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・[994]「世界大恐慌」は仕掛けられている 投稿者:谷口 誠投稿日:2008/09/29(Mon) 07:08:20
http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=sample1&mode=find&word=994&cond=AND&view=10
(上サイトからピックアップ)
米国議会から来た情報は、75兆円の「国民の税金」を注ぎ込む、ただ、それだけだ。 それでいいのか?
全ては シナリオ通りに 進行しているから。
「2008年 馬鹿人類の 新 世界大恐慌」という作品のリメイクは1929年の「脚本」どおりに進行している。
「恐慌前夜」とか言っている奴らは、「勝手にしやがれ」だ。コンドらチェフの波のわけないでしょう?
「恐慌」というのは「好景気」の反復運動なんですよ。英国の500年の歴史を勉強すればわかることです。
1929年のものは、人類初だったから GREAT が かんむりGREAT DEPRESION 大恐慌 な わけです。
どう考えても、これは、 仕組まれている!!!
オバマの、マケインの、週末のFRBでの全員の顔をじっくりと眺めてみる。いやに 落ち着いて いないだろうか?
世界大恐慌の第二幕がおわりました。休憩時間です。第三幕は、脚本どおりでいくと、第二幕の10倍の銀行が
潰れることになっている。
結論からいえば、日本の地銀と4大銀行のうちの3つも含んだ、世界中の銀行が倒産ではないか? 農協ももちろん。
証券会社はもはや 存在しない。この静けさはなんなんだろう。
G・エドワード・グリフィン『マネーを生み出す怪物−連邦準備制度という壮大な詐欺システム』(草思社:2005年、原著1998年)の主張は、
@金あるいは銀の裏づけのある(そして完全に100パーセント準備された)紙幣しか発行してはならない。(存在する金や銀以上の通貨を発行してはいけない。)
A最善の判断のもとに行動しようとする無数の人々(庶民・大衆)の集団的な決断と相互作用が経済繁栄をもたらす。(少数の専門家による判断だけによる経済は反映はせず、衰退し滅ぶことになる。)
の2点である。
@があればAの繁栄が可能となり、そのような社会は長く存続できる。@がなければAの繁栄は不可能であり、そのような社会は崩壊してしまう、と言っている本である。
つまり、不換紙幣を発行して@を否定するFRS(連邦準備制度)があるかぎり、その国家・社会は不安定でそのうち崩壊するのだ、と言っている。
(引用はじめ:グリフィン『マネーを生み出す怪物』2005年)
一般には、FRSは経済安定のために創設された、ということになっている。……教科書には次のように書いてある。「FRSは1907年の恐慌と恐るべき銀行大量倒産から生まれた。」(中略)FRSが創設されて以来、1921年、1929年の株価暴落、そして1929年から39年の大恐慌、1953年、57年、69年、75年、81年の景気後退、87年の「ブラック・マンデー」を経験し、1000パーセントのインフレでドルの購買力の90パーセントが破壊された。(p.40)
(引用おわり)
つまり歴史的な事実として、FRSができてから経済はいつも不安定だったのだ。この単純な事実を一部の人々以外は問題にしない。マスメディアに誤魔化されているのである。
今回もリーマン・ブラザーズを破綻をさせてマスメディアに恐怖感を煽らせて、「だから救済や協調介入が必要でしょう、国民の皆さん」と来る。救済、協調介入などによる財政赤字増とインフレで、実質増税である。75兆円の公的資金とか言っている。ここで通貨を発行する信用創造が行なわれるのだろう。グリフィンの言うとおりだ。
FRSの通貨発行(人為的小細工)が存続する限り、格差拡大、世界恐慌、そして社会崩壊に至っても何の不思議もない。FRSが通貨(不換紙幣)を発行するから、すなわち信用創造するから、経済がうまくいかないのだ。
生産性がアップして、かつ生産量がアップすれば、通貨を増やす(発行する)必要があるのではなく、価格が低下するのである。通貨を増やす必要は全くない。だから、生産性・生産量がアップして、小さな通貨が必要になった場合には、日本で言えば銭とか厘とかという小さな通貨を、既存通貨と等価交換の上発行すればいいのである。
中央銀行は、存在する金や銀の量以上に、通貨(紙幣)が発行されないよう(つまり通貨の購買力が低下・破壊されないよう)に監視し、違反者を厳しく取り締まること。これが中央銀行の仕事の基本である。
〔臭うぞう〜〕
谷口氏は恐慌は仕組まれていると言う。彼の先生である副島教授は、一度もこのような見解は取っていない。恐慌は、市場経済に内在する法則によって周期的に起きるものとし、「コンドラチェフ波」を錦の御旗に押し立てているのが基本主張だ。それに”おかず”として、金融家たちの貪欲な欲望がそれに輪をかけているというような情緒的な味付けをしているに過ぎない。
その一例が2008/09/15のブログだ。
副島「お金の亡者(もうじゃ)になって、外資系の金融法人に、自分の夢を託して、…
モルガンスタンレーも、メリルリンチも来年には破綻・吸収合併だ。シティバンク(シティグループ)も、国際決済機能だけはどうしても残さなければならないから、そういう部分だけを取り除いて、再来年には破綻する。滔々立つ(とうとう)たる人間の歴史と言うのは、そういうものなのです」。
巨大な金融機関が崩壊していくさまに快哉しているが、そのような底の浅いことで良いのであろうか。
一方、2008/09/20のブログで、
副島「日本国民の金融資産を吹き飛ばすことに加担してきた、責任のある者たちには、きちんと責任をとってもらおう。日本側の長年の受け皿になってきた金融官僚たちや、政財界の中のアメリカの手先たちを、私は、容赦しない。「仕方が無いよ。世界恐慌だもの。誰のせいでもない」などとは、絶対に言わせない」、とあるが上とどうつながるのであろうか。
「絶対に言わせない」という意味は、世界恐慌の主因がアメリカの手先にあるという意味なのか。主因は那(な)辺にあるのか、裾野の薮をつつくだけで、煙幕を張るような結果になるのはそれこそ「許されない」。
副島『恐慌前夜』という近著もあるが(私は未読)、谷口「「恐慌前夜」とか言っている奴らは、「勝手にしやがれ」だ。コンドらチェフの波のわけないでしょう?」というのは教授の主張の根幹に対する疑念であり否定である。これが「叛乱」でなくてなんであろう。
2008/09/26のブログで教授は次のように告白している。 谷口氏はこれを先取りしたのかもしれない。
「副島隆彦です。私は、現在の金融・経済の状況の激動(どうやら、金融恐慌にさっさと突入しそうである。まだ見極めがつかない)と、さらには日々刻々と変動する情勢に、私の現状解析能力(解明作業)の方が追いつかなくて、私の脳が困ってしまっている。それでも、そのうち冷酷に現下(げんか)の事態を大きく解明しますので、お待ちください」。
・リーマン破綻ショックのあとにくるもの――米国の軍産複合体は何を狙っているか?/森田実 2008.9.23(その4)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C04638.HTML
・◎ ヘンリー・メイコウ曰く。現在進行中の米国の金融恐慌は、第三次世界大戦の導火線となるべくイルミナティによって、意図的に演出されつつある大陰謀であると。/太田竜 平成20年09月21日00時20分
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi#
・中身の薄い本との印象−副島『中国 赤い資本主義は平和な帝国を目指す』
http://www.asyura2.com/07/dispute27/msg/390.html
稿者 仁王像 日時 2008 年 1 月 28 日 20:16:59: jdZgmZ21Prm8E