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(回答先: 今世間の目は「年金問題」にシフトしつつある。 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 5 月 30 日 23:11:32)
>そのまんま西さん どうもです。
年金問題に焦点をあてた方が「次期参院選」に有利という意見は理解できます。
そして、その意見は「一面的には正解」なのでしょう。
しかし、一過性の話題に焦点をしぼった場合、結局は元の木阿弥になると云う気がします。
前にも「消費税問題」に選挙の争点をしぼって「野党が躍進したという歴史的な事実」がありました。
しかし、結局は「今の自公与党の暴走体制」になっている今になっています。
その時躍進した野党第一党だった社会党は消滅しました。
「目の前にある現実的な短期的視点しか持たない国民性」を利用して、その場しのぎの短期的戦術は効果的でしょうが「両刃の刃」でもあると思います。
多くの国民が「政治に変わってほしい」という願いを持っています。
ただ、これも一面的な要望で「自分の暮らしのパターンは変化しないで、面倒には参加しないで、生活水準だけ良くなるような政治の変化」を求めているのでしょう。
非常に虫の良い変化を求めている訳ですが、政治は「最終的には、国民性が変わらなければ政治も変わらない」と国民が悟らなければ変わらないのでしょう。
短期的視点に焦点をしぼった「国民の感情論に訴える」ような戦術は効果的であっても、後の処理が難しいのでしょう。
「劇的で、目に見えるような変化」を国民に示せるか?
その変化は多くの国民にとって「プラスと思えるような変化」である必要もあります。
仮に、そのような変化が示せないと「結局は野党は役に立たない。応援しても何も変わらない」という心理から、その次の選挙(衆議院選挙)において「反動が出ます」
「憲法問題を重要視しない国民性」「3年後の憲法問題」「衆議院選挙の時期」
これらは、奇妙に一致しているでしょう。
仮に「改憲問題を他人事にように考えている国民性のママ」に次期衆院選で「今回の参院選で年金問題に怒った国民の感情に依存して勝ったとした『反動』でも出たら」
一気に「憲法は変えられる」という事も予測されます。
参議院選挙で「激的な変化など示せるわけがなく、年金問題は憲法改正問題の中の一分野の問題」と国民に悟ってもらうと云う教育的な見地にも配意が必要でしょう。
ただ、この様に書くと、Kは参院選で「年金問題」を争点にするなと主張しているかのように誤解される部分もあるでしょう。
参院選だって勝った方が良いに決まっていますし、そのためには「年金問題を利用する」のは戦術的に否定しません。ただし、その後も少し考えてねと思っています。