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(回答先: 若干違うようですね。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 8 月 19 日 14:49:24)
Kさん、どうもです。
積立て方式云々という表現は、確かに妥当ではなかったかもしれません。
ただ、現実には、150兆円程度の積立金があるようなので、積立て方式のように感じてしまわれる人が多いのは、
致し方ないことでしょう。
まぁ、一番、言いたかったことは、『現役が払った保険料は、今現在の老人に対する年金給付に、
全て、”使われてしまっている”』ですから、ここが伝わればOKだと思っています。
今までは、老人が少なく、現役が多かったので、安い年金保険料負担でも、老人への年金給付が賄え、
尚かつ、余った分を積立金として蓄えることが出来ていた。ということでしょう。
しかし、人口ピラミッドが逆転してしまった、これからの世の中では、積立ての要素は、まったくなくなり、
文字通り「世代間扶養」という本来の姿が、あらわに見えてくると思います。
これはこれで、抜本的な税制改正の議論をする上では、非常にわかりやすい状態でもあり、
適切な改革を、是非とも、行なっていただきたいところである。
>そもそも、巨大な累積財政債務を抱えながら、基礎年金財源も「全額税方式にする」というのは、かなり疑問です。
民主党の案では、基礎年金財源を全額税方式化しても、富裕老人への基礎年金給付をカットすれば、
消費税を上げなくても、財源は賄えるとのことだ。
富裕老人への基礎年金給付カットとは、富裕老人への増税と同じ意味だ。
これは、一種の”税制改革”だとも受け取れる。
しかも、庶民増税ではなく、余裕のある老人に負担増を求める方向性だ。
わたしは、この方針に、全面的に賛成です。