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(回答先: 自分だけ出世しようなどと、利己的なことを考えるから、経営者に、つけ込まれるのだ 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 9 月 17 日 12:56:32)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
まあ、利己的な部分につけ込まれる時もあるのでしょうが、そうでない場合もあるのだろうと思います。
「良心」「責任感」「義務感」というような部分にも容赦なく「つけ込まれる」のだろうと考えています。
>【良心的な現場管理者たちよ。上位の人間を恐れるな。擦り寄るな。出世欲を捨てろ。】
少し前にも書いてますが「出世欲」を持っている人は2〜3割だろうと思っています。
一般的に「現場管理職クラス」になりますと、どこまで上っても「サラリーマン管理者である限りは苦労と責任が増えるだけ」と悟り始めていますから、一部の物好きでもない限りは「出世どころか降格したい」と考えているようです。
【「一生、現場主義」を決意】して【現場の労働条件の維持向上だけ】を考えているような人も相当数はいるだろうと思います。
しかし、事は「個人の希望」で済むような単純な代物ではないのだそうです。
ある人から聞いた話であり、裏は取れませんでしたがこんな話があります。
転勤(一般的にいう栄転)命令を受けた職員が「偉くなって、責任を負うのは性分に合いませんし、通勤も大変になるので辞退させて下さい。」という主旨の拒否を行い。
更には「どうしてもと言うのなら退職も検討します。」とまで主張したのだそうです。
その時の上司は
「そこまで言うのなら、この話は無かったことにしても良いが、君と引き替えにこちらに来る職員はすでにOKしていて、仕事に燃えているのだが、君は、その職員の将来を奪うと言うことになるのだが、それを承知の上で、辞退すると言うことで良いのでしょうね。」
この言葉で「断れなくなった」のだそうですが、後日、確認したら、「こちらに来る職員」もOKなどしていなかったということだったそうです。
この例のようなことは結構あるのだと思いますが、そうでなくとも
順番制という物があり「上の椅子が空いて、自分のワガママで組織全体に迷惑がかかる」という雰囲気の状況下で「出世命令を断り切れる」というのは「かなりの勇気と覚悟が必要」でしょう。
この辺になると「良心的」とか「出世欲のあるなし」ではなく、犠牲的精神で受けざるを得ないということなのだろうと思います。
良心的であればあるほど、正義感が強ければ強いほど、どうにも断れないという状況に追い込まれてしまうのですよ。
で、その状況を知っている「その人にお世話になっている部下職員」も「その人に頼まれれば嫌とは言えない」という状況になっていくのです。