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(回答先: 「箕面の市民力」を過大評価し、倉田候補を過小評価した箕面の「市民派」 投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2008 年 8 月 28 日 22:59:30)
箕面市で画期的な「市民派市長の誕生」となった藤沢市政。
財政は府内でずば抜けて豊かで市民所得も高いし、議会では共産党・市民派の革新系議
員の割合が全国トップレベルで高いという恵まれた状況にあるのだから、「箕面式改革モ
デル」として大阪府内・全国に発信されるものが沢山生まれてもおかしくない。
(例え共産党と藤沢氏が犬猿の仲だったとしても)
しかし戸田の記憶では、「住基ネットの大阪高裁違憲判決の受け入れ」(控訴せず)決断以外に、箕面市の藤沢市政が府内的・全国的注目を浴びた例は知らない。
※今回選挙に関係して、「箕面市は学校の耐震化率を全国トップレベルに進めた」とい
う事を知った。
他には、公共工事の品質向上のために「生コンは○適(まるてき)マーク工場製品
の使用義務づけ」を藤沢市長が府内トップクラスで明文化した功績もある。
が、いずれも余り広くは知られていない。
住基ネット06年11/30大阪高裁判決(個人情報提供を拒否する住民への運用は憲法違反)
http://blog.goo.ne.jp/05a21/e/a90224bd5d92158ca1961b6f4174df2f
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10020879161.html
で箕面市・吹田市・守口市の3市に個人情報を削除するよう命じられたところ、箕面市の
み控訴せずに高裁判決を確定させ、「住基ネットから削除希望者の削除」の道に進んだという事で全国の注目を浴びたのだった。
しかしこの藤沢市長の「英断」は、自分がかつては領導した後輩市民派議員も原告に入
って活発に運動している、反住基ネットは全国の市民派の常識、などの事情から、反住基
ネット運動にあからさまに敵対はできないという判断から受動的に行なったものに過ぎな
かった。
戸田がなぜそう判断するかと言えば、
1:藤沢市長本人は、住基ネットにさほど強い関心も危機感を持っていない。だからこ
そ高裁判決が出るまでは、箕面市は吹田市・守口市と歩調を合わせて「住基ネットは
安全で必要!」という立場で原告に対抗してきた。
(前市長からの立場を継続してきた)
2:高裁判決受け入れに対する各方面からの猛烈な反動とバッシングにたじろいで、だ
いぶモタモタし、ようやく選択的削除実行のために専門家委員会(正式名称は忘れ
た)を選任してそこにお任せしたものの、その専門家委員会がせっかく出した答申を
まじめに実行せず、専門家委員会から非難される始末。
そうこうしている間に、最高裁で「住基ネットは合憲」判決が出てしまい、大阪高
裁判決が実質的に無効にされ、選択制移行は完全に頓挫してしまった。
3:モタモタしていたら最高裁で合憲判決が出てしまう、という事は誰もが分かること
なのに、藤沢市長は選択制移行を断固進めるどころか、自分が選任した専門家委員会
すら裏切って「最高裁で合憲判決が出たから、もう選択制移行はできない」、という
形に持っていってしまった。
※専門家委員会の藤沢市長への批判文はネットで検索できる。
この高裁判決を書いた裁判官が判決の3日後に謎の自殺をするという衝撃的事件が
あった。ある意味で「命を懸けた違憲判決」だったのだが・・・・。
戸田はこういった藤沢市長の対応を見聞きして、幻滅を深めた。
また、こういう藤沢市長の「腰引き」を抑制できない、公開的な論議や批判が十分にで
きない、「箕面市民派」の実情についても問題を感じていった。
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参照:戸田HP http://www.hige-toda.com/
その中の特集:8/24箕面市議選・市長選 自公政治と断固戦う中西とも子さんが6位再選!
現職「市民派」藤沢市長の再選ならず! 動画や写真もアップ! 08/08/25 up
http://www.hige-toda.com/____1/tasi_senkyo/tomokonakanishi_in_mino/tomokonakanishi-index.htm