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(回答先: 『格差はつくられた』(ポール・クルーグマン)……「操縦される大衆」はニッポンばかりじゃないのだ 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 9 月 27 日 18:34:35)
ワヤクチャ殿へ、『格差はつくられた』ポール・クルーグマンは図書館で順番待ちをしているので、まだ書店で立ち読み程度しか読んでいません。ポール・クルーグマンの言っていることは正論かもしれません。しかし、私の考えとは少し違います。
米国経済は金融と不動産関係で食べている経済構造になってしまいました。製造業の工場が無ければ庶民の働く職場が無いのは当然で、庶民の労働を提供する先はマクドナルドとかウォールマートのような職場に限られてしまいます。米国がなぜ製造業をあきらめたか?日本の経済発展によるところが大きい。
米国の優秀な理科系エンジニアは防衛産業に集まってしまい、航空機など防衛産業以外の製造業は日本の技術的追い上げにギブアップしてしまった。日本も韓国や中国の追い上げに曝されている。製造業の宿命として常に後進国の追い上げに曝され、常に技術革新をしなくてはならなかった。米国はそこで断固として日本の追い上げを振り切るほどの技術開発を行わず、日本に製造業を譲った。
米国に格差をもたらした真犯人は我々日本人であることを自覚しなくてはなりません。
もう一つ、戦後日本になぜ、東京裁判史観が根付いたか?戦後まもなくGHQが行ったプロパガンダで、事前に新聞ラジオで、「貴方は騙されていた、今日の日本の不幸は軍閥に騙されていたからだ」と事前に前振りしておいて、東京裁判で次々に内部事情を白日の下に曝すことをした。内部事情というものはたいしたことで無くとも白日の下に曝すと、大変な陰謀を企てているように見えるものである。
ポール・クルーグマンが貴方方騙されてます・・・といって本を書く行為も一種の洗脳もしくはプロパガンダの一種として本に接するべきと思います。
農村エスタブリッシュメントとは庄屋さん的な人達のことですか?ちょっと農村の人達が無知で馬鹿で洗脳され自民党政治を支えていたと言いたいのでしょうか?違うと思いマス 農村の人達が自分の頭で考えて支えてきたと思います。自民党は富の再配分を行い農村と都市の格差是正に努めてきたので、洗脳されなくとも自民党に投票しました。
日本の場合も、小泉が自分の次男に基盤を相続させ引退した。奴は改革者でもなんでもない金日成や金正日と同じくバカヤロウであったことがこれで証明された。都市部でようやく小泉の呪縛が解け始め少しは良くなると思います。(小泉政権時代〜今も私は断固小泉路線には反対の立場だ。)
話は米国に戻しますが、米国が次に行おうとしていることは、米ドル安にして国内産業を復興しようとするのではないかと思うようになりました。 その為にはこういった金融帝国の経済構造を再度改める為の書籍かと思います。
ただ、この本『格差はつくられた』は、著者ポール・クルーグマンは民主党支持者ですので、選挙戦前にばら撒き民主党オバマの援護を目論んでいる一種のプロパガンダであると思います。この本はその程度の価値しかない本だと思います。