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(回答先: 憲法9条 今一度考えてみよう。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 5 月 04 日 22:21:49)
【今現在「どこかを侵略」などをすれば、国際世論を敵に回し、世界社会から村八分にされる。「その部分が抑止力」である。
実はこの抑止力はかなり高い。
現実問題として、仮に日本が孤立化したら、食料の自給率から言って「国は保てない」だろう。今現在、自給自足ができ「世界社会から村八分にされてもやっていける国」というのは極少数であろう。】
【現在は「武力の抑止力より理性の抑止力の方が優ってきた」と云うことである。
倫理を伴わない権力者は権力を保ち難いという理性・知性が庶民サイドにも浸透してきたのである。】
【そのように考えるのなら「憲法を改正してまでして、軍事力を強化するのは、時代に逆行している」と言えるだろう。】
このような概念が世界に於いて「多数のコンセンサスを得ている」と仮定できるとすれば、「既に平和憲法を持つ」日本は「平和憲法の精神」を世界に対して啓蒙していく
「平和憲法リスペクト国家」としての役割を有することができるのではないか。
一方で、「自己の利益を拡張するための手段として戦争が必要な輩」が「有史以来多数存在する」のが「現実の世界」であることも「疑いようの無い事実」である。この「歴史的認識」からいかに脱却し、「平和憲法リスペクト国家」を「体現していく」ことができるか(そうしていくことに意味を見出せるか)というところがポイントになるのではないかと考えられる。
もっとも、「北朝鮮拉致問題」や「京都議定書」といった案件も「満足に片付けられない」程度のリーダーシップしかない日本政府にとって、「自国の主権を他国からのリスペクトによって保つ」といった「高度な政治手法」を身につけるには、「相当程度の時間がかかる」と見なければならないだろう。
「抽象的な理念」だけではなく、「具体的な仕掛け」が必要になると思いますが、いかがなものでしょうか?