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>【【再掲】竹中大臣VS与謝野大臣の論争はどっちが正論か [ゲンダイ] 小沢内閣待望論】
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/308.html
阿部改造内閣の官房長官である与謝野氏は竹中大臣と経済政策が違っていた事は有名である。
今回の閣僚人事で竹中氏は「経済政策においては改革が止まる」というような事を言ったらしい。
政府の経済政策というのは「3種類」である。
「財政出動」「金融調整」「税制」である。
小さな政府では「財政出動」と「税制」を外し、「金融調整」のみで市場操作をして、あとは「民間活力」に任せようというのが基本である。
大きな政府では「財政出動」という特効薬が使えるが、これは財源が必要になり、諸刃の剣となる。
まあ、一長一短という事で「どちらが正しい」と決めつけるのは危険であるが、ここは主観の問題であるが、手段は多い方が「失敗した時のリスクは少なくなる」
仮に「小さな政府」で失敗したら「政府自体に余力はない」のでどうにもならない。
最終的に「国が動かせるのは公務員だけ」である。
例えば「金融恐慌的な状況」になった時、全国にある「郵便局」が使えるのと使えないのでは雲泥の差だろうと思う。
成功の可能性だけを考えて「背水の陣」で望むというのは「一つの考え方」ではあるが、今までの歴史の中で「政府の政策が100点だった事などはない」と言って良いだろう。
ならば、失敗した時のバックアップまでを考えて「政策をやっていくしかない」
政治家は「政策能力」より「選挙能力が優れている者」がなる職業である。
確率的に「政策は失敗する」のである。