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(回答先: 「苦渋の選択」じゃなくアッケラカンと民営化、職員数費減の藤沢市政。東大阪共産党の二の舞路線 投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2008 年 8 月 28 日 23:08:09)
共産党であれ、「市民派」であれ、田中康夫氏であれ、斬新な改革派首長であればあるほど苦しめられるのが、
議会での「市長与党少数問題」=「議会多数が旧勢力で議案が否決て実現出来ない」という事である。
これをどう打破するかは、その自治体・議会の種々の状況と首長の政治姿勢やキャラクター、そして社会全般
の状況にもよるから万能薬や「絶対に正しい方針」はない。ただ、結果が冷徹に現れるだけである。
一般論そして言えるのは、「話せば分かる・是々非々」に行くまでには一定の「力の対決」が不可欠だと言うこ
とと、改革派首長側には「議会多数派を分断、懐柔、弱体化させる意識的攻勢・工作」が不可欠だ、ということ
である。
箕面市の場合はどうか?
明白な事は、25人の市議会の中で、反動的な自公民結託議員が過半数を占めていること、市民派・共産党が9
人いること(この割合は非常に恵まれている)、そのため9:15から11:13あたりの範囲で(議長以外が24人
だから)改革的議案が否決されてきた、という事だ。
(議案内容によっては流動する保守系無所属もいる。また、共産党と市民派が常に共同するわけでもない。)
共産党が藤沢市長を「議会を通らない事を理由に公約を実行しない」と非難して市長選に出るのであれば、「共
産党市長ならば議会の自公民多数派のカベを、こう打破する」、「藤沢市長はそういった闘いをしないから議会多
数派に負けっぱなしなのだ」、と主張しなければならないはずだ。
しかし共産党は、この肝心な事を全く言わない。
市長個人のせいにするだけでその原因 (=自公民議会多数派横暴を打破出来なかった)を言わず、共産党市長
になったらどう打破するかも全く言わない。
それどころか、「議会での自公民多数派の横暴」という問題の所在すら言わないのだ!
肝心要な事が全て欠落している!
そして「市民派」をも「オール与党」と批判しながら、共産党市議候補はたった4人出すだけ!(現状維持)
市民大衆の応援の力があってこそ、議会多数派のカベを破れると言うのに、市民大衆に問題の所在を教えない
で、どうやって力を出させようと言うのだろうか?
市長が共産党になれば、たった4人の共産党議員だけでも議案をバンバン通せるようになると言うのだろう
か? (そんな事は出来る分けがない!)
これでは愚民化宣伝に他ならない。
仮に共産党が市長になったとしたら、今まで以上に共産党と市民派が共同し、自公民結託を切り崩す攻勢をか
け、市民も動員しないと「議会での自公民多数派の横暴」を打破できる訳がない。
こういった大事な点に何も触れずに市長選挙に出てくるというのは、「本気で『少数与党問題を解決して市政を
やる』気がないのに、自己宣伝のために出馬する」ものとして、戸田は強く批判する。
行政や議会の素人ならばまだしも、「プロ」の共産党がこんなデタラメな態度を取る事に腹が立つ。
こういう「口先だけの輩」は、戸田が一番嫌いなものである。
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参照:戸田HP http://www.hige-toda.com/
その中の特集:8/24箕面市議選・市長選 自公政治と断固戦う中西とも子さんが6位再選!
現職「市民派」藤沢市長の再選ならず! 動画や写真もアップ! 08/08/25 up
http://www.hige-toda.com/____1/tasi_senkyo/tomokonakanishi_in_mino/tomokonakanishi-index.htm