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(回答先: 敗因を矮小化しすぎです 投稿者 佐藤巧 日時 2007 年 3 月 31 日 08:49:55)
>佐藤巧さん こんにちは
今回の選挙戦、まだ決定したわけではないですが、大方の趨勢は決まったと言っても良いでしょう。まあ、今からでも奇跡の大逆転劇のある可能性もゼロではないでしょうが、左派が思考停止である限りはゼロでしょう。
反石原陣営が敗北した要因を「思考停止の左派」に矮小化するのは間違いだ、他にも要因はある。というのは間違いではないでしょうが、全く意味がない意見でしょう。
>【管や鳩山クラスであっても石原に互して戦えるかどうかどうかといった所】
というのは正しい認識でしょう。
政党色が強い人とか、左派的なカリスマ性を問うているようでは何も分かっていないと思えます。
左派の支持だけでは打倒石原は無理でしょう。かと言って中道を結集できても左派の支援がなければ勝てないのです。
例えば、共産党の委員長や書記長が立っても勝てないのは目に見えています。
石原氏の基本票は泡沫候補票・棄権票を除いた都民の約40%くらいとKは見ています。
残りの票を「いかに取り零しなく集約できるか?」を考えなければ、悪政が継続するという結果が現実になると言うのを認識するのが「選挙の戦略」でしょう。
実際、今回は公示日の直前に「婦人」「団塊の世代」「大江戸勝手連」「多くのブロガー」が動いて、一つの潮流ができかけた。
この流れの中で候補者も「民主党から支援」より「都民の声に耳を傾ける」という姿勢になった。
その中で
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-March/012554.html
ではないが
公約として
「社会的に弱い人たちが、生きやすい環境を創り出す」となり
君が代不起立問題も、控訴、通知ついても取り下げ撤回と言明したらしい
改憲についても「護持」と言ったらしい。
Kが直に聞いたのではないので、実際は分からないが
「信用できない言い回しで含みを残している」という「主観による批判を繰り返して」すべての流れを止めたのは「思考停止の左派」だろう。
それが
【都知事選:犬も食わない「浅野支持ブログ」と「吉田支持ブログ」の喧嘩【JANJAN】】
http://www.asyura2.com/07/senkyo32/msg/721.html
との評価を生み出し、勝手連活動も熱が冷めただろう。
「公示前の一種のお祭り的熱狂が拡大し、選挙戦の最後まで持続でき、左派の前向きな支援・協力がなければ、誰が立候補しても厳しい都議会選挙なのである」
石原氏と言えば「総理候補」の一人でもある有名人である。
それを打倒するとなれば「少なくとも、反石原陣営が結束し、協力し、一種のブームでも形成して、短期間の流行トレンドとしてのお祭り的熱狂感で押し切る以外の方法論があるのだろうか?
ないとは言い切れないが、少なくとも共産党だけの価値観や、民主党だけの価値観からでは絶望的に勝利は望めない。
相手はカリスマ性のある有名人であり、そこに政権与党である自民・公明票の応援があるという存在なのである。
当初、勝手連が押し、公明党票が流れると言う情報の中で、一定数の普段は共産党支持者すら、浅野氏支援に一縷の望みを持っただろう。
その段階では、大きなうねりが生まれかけた。その延長線上の中でしか、打倒石原はなかったと言えるだろう。
敗因を矮小化しているとは思いません。A級戦犯は火を見るよりも明らかでしょう。
当初から、かなり厳しい戦いだった事は確かです。
何かの記録を打ち立てようとした時、少しの失敗が命取りになります。
すべての人が最善を尽くした結果として事は成し得るのに「足を引っ張った奴」がいるのでは勝てません。
しかも、そのような奴らは「君が代不起立」の行動者を止めもせずに背中を押し、処分されたら「制度が悪い」と言うだけ、制度を変えられるかもしれない千載一遇のチャンスの時には足を引っ張り、行動し処分された教師に対しては「同情はするが、経済的支援までは考えない」という無責任体質であり、悪いのはすべて「相手」にしてしまい。
「自分は正しい」と悦に入っているだけで、省みることもしない。
癌よりタチが悪いのではないでしょうか?