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(回答先: 確かに、ベーシックインカムの「良い効果」と同等のものが見込める点は、理解できます 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 1 月 12 日 15:03:21)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
>【無理に無駄な仕事を作る必要はないのです。】
>【やらなくてもいい仕事なら、「やらなくていい」のです。】
>【冷静に考えて、無駄な仕事をするよりは、まだ休んでいた方が、マシだとは思われませんか?】
この辺が「意見のコア」でしょうが、確かに「余計な事には手を出さない方が、まだマシ」と言う事は「あり得るだろう」と思います。
ただし、ここは「工夫次第」だろうとも思います。
例えば「環境対策としてのゴミ拾い」&「ゴミの分別処理」
前にも書きましたが「老人の話し相手」としての仕事
世の中には「やれれば、やった方が良い」という仕事はゴマンとあると思います。
>【無駄な道路や環境破壊につながってしまっている訳です。】
まあ、この辺も「価値観の問題」でしょうが、確かに「本当に無駄(=その地域に住む住民にとっても無駄)」であるなら、「環境破壊」というマイナスの要因を押しのけてまで「行う」のは阿呆としか言えませんね。
ただし、その無駄というのが「誰にとっての無駄」かは見極める必要性もあるでしょう。
その辺を「見極める」のも、新公務員の仕事の一部です。「余計な仕事」、「包括的に判断してマイナス要因が多い仕事」を研究すると言う事ですね。
で、表題の通りなのですが、【仮に、最大多数の最大幸福さんの意見が正当】であったとしても、なんら問題は発生しません。
ただ、これだけですと、意味は分からないでしょう。
少し説明しましょう。
最大多数の最大幸福さんは
「暇で何をするか分からない暇人」と「一応、仕事をしている暇人」のどちらの方が「何をするか分からないという危険性がある。」と思いますか?
本当の意味で「やるべき仕事がない」という状況下であっても、仕事として「趣味でもしていろ」とか「留守番していろ、暇なら本でも読んでいろ」というコントロールが出来るわけです。
子供に対する親の命令として「あっち行って遊んでいなさい」というようなものもあるわけですが、「コントロールできる暇人」と「コントロール出来ない暇人」は後者の方が「何をしでかすか、分かったものではない」と言う事です。
>【問題は、頑張っても、低い収入しか確保できない農家です。ここは、やっぱり、何らかの形で、「所得保障」していくしかないでしょう。】
頑張っても「食えない」という農家はあるでしょう。
で、その原因がなんなのか?が大きな問題です。
貿易自由化の中で「国際競争力が無い」のだとすると、極端に言うと「すでに自然淘汰されてしまっている」と言う事なのでしょう。
基本的には「需要と供給のバランスが取れずに採算が確保できない産業」は「必要ない産業」とも言えるでしょう。
一時的な「所得保障」をしてやれば「立ち直れる」という場合なら、良いのですが、「恒久的に所得保障が必要で、跡取りが居なくなって、消滅するまで税金投入」ならば、保護する「費用対効果」はどうなのだろう?という部分まで考える必要性があるでしょう。
日本の食糧自給率などから考えて「農業を衰退させてはいけない」のは確かですが、時の流れを「巻き戻す」のは無理なのです。
「自然淘汰」を「防げる農業」と「防げない農業」は区別して対処すべきでしょうが、国が「政策として介入できる」のは「後継者の紹介」と「一時的な賃金補助」くらいだろうと考えています。