿修羅を去った論客たちへのラブレター 投稿者 metola 日時 2010 年 5 月 14 日 07:53:08)


あっしらさんを中心とした論陣をこのむ読者が
阿修羅の現状を嘆くことがある。

イデオロギーを格とした社会集団間の対立としてとらえてみたい。

某氏の論調は、社会制度の構築による社会改善を中心に添えたものであったと思う。
社会主義や共産主義にも通じる考え方だと思う。放任主義的な民主党を危険視してもいた。

一方、近頃の政治版の論調は、民主党を擁護する傾向の記事が多数を占めている。
こういった状況に、社会構築志向の一部の読者が疑問を呈しているという状況だ。

なるほど、近頃の政治版の論調も極端ではある。

ただし、私はもう一つの見方で政治版を見ている。
すなわち、傍観者としての立場だ。
民主党支持者の典型的な意見が集められているといえ、その点で参考になるのだ。

実は、私も民主党政権を危険視している。
民主党政権は放任主義的だからだ。
支持率の低下も、その放任主義に嫌気したものだろう。

だが、現在、民主党以外の、政治団体の凋落も甚だしいのである。
いったいなぜであろうか。

それは、近代的構築主義が限界にさしかかったからであろうと思うのだ。
しかも、全世界同時にである。

消去法的に、民主党を選ばざるを得ないのだと思うのだ。

選挙版は、そういった現状の映し鏡として重要であり重宝すると思うのだが、いかがだろうか。
 

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コメント
 
01. 2010年5月17日 02:42:51: LkV80KhYDo
>消去法的に、民主党を選ばざるを得ないのだと思うのだ。

現時点で国家という枠組みによる秩序を維持する方便、という観点からはまさにその通りですな。
状況はそこまで追いつめられてる、というかもう少し悪くいえばすでに手遅れ。
 なぜかこの状況を認識することを拒否する人々もいて、乃依の人にからんでいるmetolaなんて
御仁はその筆頭だったりする(ここに書き込む隠された真の動機があるようだが、定かな所はわか
らない)。


02. 2010年5月18日 16:57:46: zWCshxv6jA
B又はC層に位置づけられる小生には構築主義の何たるかがさっぱりわからぬ。グーグルで下記をひっぱて来たが、さて、そうなると、今度は上の投稿とのつながりが見えない。構築主義とは、認識の形態を論じたものであるのか、それとも人間の社会への働きかけを論じたものであるのか?
そもそも、民主党の政策を論ずることと、こうした意味不明な「xx主義」とは馴染まないように思ったりする。政策を論ずるのであれば、もっと平易な語法をお願いしたいものだ。
以下引用+++++
http://members.jcom.home.ne.jp/fwge1820/newpage17.htm
上野千鶴子『構築主義とは何か』勁草書房、2001年

「知識とは、人々の相互作用によってたえず構築され続けてきたがゆえに、ある時点において客観的に見えるに過ぎない」
これが、現代の人文・社会科学に最も広範な影響を与えていると言われる知のパラダイム、構築主義の主張です。
構築主義(Constructionism)は、構造主義言語学が生み出した「言語は自然なものではなく、人為的なものであり、客観的事象を記述する道具ではなく、意味の産出を通じて現実を構成する当の実践そのものである」という発見、いわゆる「言語論的転回」に端を発しています。

私たちが現在生きている「近代」という時代は、合理的知性を基本とする社会であると言えます。
梅棹忠夫は、「近代社会」を「巨大な工業力、ぼうだいな交通通信網、完備した行政機構、教育制度、高い平均年齢、ひくい死亡率、発達した学問、芸術などと特徴とする」社会であると簡潔に定義しました。
この「近代社会」は、工業化によって自然から人間が大きく自立することによって始りました。
自然・社会の営為の背景に神の意志を想定せず、人間の合理的知性によってあるがままの自然、社会を分析し、客観的に記述し、その法則性を発見し、その知識を活用することによって、より高度な工業技術を生み出し、その工業技術によって、持続的な経済成長とは実現できるのだ、という信念こそが、「近代社会」のエートスだったのです。
したがって、合理的知性を有する自立的な個人と、その反対側に存在する客観的世界の存在は自明のことであり、客観的な実在する世界を人間は如何に認識できるか、という問題が、西欧近代哲学にとっての大きな課題でした。
フランシス・ベーコンを始祖とするイギリス経験論の帰納法、フランスの哲学者であるルネ・デカルトの「方法序説」から始る演繹法、そして、この2つの考え方を統合したと言われるドイツのカント哲学。
これらの思想の主要なテーマは、人間は如何に実在する客観的な世界を認識できるか、ということでした。

しかし、先ず、この「近代」のエートスの一つの柱である、人間の合理的知性への信頼は、資本主義の発展に伴う社会的な不平等の発生によって揺らぎます。
合理的知性を有する個人の見えざる手に委ねることによって最も効率的で平等な経済発展を実現すると想定されていた資本主義経済は、大規模な経済格差の発生に伴う社会不安を前に大きく修正を余儀なくされます。
この自由放任主義の資本主義経済に対する国家レベルでの対応が、ファシズムであり、共産主義であり、社会民主主義であったのです。
さらに、工業化の進展に伴う大衆社会の到来は、近代初期に想定されていた自立した合理的個人が民主主義的な討議によって一定の合意を実現し、その合意に基づいて社会は運営されていく、という古典的な「市民社会」のパラダイムが幻想であることを明らかにしました。個人は、自立的な意志を持たない大衆の中へと逃走を始めていたのです。

しかし、この世の中は実在しているという認識自体は生息し続けていたのです。

構築主義は、この「近代」の認識に関する考え方への挑戦である、と位置付けられると思います。
上野千鶴子さんは、一般にはジェンダー論の論客として知られている方ですが、この本では、自らが拠っている学問上の方法論である構築主義を、この主義を実践している仲間たちと紹介するという作業を展開しています。
この構築主義とは、要約すれば、実在する客観的な現実、歴史、社会といったものは存在せず、全ては言語を通じて記述されて初めて人間のアタマの中に一つの体系的な認識=知識として構築されるものであり、その構築作業自体は常に現在進行形であり続ける、ということだろうと思います。
したがって、唯一の、客観的な世界、歴史、社会といったものはなく、それらを記述しようとする行為自体が、現実、歴史、社会を構築する行為の一部なのである、ということになります。

03. 2010年5月18日 18:17:31: HbPDUassgc
客観的な現実は存在すると思う
ある一人の女の死は現実であり事実である
二人の男が目撃したとしよう
一人の男が自殺と言う、他の男は他殺と言う
女の死は現実であり事実である
事実と真実の違い
あと科学は経験の産物であるは強引かな
構築の間違いは避けようね

04. 2010年5月18日 21:22:35: zWCshxv6jA
>03 様
私も貴殿に同意。人の意識・認識で世の中が変わる物ではない、小生の貧困は客観的事実であり、現実である。科学的検証では小生の状況は「貧困」と断ずるであろう。しかし、「構築主義」では、もしかしたら「富豪」と言うのか。馬鹿馬鹿しい。
構築主義に「近代」なる修飾語がつくと意味が異なってくるのか?こうした軽佻浮薄傲岸な議論から脱却せよと学者諸氏に訴えたい。

05. 乃依 2010年5月18日 22:31:33: YTmYN2QYOSlOI: oVseHdedu9
みなさん

ご意見ありがとうございます。

近代的構築主義と書いたのは、
近代的=構築主義という、同格修飾の意です。

近代と対峙しようとした構築主義という見方はできますが、
同時に戦後世界を支えた代表的発想でもあったのです。

03,04 さん
のおっしゃるように、構築主義自体にも限界はあると思います。

そこで、どうするのかということです。


06. 2010年5月19日 00:10:01: Td0N6QHNrk

民主党の選挙を現場で支える人達や個々の支持者が、大量に流入しており、
その中には、反小泉改革派の怨念や在日韓国・朝鮮系の人達の反日・反米論が潜んでいる。
(突き上げが激しいので、在日韓国・朝鮮系の人達の反日感情に手を焼くテレビで民主党は嫌われている。)
(しかも、小沢幹事長は、そうした在日韓国・朝鮮系の人達の反日感情を手なづけている。)

阿修羅♪には、国際評論家某氏や副島氏など、小沢幹事長を立てる面々の記事がコピペ等で流行っていたため、
民主党支持層による選挙戦向け投稿の足がかりとなり、そういうノリで民主党を声援する動向が生まれた。
国際評論家某氏や副島氏などが非難する民主党の親米派は支持されていない傾向があるので、
おおよそ、国際評論家某氏や副島氏などが説く特定の陰謀論を信じる層であろう。
その点で波及効果が高いため、古くから小泉改革や親米路線に猛反発していた特定の投稿層が強引に利用している。
マスコミ批判や検察批判では現実に奏功したため、異様に盛り上がって、次を狙っている。


07. 乃依 2010年5月19日 01:29:45: YTmYN2QYOSlOI: oVseHdedu9
06さん

多少は感じます。客観性に乏しく、誘導的で我田引水的な
投稿は問題だと思います。


08. 2010年5月20日 14:53:12: HbPDUassgc
柔らかい口調で言えば日本は
バブルまで社会主義であった
今は金融主義だが
資本主義も共産主義も根幹は
経済である
一度表象から脱出
これ以上は君に無礼だな

09. 2010年5月21日 22:15:11: tY9N0vHJtQ
>08.
>バブルまで社会主義であった

なんか、そおゆう発想自体がアメリカっぽく、バカっぽい。

裏返して言えば、原理主義という宗教に、思考を拘束されてることしか意味しないのだから。

今見るべきは、基準はアメリカじゃないだろ、ということに尽きるようだ。


10. 2010年5月21日 23:16:28: HbPDUassgc
馬鹿だから君の言ってる事が解らない
馬鹿に優しく説明してくれると
有り難い
わざと

11. 2010年12月23日 20:53:46: YTgwet0wsM
昔も馬鹿だったが
今も馬鹿だ
さようなら

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