★阿修羅♪ > 文化2 > 702.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
和製漢語を通じて世界を学んだ中国と韓国/黄 文雄
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/702.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 7 月 21 日 21:14:59: jdZgmZ21Prm8E
 

≪和製漢語を通じて世界を学んだ中国と韓国≫
黄 李氏朝鮮時代の末期、朝鮮が恵まれていたのは、西洋近代の学問を吸収していくためには、英語、フランス語、ドイツ語などの西洋言語をわざわざ勉強しなくても、日本語を勉強すればよかったことです。あらゆる国の書物が日本語に翻訳されていきましたから、日本語が分かれば当時の世界の最新の物事を全部知ることができました。
 韓国人にとっては、日本語は文法も似ているし、同じ漢語がたくさんあるので、日本語は世界で一番身につけやすい言語なんですね。しかも日本は、全部和製漢語を創って翻訳していったんです。水素(ハイドロジン)、哲学(フィロソフィー)、民主主義(デモクラシー)、と。これが漢字を使っていた韓国人には大助かりだったんですね。
石平 中国もそうです。当時の中国の近代知識人たちは、誰もが積極的に日本語を学びました。日本語がわかれば世界中の文化、文明を一気に学ぶことが出来たからです。ですから現代の韓国語にも中国語にも、たくさんの日本語=和製漢語が入っています。
黄 ハングル文字は、1443年に李氏朝鮮の第四代王のときに作られましたが、当時の中国文化と漢字を重んじる高級官僚や知識人たちが、ハングルは真字ではないとして排斥したので、近代に至るまでほとんど使われないままだったんですね。それで戦後は逆に漢字を廃止してハングルだけにしてしまった。これ以上の愚行はありません。
呉 ハングル化で、80%以上失われたという語彙の大部分が、日常的にはあまり使われない、しかし、世界を論じたり高度な思考を展開したりするにはなくてはならない概念語、抽象語、専門語などの一群なのですね。その多くが和製漢語です。これで現代韓国人の思考の幅や深さが、いかに阻害されているかがわかると思います。

 黄 文雄(こう・ぶんゆう):1928年、台湾高雄州生まれ。64年留学のため来日。早稲田大学卒業。
 呉 善花(お・そんふぁ):1956年韓国生まれ。大東文化大学卒業。

【出典】「日本人は中韓との絶交の覚悟を持ちなさい」石平・黄文雄・呉善花/徳間書店‘14年    

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)  recommend
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 文化2掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
文化2掲示板  
次へ