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高岡英夫氏は武術の達人と見受けられる
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/473.html
投稿者 仁王像 日時 2011 年 2 月 05 日 16:40:33: jdZgmZ21Prm8E
 

 http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/366.html#c1

(上の続き)
 宮本武蔵の自画像はかなり知られていると思う。大小の太刀を軽く握り(指は開いている)、フワッとした立ち姿。芯があるようで全体がリラックスしている。
 高岡氏はこの姿形から一瞬の内に凄まじい斬撃を繰り出す。その最終形のニ葉の写真がある(ほとんど宙に浮いている)。素人目で見ても「見事」と思える。本人も言っているが対戦相手がいれば一瞬のうちに右剣で心臓を貫かれていただろう。
 本人の体感覚では「その瞬間、フッと”意識のスイッチ”が抜けたかに感じるより早く…私の身体はその場から消えすべては終わっていたのです!」ということになる。

 高岡氏の経歴も普通ではない。父は武術家で、小さいころから寝物語に「闘い」ということについて聞かされてきた。子ども同士のケンカもやり、当時の野犬や野良猫との闘いもあった。十代二十代と空手、剣術、合気などさまざまな武術の稽古に励んだ。
 そんな折ひょんなことから、やくざ同士の抗争(出入り)に助っ人として参加した。本人は素手で参加したが、相手は刃物やピストルも持ち出したという。だが、本人はかすり傷一つ負わず、相手にも大けがも負わせず、修羅場をくぐり抜けた。
ここから高岡理論が始まる。

 内田樹氏も神戸の大学の定年退職を間近に控えて、今後は専業の武術家(合気道)として道場を開くという。

 この二氏とも東大というアカデミズムの出身ということがまた面白い。頭もあるから自分の実体験を理論化することもできるしそれをやっているようだ。
 閉口するのは文章が長たらしく読んでいてイライラすること。分厚いところは読み飛ばしてしまう。まだ理論形成の途上にあるのかもしれない。やがて枯淡の域に達するとシンプルで分かりやすい体系が出てくるかもしれない。
 といっても武術の心得のない素人の理解力には限界もある。

 いずれにしても思うのはこのようなアカデミズムの出身者が、武術をものにしそういう立場から物を言い出していることは素晴らしいことと思う。
 何か21世紀日本の新しい曙光として認識したいのだ。

 (付記)
 武術家ではないが、隆慶一郎も東大出身である。彼の書くものを見ると剣客とも思える見事な書きぶりである。彼の曾祖父はやはり武術家で全国を修行して渡り歩いたという。最後は郷里・松代に返り、侠客としてそこを収めた。
 親類縁者からは総すかんを食ったが、幼い隆一郎とはウマがあったのだと。隆一郎も自由人としての曾祖父の血脈を引いているのだろう。  

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コメント
 
01. 仁王像 2011年2月08日 19:54:21: jdZgmZ21Prm8E : zqw7Lv8Ckk
 武蔵の自画像から武術家はいろいろなことを読み取れるようだ。自画像をもう少し補足すると、両腕は自然にダラリと下げている。ニ本の剣を一本だけにすると、いわゆる柳生新陰流の「無形(むぎょう)の位」になるのではないかと思った(TVドラマでは石舟斎に教えを受けた、と)。無防備な構えだが、ここから自在な剣を放つことができるのだという。

 居合などは相手が真剣を抜いて構えていても、刀を鞘に収めたまま間境を越えて対戦していくのだから無謀とも思えない。真剣による居合でもやる方々のご意見でも伺いたいものだ。

 高岡氏によると剣を握った武蔵の手指は開いているということだから、おそらく手のひらで軽く握った状態かと愚考される。ここで思い出すのは長野五輪のスケート500で優勝した清水選手。そのときの写真とコメントを切り抜いてあるが、走っているときの清水選手の手のひらは軽く開いている。握りこぶしではなかった。

・柳生新陰流
 http://page.freett.com/sukechika/ishin/kengi/ishin19.html

・宮本武蔵
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E6%AD%A6%E8%94%B5


02. 2011年2月08日 21:34:50: N412ZjBqfw
> 居合などは相手が真剣を抜いて構えていても、刀を鞘に収めたまま間境を越えて対戦していくのだから無謀とも思えない。真剣による居合でもやる方々のご意見でも伺いたいものだ。

読んで字の如く、自らは飛び込まずに居て合わせるのではないですか。
その半身に構えた止まっている体の一番近い部分を目標誘導させ斬り込ませる。
先手を打たせて切り込ませる部位を誘導していますから、これをかわすのは容易。つまり二手先の動作までの主導権を握っている状態です。
先に空を切った相手の剣はこの時後手になり、自らの間合いに飛び込んで来た相手が斬れます。


03. 2011年2月09日 19:41:51: zqw7Lv8Ckk
 そうですか。この場合の居合は「攻」より「守」が主となりますね。相手が切りこんでこず、うしろに下がってそのまま遁走する確率も高くなりますね。

 私の思いこみでは居合というのは攻守に対応できるとの考えがありました。
 無形の位では手に刀は持っているがダラリと下げている(そのまま間合いを詰めていくという)。居合では刀を手にしていないが、腰位置に差しているいるので、抜刀したとたんに刃は相手の胴体当たりに向かう。つまり無形の位と同等ぐらいの意味があるのかと思いましたが、時代小説の読み過ぎかな。 (仁)


04. 2011年2月09日 22:49:38: N412ZjBqfw
鉾を止めるのが武。武を極めたればこそ戦わずに済ますのを最上としますから。
しかし何道にも奥義がありましょう。それは秘されています。
昔田村高弘という役者が幕末の居合いの達人役を演じました。
数百人の敵に取り囲まれ、あえて壁を背にして、360度の敵を前方180度の敵に絞込み、居合いで構えます。一人斬る度に剣を鞘に。
百人ほど倒しますが、さすがに致命傷を負ってしまいます。
座り込み、時には寝ながらも剣を鞘に。
そんな瀕死の状態でも誰も止めを刺す事が出来ません。
敵の長が言います。
放って置いても死ぬ奴に、これ以上犠牲は出せん。引き上げだ。
痺れました。

05. 仁王像 2011年2月17日 20:08:06: jdZgmZ21Prm8E : zqw7Lv8Ckk
「全身の細胞が甦る ゆる呼吸法 革命」高岡英夫/主婦と生活社‘06年から

<居合は近場の鉄砲>
・刀といういのは、真っ直ぐではなくカーブしている。部分によってR(アール)曲率が変わってくる独特な武器である。だから、いきなり鞘から刀を抜こうとしても、引っかかって抜けない。
 居合道家たちでも、現代では鞘から刀を抜くとき、非常にゆっくり抜く。
 ところが、江戸時代には「居合は近場の鉄砲」という有名なことわざがあった。ピストルの早撃ちと同じくらいか、もっと早く刀を抜いて相手の喉元を斬りつけることができた。
 じつは私の父親が、このような刀の抜き方ができたので、事実として理解できる。その手さばきは、目にもとまらないくらい早い。
 それだけ早く刀を抜くには、刀の持つ独特のかたちや質感、質量の配分などを、「身にしみて」感じていないと、できない。逆に、自分の体の中の60兆の細胞くんたちと意識の交流ができている人なら、生まれてはじめて刀を差したときでも、さっと抜くことができる。それは人間のたいへん奥深い能力といえる。


06. 2011年3月31日 18:56:08: gSHhrIPyfU
抜くのではなく、さやを引くやいなや
刃筋をひらめかすやり方かな。

07. 2013年6月14日 06:53:26 : AiChp2veWo
厚い少年ジャンプを二冊、畳の上に平積みにして、上から、白鞘から抜いた大刀で座ったまま、ばしんっ!と切ったら下のジャンプの底まで切れ、日本刀のすごさを知った、十代の頃の話。昔、親父は、複数で座敷に踏み込んだら、やくざ者が左前にいた人物に突然切りかかり、思わず腕を上げて防戦したその人物の腕がストンっと床に落ちた、日本刀はよく切れるといっていた。

08. 2013年12月15日 15:31:57 : EPFG2iNpVk
高岡英夫が流行っているが
http://anond.hatelabo.jp/20110921130024

09. 2014年1月05日 15:16:49 : LiR04XGoPA
恐るべきトンデモ本 「ヒトは世界最速の動物だった(高岡英夫著)」を批判する part1
http://murakusai.doorblog.jp/archives/25357465.html

10. 2017年7月13日 12:33:54 : jnrM43WGDA : F0tKor5fYzk[1]
危険を伴う武道・武術に高い精神性が求められるのはもちろんですが、
本来何のためのものかと言えば、スワという時に、己自身や他者を助けるため、それに尽きると思います。

NAVERまとめ

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更新日: 2017年07月13日

キメラのつばささん
https://matome.naver.jp/odai/2149988807097438501


11. 仁王像[1828] kG2JpJGc 2017年10月21日 08:59:19 : UeOEO6VuZE : LV1MjV62v_A[1]
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/486.html#c9
 高岡氏は少年のころからいくつかの神秘的体験をしているが、それらはさらりと書かれている。本文で簡単に触れた電柱引きでは、親父から二本ののこぎりを示され、小さ目の方(でも子供には大きい)を選んで、あっと言う間に引いてしまった。それも難儀だなどとの思いは一切なく、全身で悦びを感じながらだった。
 驚いた親父に手を見せろと言われて見せたが、掌が赤くなっているものの豆一つできていなかった。
 次に、もう一つの体験がサッと書かれている。

「”ゆる呼吸法”革命」高岡英夫/主婦と生活社’06年から

 私は、3歳から7歳までのころ、しばしば全身が光り輝いている感覚におそわれる体験をした。その光り方には特徴があって、全身が一体となって光るのではなく、小さなツブツブ状の光がギッシリ寄せ集まって、全身からあふれる光となって輝くのです。そのときの快適感、幸福感といったらたとえようもありません。
 お手伝いか何かをしている最中でしたら、その動きは周りの大人たちでさえ目を疑うほどのものだったようです。


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