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(回答先: 金融情報 (更に売り込まれた米国債) 【Nevada】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 4 月 28 日 19:43:11)
「赤旗」を読もうとも、創価学会に入信しようとも、Nevadaを信ようとも自由です。
宗教は自由です。私は貴方が【Nevada】を信じる心は尊重します。情報は受け手の価値観でゴミにもなり宝にもなります。ただ、わたしにとっては無価値な記事だと思います。たぶんまた、「この記事はここが間違っていますよ」と親切に教えたら「また恨まれるのだろうな」。
<Nevada記事>
金融情報(更に売り込まれた米国債) 分類なし
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金曜日のNY市場は、金曜日のお化粧買いもあり、若干ですが上昇して引けていますが、
金融市場関係者が注目していました【米国債市場】は更に売り込まれ、以下のような
価格になっています。
30年国債 96.4375(額面100として)
10年国債 97.0000(額面100として)
30年国債はいまや96%(額面100%として)割れも時間の問題という状態に
なっており、このままいけば95%割れも避けられない状態になります。
そうなりますと、既報の【ジャンク債】は更に利回りが上昇せざるを得ず(すなわち価格下落)、デフォルト率が更に上昇することになります。
いまや米国をはじめ日本の国債市場は<負の連鎖>に陥りはじめており、株式から
始まりました金融大崩壊が債券市場に移り始めていると言え、これはとてつもない大崩壊を引き起こしますが、株式市場関係者はいまだ楽観しています。
(債券市場関係者の一部は、『くるべきものが来た』と恐れおののいています
<記事ここまで>
債券が売り込まれるということは、単に金利が上昇するということです。
FRBがFOMCでFFレートをこれ以上下げないかもしれないとの観測が流れれば、金利の底打ちとなり、金利は上昇に転じます。金利が上昇すれば、債券単価は下落します。それだけのことです。債券単価が暴落するということは、金利が上昇するので、ドルは上昇します。
債券価格が下落する要因の一つとして、債券の格付けが格下げにされた場合があげられます。債券の格付けが低ければ低いほど金利は上がりますので、債券単価が下落します。債券格付けを決めるのは、格付け会社です。債券は昔は担保をとって発行しましたが、格付け会社が信用力を調査し、償還することが心配ないもの、不安があるものと、調査した上で格付けします。格付け会社として、S&P社 ムーディーズ社 R&I社などが有名ですが、いったい何時から、「コレクターズジャパン社」が米国債を格付けするようになったのでしょう?確かに格付け会社は勝手格付けですので、どうつけようと勝手です。
それではDdogリサーチ社はコレクターズジャパン社を格付け「B」確実性に問題あり、とします。(冗談です)
【S&P社米国債券格付け】
http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/jp/jp/page.topic/ratings_s/2,1,9,0,0,0,0,0,0,0,0,0,9,0,0,0.html?az=0
S&Pの米国債格付けは「AAA」です。米国債が格下げになった類の記事は私には検索することができませんでした。(多分ないのでしょう)
ちなみに、一般的に米国債がいくらになったとニュースを流す場合、債券単価ではなく利回りで報道します。債券のクーポンによって、債券単価は異なる為債券単価を伝える場合はクーポン何%の何年債の単価は**ポイントだと表現します。
4月25日のブルンバーグでは10年国債利回り3.870%・5年国債利回り3.176%でしたQUICKで今朝確認した10年国債利率3.500%償還2018年 2/15 Bid96.31/Ask97.01利回り3.872% 30年国債利率4.358%償還2038年 2/15 Bid96.15/Ask97.17利回り4.592%でした。
単価だけ載せて「暴落した?」「記事の説明もハァ?何じゃこりゃ?」ちなみに、10年債で単価が97.00で利回り3.87%であれば、100で返ってくるのだから3%を10年で割って、年0.3%分クーポンに載せてやれば利回りがでる。電卓をたたかなくとも、大雑把に3.5%のクーポンの債券であれば、0.3%載せて利回りは凡そ3.8%だなと理解します。
正確には、最終利回り={利率+(償還価格ー購入価格)÷残存期間(年)}÷購入価格×100%です。
債券が暴落の記事は、金利が下げ止まってドルが上昇することになります。そうすると今までの「ドルが紙切れになる話」と矛盾してしまいます。彼らの頭のなかでは多分矛盾しないのだろう・・。私には理解できん。
この記事は金融に多少知識がある人間だったら「ハァ?」「へッ?」と思うだけです。