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(回答先: 2009年の予測を試みる-2 投稿者 Ddog 日時 2008 年 12 月 31 日 01:30:10)
左翼、右翼とイデオロギーで区分けする事は経済学を学ぶ者にとって全く無意味だと思いますが・・・・。
経済学の目的はいったい何なのでしょうか。 国民の生活を豊かにする事が目的だと思いますが・・・・・。
まさかブルジョワジーの方々の企業だけが儲かり、国民や国家が借金だらけで気がついてみたらその借金の相手が一部の国際独占企業グループだった等と言うことにならない事を祈るばかりです。
かってケインズは経済的に不幸な境遇にいる数多くの人々を救い出すことが経済学の目的であると言い「乗数理論」を考え出し、マルクスは資本主義の目的と動機に人々が不幸になる原因が含まれているとしました。
シュムペーターに至っては「資本主義は成功する。しかし成功が為に自壊する」と唱え不況は新たな成長やイノベーションを作り出すとさえ唱えています。
結局のところ経済学にイデオロギーを持ち込んでどうこう議論するのは私には「ナンセンス」のように感じられますが・・・・
それは物理学と同じように有効な処方箋を示す事ができ、効果を発揮できることのできる「道具」である事が最も重要だと思いますが。
左翼、右翼と唱える事自体がイデオロギー的なドライブがかかっているように感じます・・・・
もっとも実験の相手が生きている人間社会であり、モルモットにされる国民はたまったものではありませんが・・・・・
巨大な国際企業が市場を独占しやがて国家を背後からコントロールするようになり、結果的に人民から税金と言う名目での搾取を働く事となる「危険性を指摘した」だけでも「資本論」等の価値はあると思いますが・・・・
結局、単なる道具に過ぎないと言うです。