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(回答先: 温室効果ガスによる地球温暖化理論のウソ(その31)=京都議定書は直ちに破棄すべきだ! 投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 3 月 23 日 07:31:11)
http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6898419.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年3月23日です。本日は、2005/12/23に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.167を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.167 2005/12/23 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20051223154310000.html?start=580
◎温室効果説に対する疑問(その31)
サマータイム導入の論拠となっている温室効果(による地球温暖化)説に対する疑問を述べるシリーズの第31回目です。
●北極圏氷消滅の恐怖(その1)
温室効果による地球温暖化説の信者たちにとって、北極圏は格好のネタになるようです。
NHKも見過ごしません。
11月3日の「ニュース10」(またまた登場!)でも、北極の氷が減ってるーと恐怖扇動報道をやってました。
それも、例によって例のごとく、素晴らしい演出とキャストで。
そこで、今回からは、この日の報道について検証してみたいと思います。
ちなみに、この日の放送も、前回と前々回に検証した二日前の海面上昇の時と同様、二つのネタが取り上げられていました。
ダブルパンチでKO勝ちをねらってるのでしょうかね?(笑)
それはともかく、前半は追われる先住民族の悲劇、そして後半はシロクマの恐怖と悲劇となっていました。
そして、これらの序章として、北極の氷が減っている恐怖を煽る説明がありました。
今回は、この序章の部分について検証します。
●減ったところを目立たせる
放送では、温暖化の影響で北極の氷の面積が減っていることが、御親切なことに、衛星写真を用いて示されました。
画面左側に1979年の、そして、右側には2005年の写真が表示されたのです。
そして、各々の写真の左側を比較すると、確かに氷の面積が減っているのがわかります。
こら〜ぁ、えらいこっちゃーっ…と初めは思うのですが、よく見ると、各々の右側は減ってないんですよね。
というか、減っているのがわからない程度なわけです。
あれ〜?、なんでこんなに減り方に偏りがあるの〜?
その問題については、後で議論するとして、問題は、なぜ減っている部分(地域)が画面中央部にくるようなレイアウトで表示したのか?ということです。
2005年のショッキングな写真は画面右側にあり、氷が減った部分は、その左側、すなわち、画面中央部にくるように表示されていたのです。
なぜ、こんな表示の仕方をしたのか?
それは、この部分を目立たせるためでしょう。
加えて、この写真の解説をしていた有働キャスターは、画面左側に立っていました。
これだと、自然に、各々の写真の左側に目がいっちゃうでしょう。
つまり、これらの構図は、視聴者の注目が、氷が減っている部分に集まるように、意図的になされたものだということです。
これは、裏を返せば、氷が減っている部分には、注目が集まらないようにする…ということです。
とくると、前々回の話を思い出すでしょう。
そう、砂浜侵食の恐怖で見せてくれた、自分たちに都合の良い部分を目立たせることで、都合の悪い部分を隠蔽するのと同じような効果を生み出すという、あのやり方です。
アップにするか、中央にもってくるか…という違いはありますが、ねらう効果は同じです。
となれば、何を企んでいるか?は明白でしょう。
余談ですが、こうした手口は、何人かの戦死者が存在したことをネタに、「日本軍は30万人を虐殺した」と大げさに喧伝する人たちの手口に、非常によく似ていることがわかると思います。
つまり、同じ種類の人たちがやっているということです。
●温室効果説の予言と一致するのか?
減っている部分を目立たせるのは、もうおわかりのように、そうすることによって、北極圏全体で氷が「目に見える形」と言えるほどに減っていると思わせるためです。
では、なぜ、そんなことをするのか?
それは、そうしないと、温室効果説の予言と一致しなくなるからです。
温室効果で氷が解ける場合、こんな不均一な解け方はしないのです。
また、仮に二酸化炭素の濃度(←その近くの国の排出量)が場所によって偏っているのだとしも、変です。
なぜなら、氷の減り方が大きいのは、アラスカあたりからユーラシア大陸全体にかけてだからです。
最も二酸化炭素の排出量が多いはずの米国(アラスカを除く)の経度のあたりでは、減っているのがわからないほどなのです。
なるほど、「メカニズムの解明が急務」なわけです。(vol.160参照)
温室効果説の一番いただけないところは、理論の予想値と実測値との比較検証を、全く行っていないことです。
特に呆れるのは、過去についてさえ行っていないことです。
過去のことも説明できない理論に、未来が予言できるでしょうか?
ある国が放出した二酸化炭素の影響が、どれくらいの範囲にまで及ぶのか?という問いにも答えられないありさまです。
今のオトナたちは、なぜ、こんな眉唾科学に熱狂するのでしょうか?
●氷の厚さには無関心
北極圏の氷消滅をネタに、温室効果による温暖化を騒ぎ立てる人たちを見ていて非常に不思議に思うのは、氷の面積についてはふれても、氷の厚さ(高さ)についてはふれないことです。
温室効果が氷の面積を減らすほど大きくなっているのなら、それ以前に、氷の厚さが減っているはずです。
なぜ、そのことにふれないのか?
それは、そういう現象が確認されていないからではありませんか?
こうしてみると、氷の面積が減った原因は、温室効果ではない可能性が高いことがわかるでしょう。
面積の不均一な減少を考え合わせると、むしろ、該当地域周辺の海水温の上昇によるものと考えた方が合理的です。
そして、海水温を上昇させる要因の一つが、排水(や排熱)なのです。
“環境屋さん”たちは、その可能性を故意に避けているように思われてならないのです。
●風力発電は本当に無害か?
さて、ここからは今回の本題とは異なる話をします。
一昨日のNHKのBSニュースで、米国の東海岸の7州が二酸化炭素の削減の覚え書きに調印したことが報じられていました。
そして、削減の具体策として、風力発電などが挙げられていました。
NHKは、これを「州の一部が、ブッシュ政権に先行して温暖化対策を進める形となりました」と持ち上げてましたが、はたして、そんなに喜べる話なのでしょうか?
ここで問題なのは、風力発電への「期待」です。
風力発電でまず心配されるのが、期待されたほど出力(電力)が得られないという悲喜劇です。
実際、そういう例があるのです。
そうでなくても、「風任せ」という言い方があるように、風力発電は安定した電力供給が難しいところがあります。
もう一つ心配されるのは、気象への影響です。
風力で発電するということは、風からエネルギーを奪うということです。
これは、風を弱めてしまうことを意味します。
ですから、吹くべき風が吹かなくなるのです。
一方、風は、熱さや寒さや乾燥や湿気…と、いろんなものを運ぶものです。
その風が弱まるということは、それらの運搬作用も弱まるということでしょう。
その結果、気象にどのような影響が出るか?、わかったものではありません。
ま、数が少ないうちや、規模が小さいうちは、影響が無視できるほど小さく、全然問題にならないのですがね。
温暖化対策のように、数が多くなったり、規模が大きくなったりすると、どうなるのか?、と。
気象に影響が出れば、当然、生態系など自然界にも影響が出ます。
風力発電というとクリーンというイメージがありますが、こういう影響の可能性は考えなくて良いのでしょうか?
影響が「言われない」のは、「ない」からではなく、誰も考えようとしない(故に、確かめようともしない)からではありませんか?
風は概して嫌われ者扱いされます。
しかし、人間にとって厄介なものでも、自然界には必要なものである場合だってあるのです。
風力発電のせいで、風が弱まってしまい、その結果、熱がこもり温度が上がってしまった(温暖化が進んでしまった)…な〜んてことになってしまったら、シャレにならないでしょう。
ついでに、もう一つ、重要なことを指摘しておきましょうか。
それは、風車もまた商品であることです。
つまり、利権が絡むものであるということ。
イメージだけで物事をとらえるのは、愚かなことです。
発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
お手数ですが、件名(Subject)に ST とご記入願います。
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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