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(回答先: 「大阪破産」は決定的、方向性を誤った橋下知事。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 4 月 19 日 20:37:09)
わたしも、緊縮財政には反対で、財政破綻回避のためには
むしろ積極財政策を取るべきであると考える者です。
しかし、国と地方では、異なる政策が必要なのかなと思っています。
国は国債を発行して、積極財政しても、うまく日銀に国債を引き受けさせれば、
破綻しませんが、今のところ、地方債は、日銀は引き受けてくれないようです。
「日銀が地方債を引き受ける」+「地方自治体が支払った利息を日銀が地方に還流させる」ことを、
同意すれば、理論的には、無制限の財政支出が可能になりますが、
ハイパーインフレでしょうねぇ(笑)
「国債バンバン発行」+「日銀引き受け」は、今現在、行なわれていることですけど、
今のところは、日銀がうまく(?)コントロールしています。
これを、地方債レベルまで広げてしまったら、かなりマクロ経済統制が
難しくなってしまうでしょう。
橋下知事は、現行制度の限界を踏まえた上で、出来る限りの努力をしていると思います。
根本的には、国と地方の関係をトータルで大改革しないと、
公共料金、住民税の大幅アップ、福祉切り捨て、穴ボコの道路だらけという
悲惨な風景が広がる世の中になりそうです。