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(回答先: 生協の良い点は取り入れなければなりませんが、そこで満足しても駄目でしょう。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 12 月 17 日 15:58:56)
>生活協同組合から学べることは多いと思っています。
>しかし、従来の生協には限界もあると思っています。
>生協というのは「消費市場」が先にあるのです。
はい。
>Kのイメージとすると「労働市場を先に持ってくる必要性」を考えるときだろうと思>っています。
経済の根本は人間の必要から出発するのです。
人間が欲する物を作る事から始めなくてはなりません。
従いまして消費者主導型の経済システムこそが合理的な経済システムなのであって労働者主導型では要らない物を無理やり買わされるか不良在庫の経済になってしまいます。
>あえて表現するのなら「労働協同組合」となるのでしょうが、順序からいうと、「労>働者は、先に労働の場があって、その対価報酬を得てこそ、消費が出来る。」という>「価値観の変更」が必要だということです。
その順番では経済はうまく回りません。
売れるかどうか分からない物を作るという事を制御しなければならないのです。
>従来の生協は「市場原理社会の肯定上にある消費という需要を見込んだ事業」となっ>ているのでしょう。
はい。
>Kが考えているのは「労働」が、消費の先に来る社会です。
需要に応じた労働をすべきです。
>まあ、資本家層と労働者層が「本当の意味で対等」を実現するためには、「企業が用>意した労働(=現社会的有給労働)」に依存しなくても「失業者という位置づけであ>っても、自分に出来る範囲の社会貢献(=労働者としての労働)と引き替えに、生活>が出来る。」という社会です。
市場経済外労働のイメージですね。
>現社会的有給労働と、労働者としての労働の違いを「明確に区別する」のが大変でし>ょうが、社会には「賃金の発生しない労働」というのは無数にあります。
はい。
>そのうちで「自分のためではない行為」は基本的に「労働」と見なし、それに対し>>て、労働層は「対価賃金を考える」ということです。
誰が払うのですか?政府ですか?でしたら公務員です。
>現行の実例とすると「労組の専従役員の給与は組合員の負担金」として「企業ではな>い場所から支払われている」のですが、これと同じように考えて、社会に暮らす、全>ての「企業から対価労働を支払われない、社会的貢献費」を「社会全体から捻出・負>担する」ということですが、現行では公務員労働者に支払われる税金からの給与に近>いのでしょうが、公務員も「国が必要と定めた公的な労働」として「早い話が、支配>家層が勝手に定めた有給労働」ということです。
はい。
>この「有給労働(賃金が支払われる労働)の範囲」を「労働者層が設定して、賃金を>支払うことで、失業者を救済する。」という視点が「労働創造」に当たります。
労働者から新たにお金を集めるワケですね。
私は税金は目的税にすべきだと思います。
官僚や政治家の匙加減は極力排除すべきだと思っております。
バランスが悪くなった時だけ政治家が意見を出して調整すべきだと考えます。
>ちょっと、理解しにくいかなという気もしますが、端的に言うと「生協は通過点でし>かなく、さらに上を目指すべき」という意味ですね。
生協は経済システムの基礎になるべきだと考えております。
その基礎の上で様々な取り組みをすればいいのです。