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(回答先: 冬眠中ですが、多くの人に考えてもらうために「転載」させてくださいね。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 12 月 16 日 23:00:16)
我々=[貧困を憂いて何とかしなくてならないと思っている人々]の現在の力量では、生活に行き詰ってしまった人を救いあげたからといって、その人に豊かな生活を保障することなどはとうてい無理なことです。
しかし、貧しいなりに慎ましく、心豊かに生活してもらうことは可能です。
私の事業グループは、120人ほどのホームレスなど貧困者の生活支援をしていますが、そのうち100人ほどが生活保護や同程度の年金、就労収入の人、後の20人ほどは生活保護も受けられない、あるいは受けないで、食費程度の就労収入で生活している、家賃などは払えない人です。
もう少し分かりやすく言うと、100人に払ってもらった家賃で、120人に部屋を貸しているのです。
もし、普通に収入のある人たちが、彼らと同じように慎ましく暮らすことができれば、その人たちと同じくらいの人数の貧困者を助けることができるはずです。
確かに、悪いのは米日の資本家共であり、無策な政府であることに間違いはないのですが、それに無批判に従属し踊らされてきた国民、労働者の責任も問われなくてはならないと思います。
そうでなければ、「あの怠け者のために、自分たちの税金が使われるのは我慢できない」というような世論を産み、国民の分断を許すことになってしまうからです。