★阿修羅♪ > 雑談専用23 > 261.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ネットでの対立なんか関係ない。テレビと演説と見た目と都民の興味ある政策で勝負。また時間はあるよ。 投稿者 東京音頭 日時 2007 年 3 月 31 日 23:30:22)
>東京音頭さん どうもです。
今現在は「都知事選挙」の話題には色々と問題があるので、書けないと言うこともあるのです。
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/senkyo/html.file/senkyoundo_top.htm
まあ、この候補者を応援しましょう的な事は「書いてはいけません」
非常にやり憎い訳ですが、法解釈上は「誰々を応援してはいけません」はokという見方もあるようです。
まず、東京音頭さんに確認したいのは
>【今回は、浅野氏側が共産党との共闘をけった というではないですか。】
これは、どこの情報でしょうか?
確かに沖縄かどこかの知事選で「野党側候補者が共産党の協力をけった」という話は聞いていますが、東京都知事選ではKの知る限り「共産党候補者の方が先に出馬表明をした」のを論拠に、共産党は「石原氏より浅野氏に対して誹謗中傷を繰り広げている」という印象を持っています。
仮に共産党が協力を申し入れたとしても、交換条件の問題もあります。
まあ、色々と裏も計算もあるでしょうが浅野氏は「都民に押し出された形で立候補」です。
「反石原」で都民が選んだと言うことは「それが都民の希望」の形という事です。
立候補への経過は、民主党などの演出だと言う考えはあるでしょう。
しかし、各種勝手連的な市民団体も動いたわけですから、少なくとも「相当数の都民」が「石原都政にNO!」と思い、同時に「先行して立候補表明していた共産党候補者では役不足だ」と判断したと言うことになります。
最終的判断は「都民の多数決」によって決まる事ですが
Kが分析した所では
「石原都政の継続に賛成」は過半数には達していないと言う気がします。ただし、投票結果として「過半数に達する」という可能性はあります。
変わるべき「予想される都政に対して、石原氏以上の期待が持てない」場合は、積極的な応援でなくとも、仕方がない選択手として、消極的応援が発生するからです。
まあ、ここでは「石原都政の継続に反対」が多数の意見と仮定します。
「共産党の都政を望むか?」も過半数には達しないだろうとも思います。
ですから、都民は「打倒石原が達し得る候補者を求めたのでしょう。」
この時点で、都民の希望では「石原(右派)都政」でも「共産党(左派)都政」でもない「中道的な都政」という都政だろうという仮説が成立します。
政治というのは「その地域に住む人たちの希望に応える」のが、本来の姿勢であるべきでしょう。
もちろん「我が儘」までは聞き入れられませんし、予算との相談という部分もあり、何でも希望を叶えるとはいかないでしょうが、その希望が「正当であり、かつ実現可能な範囲であるなら、積極的に努力する」のが「本来の政治」だと考えます。
こんな事を言っても「現都知事は降りはしない」でしょう。
自分の政策に自負はあるでしょうし、実際に過半数を超える都民反対がある事も確認していませんから「降りる理由はない」でしょう。
それに比べ、共産党候補者は「勝てる見込みはゼロに近い」と分析できるでしょう。
これはKの分析であり、勝てる見込みはあるのかもしれませんが、まあ、進めましょう。
Kの分析が正しいと仮定すると
共産党は、「都民の望んでいない現都政の継続の後押し」もしくは「都民の望んでいない共産都政の実現」のどちらかの選択を「都民に押しつけるために努力奮闘している」という事になります。
これは逆に言うと「共産党の価値観によって行動している」のであって、「都民の声」からは背を向けていると言うことです。
共産党は左派です。今の日本では一気に左派政権樹立まではいかないでしょう。
その現実を直視すれば、他の野党との妥協点を見いだし、自ら中道の方に歩み寄る必要があります。
「頑なな態度によって、自分で自分の首を絞めているのは、中道の方ではなく、左派の方でしょう。」
多分ですが、今回の中道候補者は「出来る範囲内で最大限まで左派に歩み寄りました」
東京音頭さんは【反石原で勝てるかもしれない、と思った候補は田中康夫氏でした。】
と言うことですが、ここは「ある意味正しい」でしょうが、仮に田中康夫氏であっても、政策的に左派に歩み寄る限界値は大差ないと思います。知名度、実績から、多少票の上積みが可能かな?という範囲でしょう。
それでも、お祭り的高揚感の中で乗り切れれば、勝てたかもしれないというレベルです。
で、Kの考えでは、仮に「田中康夫氏であっても」立候補のタイミング等の要因もあるでしょうが、共産党の反応は「今回と大差ない」と思います。
田中氏の、過去の実績を色々と「共産党の価値観から分析」して、駄目政治家のレッテルを貼って誹謗中傷が繰り広げられると言う気がします。
もちろん、これはKの主観からの判断ですから、論証不能の「予断」ですが
「新党日本」は「共産党」とは別の党であり、特に協力関係にもなっていませんから、少なくとも共産党のサイドから積極的な応援が申し入れられる可能性はありません。
それどころか、民主党、社民党がどのように反応するかも微妙でしょう。
市民レベルの運動がどこまで加熱したか?にもよりますが、多分「勝てない」でしょう。
>【私は、どちらの陣営にも責任があると思います。】
共産党候補者に一本化するという選択が可能なら、その意見にも正当性はあるでしょう。
しかし、他の野党に対しても「喧嘩を売り続けている」共産党に一本化するのは不可能でしょう。
基本的には喧嘩は両成敗ですが、一方的に仕掛けてくる場合、仕掛けようとしていない方には「選択権がありません」
あるとすれば「抵抗しないで殴られる」という選択くらいです。
共産党の「日頃の態度」を考えた場合、少なくとも「共産党陣営に大きな責任がある」とKは判断しています。
>【あきらめるのはまだ早い と 思いますよ。】
遅すぎるくらいだろうと思います。
今回の経過を次の参院選でどのように対応するか?
「共産党狂信者対策」が次の参院選の鍵になるのだろうとKは思っています。