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最近良く聞く言葉に「あいつら労働条件が守られている。今の労働者はみんな大変なのだからもっと働けよ」的なものがある。
まあ、気持ちは分からないことも無いが「それを言ったら自分の首を絞めているのと同じ」である。
実際問題として今現在「キチンと8時間労働、週休2日制、有給休暇消化、休憩時間の所得などを行っている」という職場は少ないとKも思う。確か有給休暇の消化率は50%程度と云うデータがあった気がするし、不払い残業問題はあちこちで問題化している。
でも、多数派であっても「おかしいのは長時間過密労働に甘んじている方」なのである。
自分が「不幸」なので「他人も同じように不幸になるべき」では、不幸の悪循環に陥ってしまう。
正常な労働条件が守られている場所があるのなら「そこを手本にすべき」であり、その場所の足を引っ張って「共に地獄に落ちようよ」ではどうにもならない。
昨今、社会保険事務所の職員が「働かないから、年金問題が起こった」的な主張をする与党議員がいるが「定員を決めたのは国」であり、システムを作ったのも「職員側ではないだろう」
責任を職員(組合)に擦り付けて「責任逃れをする議員」は最低だろうと思う。
一度、社会保険事務所に行って「暇かどうか見てもらいたい」
ハッキリ言って「窓口には常時並んでいる人がいて、何時途切れるの?」という状況が多いと思う。実際に手続きがある人は「待たされなければ超ラッキー」と云うくらいに待つ時間が多いだろう。
国会で「居眠りしている暇な議員」より100倍は忙しそうに見えるが「あいつらが働かないからだ」というのは「責任転嫁」以外の何物でもないだろう。