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(回答先: 優しいだけでは共倒れになるでしょう。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 9 月 11 日 22:40:51)
Kさん、今日は。ああ言えばこう言うというか、売り言葉に買い言葉というか、普段のKさんのとは思えない論旨になってきたような気がしますが、まあ、雑談板ですから、余り構えないで会話しますか。
「怠けもの」を救うというのは、人道的な立場の方も勿論いると思いますが、私は社会全体の秩序という観点から考えています。
例えばKさんの上げた例ですが、女子供や年寄りを置き去りにして、働き盛りの男だけ5人がヘリで近くの無人島に写されたとします。その島には5人が生活するには資源が十分にはありませんでした。
5人の移住者はどう考えるでしょうか。普通なら、もっと生活を切りつめてみんなで生き延びていこうと考えるでしょう。しかし、弱い者を置き去りにして自分だけ逃げてきた人たちに、そういう発想ができるでしょうか。5人の中で、一番稼ぎの悪い奴に「怠けもの」というレッテルを貼って、よその島に追い出そうとするのではないでしょうか。
100人のうち、100番目の人を「怠けもの」として切り捨ててしまったら、今度は99番目の人が一番の「怠けもの」になってしまうのです。やがて自分が「怠けもの」と言われた時に、こんなはずではなかったと嘆いても遅いのです。
今、全国の「怠けもの」が、一大奮起をして働きだしたらどうしますか。高齢者やニートが職を失って新たな「怠けもの」が生まれるだけでしょう。個別にはいろいろな要因があるにしろ、社会全体からみれば、一定数の「怠けもの」が発生するのは社会の仕組みの問題なのです。