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(回答先: 山本五十六のために日本は敗戦に追い込まれた? 投稿者 堀奈 日時 2008 年 7 月 11 日 12:20:34)
大東亜戦争史ならこちらのサイトがお薦めです。
東亜連盟戦史研究所
http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/index.htm
上記のサイトの一項から。
【国民のための大東亜戦争正統抄史1928-56戦争の天才と謀略の天才の戦い1〜9南京陥落】
http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/from1to9ww2.htm
「日中戦争の中途、武藤章氏が軍務局長となるや、左翼の転向者(これを私は転向右翼と名付けた)が、彼の周囲にブレーンとして参加した。陸軍省の部局に転向共産主義者が招集将校として起用されたのはこの頃である。統制派政治軍人の理念はこれがためにさらに飛躍した。すなわち大東亜共栄圏の理念である。この理念はコミンテルンの被圧迫民族解放の理念と表裏一体のものである。転向右翼との握手により、統制派の国防国家建設の理念から大東亜共栄圏建設の理念へと発展したことは、やがて三国同盟の締結となり、大政翼賛会の創設となり更に翼政会の出現となり、我日本を完全なる全体主義国家に変貌せしめた。しかも太平洋戦争の勃発は、憲法を無視する推薦選挙の暴挙を生み、国民から言論結社の自由を奪い、ここに世界史に稀にみる軍部独裁の政治体制を確立したのである。この政治体制は全く陸軍が転向右翼の戦術に乗じられたものでなくて何であろう。統制派の政治軍人が軍人の本分を忘れ、濫りに政治に関与し、国民に号令しつつあるとき、私のいわゆる転向右翼はすでに統制派の内部に巣喰い、彼ら転向右翼が目指す祖国敗戦の方途を画策しつつあった。政治にも思想にもまた経済にもほとんど無知な軍人が、サーベルの威力により、その付け焼刃的理念を政治行動に移して強行し、自己陶酔に耽りつつあったとき、巧妙にして精緻なるこの種の策謀に乗ぜられたのは当然の帰結である。(中略)
私の見るところでは、この転向右翼が軍人に及ぼす害毒は観念右翼よりさらにひどかった。なんとなれば前者は頭脳が緻密であり、その理念は巧妙で、国家革新を叫ぶもその具体的方案に無知なる軍人に対しては異常なる影響と感激を与えるからである。
転向右翼は日本革命の手段として戦争を是認し、これをアジアの弱小民族解放の線に沿わしめ、日本と英米との衝突を激発せしめる戦術を考えていた。この戦術をとっていたことは、鍋山貞親氏の言明も裏付けている。」
統制派-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B1%E5%88%B6%E6%B4%BE
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