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(回答先: Re: Kの提唱する「社会モデル」、大きな政府で「失業者」完全雇用。(労働創造政府策) 投稿者 ueyama 日時 2008 年 1 月 11 日 08:19:35)
>ueyamaさん こんにちは、多分、おはつですよね。
>【大企業が政府に寄付をすることによる影響力の増大についてお考えでしょうか?】
考えていません。
企業が寄付をするのは、イメージ形成のためです。
この政策に、「多くの庶民が賛成する」としたらという条件付きですが、このような「画期的?」な政策に対し、「我が企業は協賛しています。」という「戦略的支出」ですから、別に「恩を感じる必要はない」と考えています。
決して、寄付を強請はしません。
でも、寄付しないと言う事は「迷える失業者に救いの手は伸ばさない」という事です。
その事を「判断するのは潜在的失業者になり得る労働者たる消費者」です。
>【しかも政府という中間組織に一旦金が吸収され、誰の金かわからなくなるため、(この意味では政府・税金というのは一種のマネーロンダリング機構なのです)雇用された労働者が大企業に対して敬意を払うことはないでしょう。】
区別は「制度に協力してくれた企業」と「協力してくれなかった企業」の二種類だけです。個別の企業に対し、敬意は感じないだろうと思いますが、その事で「特段、問題はない」でしょう。
極端に言えば「本来税金で強制徴収する部分を、別の名目で巻き上げるだけ」です。
「寄付というのは、余裕があるから、出来るのです。」
>【そんなバカらしいことを善意でやると思いますか? もし寄付するにしても、その影響力が有効に活用できる場合のみではないでしょうか。】
バカらしい事でも「周りに合わせて、嫌々ながらでも、断れる口実が見つからない限り」は行うかもしれません。
もちろん、思ったより「寄付は集まらない」という事も予測されます。
基本的には「企業が寄付できるお金」というのは「本来、その企業の従業員に分配されるべきお金」です。
貿易で黒字であり、大企業の「内部留保」は増えているのですから、ここを切り崩せば「帳尻は合う」はずなのです。
>【支払い可能額が100万で失業者が100人いた場合は1人1万円が支払われるのでしょうか?】
理論的には、そのようになります。
しかし、上限値は「民間給与の平均の90%」で、下限は「最低賃金の少し上」と考えています。
予算内のやりくりと言うのは、基本的には「これ以上、累積財政債務を増加させないため」ですが、「失業者超過」で「下限設定賃金を適用」しても「予算オーバー」となるなら「失政」となります。
その場合は「議員の給与、私有財産」をも視野に入れるという事にもなります。
最終的には、それほどまでに「失業者」を増加させたツケは「選挙」で問うという事になるだろうと思っています。
>【彼らがその「民間の派遣業」から仕事を受けられない理由は何だとお思いですか?】
労使の双方の条件希望が一致しないからではないでしょうか?
>【「新公務員派遣」が向かう先の企業にいた「民間の派遣」者はどこに行けばいいのでしょうか?】
「民間の派遣」を辞めて「新公務員派遣」に行く事になるので「淘汰される」と書いています。
若干、勘違いされているようですが、【「新公務員派遣」は企業にとってはタダの労働力】と言う事ではありません。派遣先からは「民間派遣」の相場で「派遣料」は徴収します。
極端に言えば「派遣を受け入れる企業」から見た場合には「民間」でも「新公務員」でも「全く同じ」ようにします。「新公務員派遣」はダンピングはしないのです。
「派遣料は、新公務員賃金支払いの原資」として活用します。
ただし、「派遣先での時間外労働については派遣先で支払ってもらいます。」
新公務員としては「予算」の都合もあり、「時間外労働無し」が労働条件ですから、後は「派遣先の企業が個別折衝する」と言う事です。
その中には「その企業へ適正があり、再就職する」という事もあるでしょう。
「民間派遣が淘汰される(だろう)」という予測は「民間派遣の労働者」と「新公務員派遣」との「労働条件の差」からの予測です。
「新公務員派遣」の給与は「民間派遣の90%」ではなく「民間賃金の平均の90%」を上限とします。
多分ですが、民間派遣労働者の賃金は「フリーター準拠」でしょう。
「新公務員派遣」は「派遣業務」ではありますが「新公務員の正規職員」です。
予算の絡みもあるので「断定は出来ない」のですが、同じ業種でありながら「新公務員の方が労働者の待遇は良くなる」と考えられるので、「民間派遣業務は、労働条件を底上げしないと、労働者に失業の道を選ばれて、淘汰される」と言う事です。