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(回答先: 「なぜ」尽きぬ悔しさ 長崎市長射殺起訴 妻・十四子さんが手記 (全文掲載) 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 5 月 10 日 16:39:14)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000008-nnp-l42
「ヤクザの論理」暴発 城尾被告 動機に疑問の声も
5月10日10時7分配信 西日本新聞
長崎市長射殺事件で、長崎地検は9日、城尾哲弥容疑者(59)を殺人や公選法違反などの罪で起訴した。平和都市ナガサキで、選挙運動中の市長が銃弾に倒れる‐。社会を震撼(しんかん)させた事件は、経済的に追い詰められた暴力団幹部が、行政トップに逆恨みを募らせて「暴発」していった構図が浮き彫りとなりつつある。
◇ ◇
「現場まで歩いて行き、1人でやった」。逮捕直後の調べに、城尾被告は“単独犯”を装った。しかし、暴力団幹部が中心街で拳銃を持ち歩く不自然さや、専属の運転手がいたことなどから、捜査本部は「共犯説」を捨てていなかった。
その後、銃撃現場まで車で送ったとして家屋解体会社社長小川弘美容疑者(60)と、伊藤一長前市長の動向を監視していたとして無職山下正樹容疑者(29)がそれぞれ殺人ほう助容疑で逮捕された。
関係者によると、小川容疑者は約10年前に城尾被告と知り合った。暴力団幹部との交友をうかがわせながら公共工事の受注などを有利に運ぶ一方、城尾被告も小川容疑者の会社を資金源にしていたとみられる。
しかし、会社は城尾被告から約8000万円の融通を受けた後に事実上倒産。小川容疑者は城尾被告の「債務奴隷」(関係者)になっていったという。
また、山下容疑者は約4年前、月額約20万円の給料で城尾被告の専属運転手として雇われ、被告を「社長」と慕っていたという。
◇ ◇
城尾被告は、面識のなかった伊藤氏を狙った動機について、市道の工事現場で起きた車の自損事故の補償要求を市に拒絶されたことや、小川容疑者の会社が市の融資制度を受けられなかったことを挙げている。
接見した弁護士には「自宅周辺の土地境界問題などに対する市の対応に不満があった」とも話したという。
城尾被告は2003年2月から06年10月にかけ、これらの問題をめぐって市役所を少なくとも40回訪ねているが、要求が受け入れられることはなかった。調べに対し「前市長が当選すれば、自分を相手にしない対応が続くと思った」と選挙期間中を狙った動機を供述しているという。
城尾被告は、伊藤氏が市長選に立候補を表明した2月ごろから、小川、山下両容疑者に「市長の動きを探れ」と指示。事件の約3週間前には長崎県知事の後援会事務所に脅迫めいた電話をかけるなど、思い詰めたような言動が目立つようになったという。
「上納金にも困っていたようだ。追い詰められ、ヤクザのメンツをつぶされたと思い込み、『トップの首を取る』と逆上したのではないか」。ある捜査幹部は城尾被告が暴力団特有の論理で犯行に及んだとみる。ただ、捜査当局には「それだけの理由で殺意を抱くだろうか。動機に関して消化不良な感じも残る」との声もある。
9日に記者会見した長崎地検の仁田裕也次席検事は「殺害動機は市政への不満が軸だが、具体的な被告の心情などは公判で明らかにする」としている。
◇ ◇
「『当選を阻む意図もあった』との城尾被告の供述に加え、選挙運動時間中に、選挙事務所前で犯行に及んだ点を考慮した」。会見で仁田次席検事は、起訴罪名に公選法違反罪も加えた理由を説明した。
今後、捜査の焦点は、容疑を一部否認している小川、山下両容疑者が、事前に殺害計画を知っていたかどうかの詰めや、背後関係、拳銃の入手経路の解明などに移る。
仁田次席検事は「全庁体制で今後も徹底捜査を続ける」としている。
=2007/05/10付 西日本新聞朝刊=
最終更新:5月10日10時7分
[新世紀人コメント]
外国に逃亡できなかったのは誤算だったか?
しかし、依頼者も被告に告白されると困るから被告を生かしておくのでは? 被告はその事をよく承知しているのでは…?
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