★阿修羅♪ > 雑談専用33 > 227.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 考えは理解できないことはありませんが、それでは先に進めません。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 9 月 17 日 20:05:38)
一応、補足の意味で書いておきますが、ブラック企業に依存しない雇用創造は可能です。
無論、口で言うほど簡単ではありません。
しかし、企業というのは「従業員がいなければ存続できない」のです。
利用者だけでは、経営は成り立たないのです。
どんな企業でも「ある日、従業員がみんな辞めたら、店を閉めるしかないのです。」
仮に最低賃金で従業員が酷使する企業があったとします。その企業の従業員が全員で「賃金時給1000円以下では働かない」と意識の統一が出来れば、その企業は「時給を1000円にするか、その地域から撤退するか、もしくは外国人労働者でも入れて存続をするか」しかありません。
しかし、外国人従業員だけでは企業は機能するのは難しいでしょう。
理論的には、労働者がツッパリ通せれば、企業が折れるしかないのです。
それを、雇用の心配が先に来たら、足下を見られるだけ、要求は通らず、団結は瓦解するしかありません。
最初から書いていますが「気構えの問題」なのですが、最初から「負け犬の弱腰では、何の要求も通りません。」
しかし、気構え次第では「そのような共通認識が育っていく」のです。
名ばかり管理職というのは「新しい言葉」と言えるでしょう。
一人の管理職の勇気が波紋となって、広がりはじめ、今や、一つの常識を打ち破ろうとしているのですよ。
安全策を求めた上の闘争などナンセンスです。
しかも、この闘争は「君が代不起立とは違って、波紋が広がるという闘争」なのです。
ブラック企業に苦しめられている人は、「実害として限りないレベルで存在する」のです。
それは「君が代は天皇制度の称賛歌で、戦争への道だ」などという「個人の主観」ではなく、労働者が実際に受けている不利益なのです。
恐らくですが、人員配置が10名の職場で、3人の人が「この企業はブラック企業なので、俺は辞める。」と決断をすれば、その企業は事実上、崩壊するでしょう。
残された7人は苦労するかもしれません。休暇は取り上げられ、長時間過密労働の末に倒れるかもしれません。
それが、決断が出来なく、ブラック企業に依存しようとした労働者の姿です。