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(回答先: 温室効果ガスによる地球温暖化理論のウソ(その29)=京都議定書は直ちに破棄すべきだ! 投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 3 月 22 日 06:29:13)
http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6898392.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月22日です。本日は、2005/12/20に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.165を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.165 2005/12/20 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20051220231031000.html?start=580
◎温室効果説に対する疑問(その29)
サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第29回目です。
NHKは、本当は未だ仮説にすぎない地球温暖化説を信じ込ませるために、洗脳&恐怖扇動報道番組を数多く放送しています。その数がどのくらいになるのかは、残念ながら、私にはとても把握しきれません。
というのは、いつ、どの番組で放送されるか、わからない場合が多いからです。
しかも、テレビは新聞などと違って、録画でもしていないかぎり、証拠が残らない。
だからこそ、無責任な偏向報道がやりたい放題できてしまうというわけです。
というわけで、私が把握できているのは、新聞のテレビ欄に予告が載ったものだけです。
そういったものの中から、今回と次回は、11月1日の「ニュース10」で放送された“海面上昇”の恐怖扇動報道を取り上げてみたいと思います。
●海面上昇…だけのせいにする
この日のテーマは、温暖化による海面上昇による深刻な影響でした。
番組は、二つの部分からなっていて、前半は海面上昇による砂浜侵食(後退)の恐怖、そして、後半は海面上昇による液状化現象の恐怖です。
で、まず今回は、前半の部分。
要約すると、次のようになります。
・ 温暖化の影響で、日本でも80年代から海面が上昇してきており、昨年は、この百年間で、過去最高になった。
・ 海面の上昇のせいで、湘南海岸では、砂浜が40〜50メートルも失われて(後退して)しまった。
・ 砂が波で吸い取られてしまったために、堤防のブロックが崩れて(沈下して)しまう。
・ こうした現象は、日本全国でおきている。
おおーっ!、恐ろしいや〜っ!
でも、ほんまかいな?
世界的な温暖化の傾向は、1970年代から始まってたんですけど…。
なんかズレてません?
番組では、東大の海岸工学のセンセーを出演させて、権威を装っていたのですが、それだけに疑いたくなるわけです。
砂浜侵食なら、北海道でもおきてますよ。
札幌のお隣、小樽の砂浜で。
ただし、原因は、石狩湾新港という港を作ったせいで、潮の流れが変わってしまったせいです。
で、放送内容を、もう一度、詳しく聞き直してみると、こう語られていました。
「海面が上昇して砂が沖合いに流されてしまい、砂浜が減ってしまったのです。また、ダムの建設で川から海へ流れる土砂が減ったことも、砂浜が侵食された大きな原因です。」
そう、なんてことはない、後半の部分、すなわち、ダムのせいで流れ込む土砂が減ったことが主たる原因だったわけです。
そもそも、砂浜の場所は、その昔は海だったところでしょう。
海面上昇の影響は、せいぜい副次的なものにすぎません。
ところが、番組では、海面上昇のことばかりが強調されていたのです。
ま、そうしないと、温暖化のせいにできなくなっちゃいますし、番組の後半の部分に話がつながらなくなっちゃいますからね。
とはいえ、これは極めて悪質な誘導でしょう。
おそらく、NHKは、ダムによる土砂供給量の減少のことをきちんと報じた!と言い訳するでしょう。
でも、そんなのは、批判をかわすためのアリバイ作りにすぎません。
なぜなら、普通の人がこの番組を見たら、海面上昇のことしか記憶に残らない(故に、海面上昇だけのせいとしか思えない)からです。
それくらい、番組では、海面上昇のことばかりが話題になっていたのです。
これを偏向番組と呼ばずして、何と呼びましょう?
要するに、NHKは、なんでもかんでも温暖化のせいにしたいわけです。
なにがなんでも温暖化説を信じ込ませたいわけです。
これでは、報道でなく、布教です。
公共放送が、そんな宗教団体みたいなことやって、良いの?
●都合の良いところをアップにするというトリック
番組では、この他にも、視聴者を誘導するためのトリックがいくつか用いられていました。
たとえば、1961年と99年の湘南海岸の航空写真。
砂浜が大きく後退したところだけをアップにしてくれました。
つまり、そうでないところは、目立たないようにしてくれたわけです。
まこと見事な演出です。
それから、海面水位のグラフも。
上がっているところをメインにして見せていました。
これも、都合の良いところだけをアップにする行為でしょう。
●十分な情報を与えないというトリック
しかも、どういうわけか、2000年あたりから04年の間で、グラフが途切れているのです。
つまり、データが表示されていない!
なんか都合の悪いことでもあるの?
グラフがV字型や鋸波状になっちゃうとか?(笑)
御親切に、この百年で最高だという説明。
でもさー、百年前よりも前はどうだったのよ?
どうして、過去百年に限定すんのよ?
海面水位の上昇って、そんなに珍しいことなの?
正しい判断をするのに欠かせない十分な情報を与えないというトリック。
おそらく、2000年あたりから04年の間のグラフが描かれていないのは、前後5年間の平均値をとっているからでしょう。
そうしないと、ギザギザだらけのグラフになってしまうですよ。
その結果、長期的な上昇傾向よりも短期的な変動の方が目立っちゃう。
これでは、上昇しているという印象が弱まってしまう。
海面水位が変動するのは珍しくない…と思われてしまう。
そう、気温の時の話と同じです。
それはともかく、よく見ると、1980年代以前は下がってるんですよねー。
そこを見せてしまったのは、失敗では?(笑)
●目立たないようにするというトリック
このように、温暖化説教徒たちは、その布教に際して、一般の人たちに、正しい判断をするのに欠かせない十分な情報を与えないというトリックをよく用います。
都合の良いところだけを見せる(都合の悪いところは見せない)わけです。
この手口は、ソビエト共産党や中国共産党などの手口にそっくりです。
特に科学者は悪質で、自分たちの立場をフルに利用していますね。
というのは、情報すなわちデータというものを握っているのは、彼らだからです。
最近では、その悪の手口が、進化(笑)してきています。
都合の悪いデータは、隠す代わりに、目立たないようにする(その結果、世間の関心がいかないようにできる)わけです。
隠蔽しているわけではないので、よけいタチが悪いです。
スルーではありませんからね。
注意深い人は気付くのですが、多くの視聴者は、そこまではなかなか気付きません。
このため、実質、都合の良いデータだけが与えられている(都合の悪いデータが与えられていない)のと同じになるわけです。
こうして、騙されるわけです。
しかも、こういう手口を、注意力が落ちている夜遅くのニュース番組(わなわちニュース10)で用いるあたりが、NHKの極めて悪質なところなのです。 (次回につづく)
発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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