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(回答先: 年輪だけではなく、氷床コア・サンゴなどのデータを総合して作成された気温グラフとかなり異なる。 投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 7 月 15 日 23:09:00)
上のグラフは、IPCCの第二次報告書まで使われていた、過去3000年の海水温グラフです。
そしてこの海水温グラフは、突如第3次報告書から削除されて、その代わりにホッケーステックの図が掲載されました。
この海水温グラフが削除された理由は、このグラフを一目見ただけで「現在はもともと自然変動によって温暖化している期間であり、平安時代や縄文時代よりかなり寒い」ということが明らかになってしまうからでしょう。
>どちらのグラフが事実に最も近いのでしょうか。少なくとも年輪だけから推定した気温データより、年輪・氷床コア・サンゴなどのデータを総合して推定された気温データがより事実に近いデータだと思うのは素人の考えでしょうかね?
多くの要素からデータを取って総合すれば、データの信頼性が高くなると思うのは、素人の考えであり、気温が上下する変動幅を実際よりも少なくさせるので、まともな気候学者は採用していません。
それに、ホッケーステックの図の作成者は、基本となったデータを公開していなかったので、後にアメリカ連邦議会上院の命令を受けて、ようやくデータを公開したようなエセ学者です。
そして上の海水温グラフとホッケーステックの図を見比べれば分かるのですが、ホッケーステックの図は、現在の温暖化現象が1800年頃から始まった事と、現在より気温が高かった中世の温暖期を隠蔽することを目的として意図的に作成された図だと思います。
要は、どのように基本データを抽出したかであり、そのデータ抽出方法が公開されていて、厳しい追試を受けてた後に「定説」となっているかです。
もちろんDr.Craig Loehleが行った、年輪から気温データを抽出する方法は「定説」であり、その誤差は他の抽出方法に比べても低い物です。
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