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(回答先: 若者は自分が払った年金保険料の行方に、もっと関心を持て 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 8 月 19 日 13:45:17)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
>【積立て方式という建前とは裏腹に、実際は、今現在の老人に対する年金給付に、全て、”使われてしまっている”のだ。】
この意見は正しいとは言えません。
多くの人が「勘違いしています」が、公的年金は「世代間扶養方式」であり、これは、公表されています。
http://shakaihokenkaisetsu.com/pension/s3.html
まあ、簡単に言うと「今の老人達の年金は、今の老人が積み立てたものではなく、今の年金掛け金から支払われている」と言う事です。
ですから、【”使われてしまっている”】のは正しいが、他の表現は妥当ではありません。
ついでに論議板の意見にも触れておきましょう。
>【小沢氏が、庶民寄りの姿勢なのかどうかを試す、ひとつの重要な指標としては、
基礎年金の全額税方式化とその財源対策の一部として、富裕老人に対しては基礎年金給付をカットするという
参院選時の公約を守って、法案化するかどうかだと思っています。】
年金制度の最初は掛け金100円とかで、ほとんど掛け金を支払わないで年金を貰ったと言う人もいます。極端に言えば「最初に貰ってしまった人の分は掛け金が穴になっています。」
今、「世代間扶養方式」から「積み立て方式もしくは全額税方式」に完全切り替えをした場合には「そのしわ寄せは、全て、今の世代が背負う」と言う事になります。
簡単に言うと「自分の年金の積立金+今受け取っている人の年金」を全て「現世代が負担して、制度の切り替えを行う」と言う事です。
そもそも、巨大な累積財政債務を抱えながら、基礎年金財源も「全額税方式にする」というのは、かなり疑問です。
手順から言うと「累積財政債務の解消システムの構築」か「金持ちの負担強化の実現」が先に来ないと、「一般庶民の負担増」になるしかない。と思われます。
>【若者は、今、払っている年金保険料の行方に、もっと関心を払うべきだ。】
主張は間違いではありませんが、今のタイミングで「寝た子を起こす」のは正解か?と言うと「分かりません」
Kとすると「今のタイミングで、寝た子を起こすと、国家破産になるか、庶民大増税になるしかない」と思います。
年金を含めた包括的な税制全体を再構築すべきであり、年金だけに焦点を絞るのは「資本家の思惑にはまる」のではないか?と思っています。
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