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(回答先: 和製漢語を通じて世界を学んだ中国と韓国/黄 文雄 投稿者 仁王像 日時 2014 年 7 月 21 日 21:14:59)
≪日本語を学んで礼節を知る≫
石平 中国には「衣食足りて礼節を知る」という有名な言葉がありますが、今の中国ではそれが社会の精神として生きていません。衣食が足りてよけいに礼節がなくなったとすらいえます。私が礼の心は自分の内面に育つものだと知ったのは、日本に来て日本語の勉強を通してでした。日本語をつかっていると、自然に尊敬や謙譲の姿勢が身についていって、しだいに礼の心が養われていくんです。
呉 深く共感します。日本語では、だいたい、自分を相手より一段低い位置に置く言葉使いをしますので、日本語を覚えたての頃は何か自分がみじめになったような気持ちがして嫌な感じになったものです。でも、使っているうちに、本当にそういう気持ちになっていきます。
黄 中国や韓国の礼というのは形式主義なんです。伝統秩序や道徳を守っているということを形式で表すのが礼ですから、本当に心のなかでどう思っているかは関係ありません。形式ばかりの礼を日本人は儀礼的だといって嫌がるでしょう。でも中国人には儀礼的であることばかりが大事なんです。
ですからいくら道徳教育をやっても、礼の心は身につきません。中国は昔から延々と現在にいたるまで、道徳教育をうあってきました。その結果、中国人は欲望最高、道徳最低の国だと。中国の文化人や知識人自身が嘆くことになっているわけです。
【出典】同前
人から聞いたか、何かで読んだかしたが、日本語も堪能な中国人女性が、中国語で話しているときは、何か直談判でもしているように強い調子でまくし立てているが、日本語でしゃべると人が変わったように淑やかになると言う。使う言語が人の心性に大きく関わることはあると思う。
- Re: 日本語は、7世紀に発達した人造語であり、不思議な混合語である/岡田英弘 仁王像 2014/7/26 19:40:50
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