★阿修羅♪ > 雑談専用34 > 632.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
阿修羅の皆さん お元気でしょうか?
考察者Kです。
社会情勢が、少し大変な状況になってきましたので冬眠中ですが、ブログ「Kのつぶやき」の記事を転載させていただきます。
http://ameblo.jp/kdesu/
----転載開始----
タイトル
【NHKニュース 失業者を市の臨時職員採用へ】 この方向は正しいと思う。
記事
【NHKニュース 失業者を市の臨時職員採用へ】
http://www.nhk.or.jp/news/t10013039901000.html
という記事があった。
最近、Kが主張している「準公務員」に近い施策であろう。
セーフティネットクライシスが進む中、「新たなセーフティネット」を再構築すべきであり、この不況下では、政府・自治体が主導して、貧困層救済・雇用創造を工夫して、餓死者が出ない「日本」を作る必要がある。
その一方で
【NHKニュース 全労連“安易な解雇やめよ”】
http://www.nhk.or.jp/news/k10013040981000.html
という記事が気になっている。
まあ、気持ちは分からないでもない。
しかし、この方向は「もう、旧時代の手法」ではないだろうか?
Kは思うのだが、労働者・労組は「企業に依存しすぎ」ではないかと思っている。
そろそろ、労組は企業依存体質を脱却し、企業と対等の地位を確立するために、労組自らが「労働創造」を考えるべき時が来ている。
仮に、企業Aがあったとして、その企業が非正規労働者50人と正規社員50人の雇用を生み出していたとする。
景気が悪くなれば、生産調整・販売縮小は、企業にとっても苦肉の策である可能性が高い。
そうすれば、当然ながら、人件費は縮小され、非正規労働者を中心にリストラになる。
そこで、組合が騒いで、非正規労働者50名の雇用を守ったとしよう。
その場では良いと思えるだろうが
結果的に、企業が倒産すれば「正規社員50人分も道連れになって路頭に迷う」という結果を生む可能性もあるのである。
Kは以前から主張しているが「労働組合も企業内組合では、もう立ち行かない」のである。
企業の垣根を越えた、労働者の相互扶助というイメージの組織になる必要があるのだろうと思う。
人材派遣会社というのがあるが、この手の企業に登録していると、相当量の報酬がピンハネされ、企業の儲けになってしまう訳であるが、本来なら、この労働者の調整業務は「労働組合」のような非営利的組織が行って、適材適所の「職場と人材の出会い」を工夫すべきなのだろうと思っている。
営利企業が人材派遣をして商売になるのだから、労組がやっても成立するだろう。
少なくとも、営利企業が仲介するよりも「登録者」への給与配分は多くできるはずであり、この調整部分には、労働の創造ができるはずである。
労働者は、企業が与えてくれた「労働」を当てにするだけという依存体質からは脱却しないと、いつまでたっても「労働者は奴隷階級」である。
ブラック企業で過労死するまでこき使われるか、生活が成立しないような賃金で働くワーキングプアに甘んずるか、不景気になったら簡単に解雇されるかという「単なる労働力提供のための道具扱い」なのである。
そこを改善するためには、労働者が主体となった、変動制の労働創造を工夫する必要があるのである。
それは、変動する必要労働力を吸収できるだけの「セーフティネットの機能」を「労働者と労組が構築する」という方向性を模索することである。
それが達成できれば、労働者は企業と対等に近い立場に立てる。
それを、達成しようとしなければ、労働者は企業が用意した餌だけを期待しているだけの家畜ということである。
よく、考えて見てほしい。
----転載終了----
Kは、最近、ブログ「Kのつぶやき」は結構、頻繁に更新しています。
http://ameblo.jp/kdesu/
よかったら、見に来てください。
では、では