★阿修羅♪ > 雑談専用33 > 218.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 誰も好き好んでブラック企業で働かない 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 9 月 15 日 22:40:37)
>ワヤクチャさん どうもです。
非常に不思議なのですが、今回のワヤクチャさんの主張は「ほとんど正解の域に達しているようです。」
それなのに、かたくなに「ブラック企業を擁護しようとする」
>【やめても他の人が勤めたら又その人が苦労するだけだからです。】
その通りです。だからこそ、ブラック企業は「辞めて、不幸の元は撲滅する」と考えなければならないのでしょう。
>【ブラック企業の労働条件を改善する事。この事をまずやるべきです。】
例えば、交渉して、労働条件を改善してくれる企業なら、ブラック企業と呼ぶ必要はないのです。ブラック企業とは「人件費に依存した。従業員を人間として扱わない。利益だけを追求する企業」であり「それを悔い改めない企業」なのですよ。
従業員の要求に「耳を傾け、人権に配意しようという姿勢があるなら」その時点でブラック企業とは言えないでしょう。
「聞くフリして聞き流す。改善する気など端から無い」それどころか「公的機関の調査のためにサービス残業の証拠を隠滅し、事実の改竄を平気でやるのがブラック企業」でしょう。
ワヤクチャさんの意見は、癌を切除するなという種類の意見です。
確かに手術には一定のリスクは発生します。しかし、切らなければ根本的に解決することはないのです。
あるいは、詐欺が発覚した「心霊治療のペテン師」を罰するなという種類のものです。
確かに「心霊治療によって、助けられた気分になる人はいる」でしょう。しかし、ペテンはペテンでしかなく、多くの人が被害を受けるのです。
「臭い臭いは元から断たなければれば駄目」とも言うでしょう。
その意味で今回ワヤクチャが「資本主義という制度」に目を向けたことは意味があります。
端的に言って「ブラック企業というのは資本主義が産み落とした歪み」です。
その意味で、資本主義を変えなければ、ブラック企業は潰しても、また、生まれるというのは一定の妥当性を持っています。
しかし、残念ながら、現状では人類が手に入れた制度の中では「資本主義」という制度が「最もまともな制度と思われている」のです。Kは必ずしもその意見に賛成ではありませんが、それは現実と認識するしかないことです。
現実問題として「利益のみを追求する企業は長持ちはしません。」
早晩、人材が確保できずに倒産するのが目に見えているからです。
現在はまだ、自分の勤める企業の就労実態を事前に調べようようとする人が少ないので、大企業なら多少は長持ちしそうですが、インターネットの普及によって、他の企業と比較調査した上で入社する人が増加してくれば「ブラック企業は淘汰されはじめるでしょう。」
資本主義のあとには情報主義社会が訪れるでしょう。
しかし、分からないのは、ここにおよんでもブラック企業を擁護するワヤクチャさんです。
これ、説得の使命を受けて会議の望んでいる官僚の態度です。
結論が先にあり、何を聞いても、どんなに論理的に説明されても、結論だけは死守しようとする。
多分、自分の中では、議論的に負けたのは気付いているのに、それでも必死に「何かを守ろうとしている」という姿勢に感じます。
もしかして、背後に「指示をする人(=心酔する先生など)」がいて、その人が「ブラック企業は潰すべきではない」とか言っているので、それを信じるワヤクチャさんとしては「意見が変えられない」のではないかという気がします。