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なにゆゑに田中角榮は總理大臣と成つたのか。サクラメンテの怪會談と云ふ謎
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投稿者 石工の都仙臺市 日時 2007 年 1 月 31 日 00:51:59: Gsx84HOp6wiqQ
　

　
　
　
　
　
　
Ⅴ章　反猶太の田中政權が何故誕生したか

１日本人全てを政治不信に落とし込む


民族派(アンチ猶太)の田中が首相に成れた謎とは
二百頁
　
　
　日本が自主獨立性を求めれば、當然猶太「世界支配層」から手痛い攻撃を受ける。田中
政權は其れゆゑに亞米利加(猶太)から攻撃され倒された。ロッキード事件は田中を倒すた
めの謀略であり、此の事件を節目に日本の政界は以後、次々とスキャンダルに見舞はれ、
異樣な腐敗と混亂を極めてゐくのである。田中角榮は何故首相と成つたのか。そして何故
に志なかばにして退陣せざるを得なかつたのか。田中は一種の民族主義者であつた。此の
彼が何故猶太の主流であり、戰後の最長政權を續けた佐藤榮作の後釜に成り得たのかはま
つたくの謎である。
　大本命であつた福田赳夫を總裁選で破り、頂點を極める原動力と成つたものは何か。其
處には深い譯があるとみなければならない。實際、田中政權とロッキード事件が日本の政
治の分水嶺となつた事は事實である。田中政權が誕生した歴史的意味を洞察する事は、今
後の日本の進路を見極める上で極めて重要である。
　何故ならば、以降誕生したあらゆる政權は、前にも増して猶太に脅え、媚續けて來たか
らである。そして、田中政權わづか二年五箇月を除き、日本には日本人の爲の政治は片時
も存在しなかつた。政治は卑屈と成り、矮小化の一途をたどつた。
　田中政權に仕掛けられた爆藥は、日本の良識のすべてを吹つ飛ばし、だいなしにしたの
である。戰後日本にとつて尤も深刻な罠であつたと云へよう。田中の後を繼いだ三木武夫
は明らかに猶太の忠實な番犬であつた。そして、其の後もころころと代はる短命内閣は、
日本の不幸を象徴してをり、日本を確實に惡くしていつた。
　日本が豐かで平和な國だと思ふなかれ。日本は經濟的な成功(其れもバブル崩潰で化け
の皮がはがれてしまつたが)による現金と引替に大事なものを犠牲にしてきたのである。
失つたものの大きさと價値は計り知れない。日本人がもう一度其れらを取り戻す爲に日本
政治のターニングポイントと成つた田中政權の意味を檢證する事は意義があるだらう。
　田中政權誕生に就いて毎日新聞社編輯局顧問の岩見隆夫は以前、週刊誌に次のやうな記
事を載せてゐる。
『かつては、こはい政治家が何人かいた。威壓感と云つても、威嚴といつても好いが、近
寄りにくい雰圍氣を漂はせてゐる。そんな典型が、衆院議長をつとめた保利茂だつた。
「私はどう云ふめくり合はせか、戰後政界の一隅で、蘆田、吉田、佐藤と云つた人々の脇
役を果たしてきた。脇役のつとめは、主役を立てていくことにある。脇役の都合の云ひや
うにしやべつたり踊つたりしては、本當の脇役はつとまるものぢやない。私はさう云ふ考
へで押し通してきたものだから、隨分と誤解もされ、いらぬ反感を持たれたりした」
と保利が述壞した事がある。口數が少なく、陰氣なイメージでもあつたが、こわがられる
名脇役として、保利が動くと、政界は必ず波立つた。田中角榮、福田赳夫とともに佐藤長
期政權を支へた三本柱だつたが、のちに保利から聞いた、佐藤退陣にまつはる話は、今で
もナゾに滿ちたものだ。保利は日附まではつきり記億してゐた。佐藤政治の締めくくりに
成つた沖繩國會が始まる直前、一九七一年一〇月二二日、自民黨幹事長の保利は、佐藤首
相と會つて、かう告げる。
「沖繩返還協定は、此の國會で何としてでも片づけ度い。就いては、政局に折り目を 」
「さう思つてゐる。然し、年が明けてからでいいだらう」
と即坐に佐藤は應じ、保利は、
「其れは結構です」
と答へた。決まりである。
早速、七十二年一月に黨大會を二度開く段取りを整へた。最初は定期黨大會、二度目は次
期總裁選選出の臨時當大會、ところが一月早々、佐藤は福田外相、田中通産相を伴ひ、米
國サクラメンテに飛んで、ニクソン大統領と會談、歸國すると、
「黨大會は一囘でいいぢやないか」
と云つて、保利を驚かせる。一月に福田政權誕生の想定は此れで狂ひ、退陣は夏まで延
びて、田中政權に切り替はる。
「サクラメンテで何があつたのか。『サクラメンテの怪會談』だつた」
と、あとで保利は語つた。脇役としては失敗談のやうなものだが、戰後政治史の暗部でも
ある。保利は無類のマージャン好きだつた。卓を圍む仲間のなかから目をつけ、すくひ上
げたのが、愛弟子の金丸信。金丸はヘアスタイルまで保利に似せた。保利のタイプはいま
はゐない』
　
　
日本政治を潰滅するための人身御供

　田中政權誕生の内幕を語るものとして興味深い話である。田中角榮は何故本命の福田赳
夫を抑へて首相に就任したのであらうか。其の理由のひとつが保利の指摘する『サクラメ
ンテの怪會談』にあつた事は間違ひない。福田は舊民主黨系岸信介の直系であり岸の實弟
である佐藤榮作の後任として最有力であつた。にもかかはらず此の福田に政權が行かず田
中に渡つた裏には深い譯があるに違ひない。
　日本に大きな政治的混亂が齎されるのは、昭和五一年(一九七六年)のロッキード事件か
らである。此の事件を境に其の後の日本には、立て續けにリクート事件、佐川急便事件、
金丸事件など政界を搖るがす重大事件が多發した。
　とすれば、此のロッキード事件こそ日本政治の破壞を目論んだ猶太「世界支配層」の陰
謀であり、田中角榮は其の爲の生贄であつたと云はねばなるまい。ロッキード事件を仕掛
ける爲に田中角榮は其れとも知らず首相への階段(絞首階段)を上つたのである。
　ロッキード裁判によつて田中角榮は刑事被告人と成り、今はもう故人である。田中は自
分を陷れた事件の眞相を知つてゐたであらう。だが、生前中も田中は默して語らず其の眞
相は田中の死ととも闇に消えていつた。田中が日本政治の人身御供であつた事は間違ひな
い。
　では、田中政權が何故誕生し、田中を倒す事が日本にとつてどう云ふ意味があつたのか
もう少し詳しく考察してみる事にしよう。
　一九七五年一二月、猶太長老會議(ブナイブリス)の重要會議が開催された。此の會離に
は、ロスチャイルドなど世界のさうさうたる猶太系實力者が出席し、來るべき二一世紀に
向けての１／４世紀(二五年間)に準備すべきプログラム、｢資本主義第三世代｣を作成した。
　此のプログラムによると、世界は既に第一世代、第二世代を終了してをり、速やかに第
三世代に移行すべき段階に到つてゐるとの事であつた。其れは次の通りである。

● 資本主義第一世代―マルクス資本論が書かれた頃の英吉利の如き古典的資本主義
● 資本主義第二世代―ケインズなどの修正資本主義
● 資本主義第三世代―情報化社會、脱工業化社會など新しい社會に對應するもの

　猶太勢力は此の來るべき第三世代の世界を制覇する爲次の三大産業を完全なる支配下に
置く事を決定した。

1、エネルギー産業(石油、石炭、原子力、ウラン濃縮、プルトニウム抽出)
2、食糧
3、情報産業(コンピューター、エレクトロニクス、通信情報組織)

　其の他舊來の産業、例えぱ鐵鋼、造船、自動車、家庭電機、纖維、航空産業などは世界
支配の爲に絶對必要なものではないので他に讓つておく。此の爲亞米利加の多國籍企業で
すら整理、統合、吸收、合併させ、無駄なものは切り捨て、地球綜合企業體なる新しい資
本主義を形成する事にしたのである。此れは「エネルギー、食糧、情報」の獨占によつて
世界支配を行はうとする二一世紀の基本戰略であつた。
　此の猶太の基本戰略に觝觸したのが日本の田中角榮である。ロックフェラーは田中に對
して非常に立腹したが其れは次のやうな理由に基づくものであつた。

1、田中はオーストラリアと共同してウラン濃縮を行はうとした。ロックフェラーは此の
　 計劃を沮止し、當時の豪州ホイットラム内閣までつぶした。
2、田中はカナダにも行つてウランを求めたが此れはロックフェラーの繩張り荒しであつた。
3、ブラジルに原子力機器の賣り込みを行つた。
4、支那と過度に接近し東支那海の石油開發に色氣を見せた。

また同時に田中は次のやうな理由で亞米利加(猶太)政府から狙撃された。

●日支國交恢復を亞米利加に相談なしで行つた
●天然瓦斯、ウランなど獨自の資源確保に動いた
●汎亞細亞主義的革命思想を内在してゐた
　
　
かくてロッキード事件はデッチ上げられた

　此のやうに危險な田中角榮を葬り去る爲にロッキード事件は演出されたのであるが、
其の主な狙ひは次の通りであつた。

(1) 日本の自主派を切り捨てる
(2) 日本の右翼を切り捨て、左翼リベラルを育成する(戰後二五年目の轉換)
(3) 日本の保守・革新雙方の政黨を解體させ、保守本流と革新派の一部とを聯合させ、
　 完全な親米リベラル派によつて固めた體制を作る
(4) 黨人派の田中角榮、中曾根などの系列は切り捨てる
(5) 日本の多國籍企業の代表である綜合商社を叩いて無力化させる。特に丸紅、三井物
　　産を叩く
(丸紅の檜山と大久保は日本のウラン鑛買ひ附けを尤も熱心にやつた人間であり、
　　ロックフェラーの繩張りを荒す者として追放する。三菱はロックフェラーと組み、
　　亞米利加の下請けと成る事を承諾してゐるので此れは叩かない)
(6) 反核を唱へる左翼リベラルの協力のもと日本のウラン自給論者を締め附ける

ロッキード事件は此のやうな背景に基づき亞米利加發の事件として計劃的に起こされた。
ロッキード事件で極めて不自然かつ異常な事は事件發覺の原因と成つた會計事務所のアー
サー・ヤング社からロッキード社へ送り返すべき領收書等の書類が「間違つて」チヤーチ
委員會に送られた事であらう。
　通常此のやうなことは有りえない。此れが意圖的に行はれた事は明らかだ。然も事件調
査の過程で何故か日本關係の資料だけが一括して整理されてゐた。日本關係の資料が用意
周到に準備されてゐるにもかかはらず、西洋諸國に關する領收書等は一切コピーは發表さ
れてをらず亞米利加側作成のユニット領收書も豫め取り除いてあると云ふ愼重さであつた。
　亞米利加の産軍複合體であり同じ戰鬪機メーカーの他國籍企業にからむ贈收賄事件でも
グラマンやダグラスは一切問題に成らず、何故ロッキード社のみが七五～七六年の米上院
チャーチ委員會や證劵取引委員會に取り上げられたのか。其れは、ロッキード社が猶太の
攻撃對象企業と成つた事に原因がある。
　ニクソン大統領との關係が深いロッキード社や不法獻金を續けてゐたガルフ石油等は猶
太によるニクソン追ひ落としの一環として狙ひ撃ちされたのであつた。此の背後にはロッ
クフェラー等の陰謀があつた。
　田中角榮も亞米利加の保守本流(其の實體は猶太)にとり危險な人物と見做された。ロッ
クフェラーは日本の政界や經濟界を再編成する爲に巨大な工作資金を日本に注ぎ込む一方
でロッキードと其の祕密エージェントであつた兒玉譽士夫を經由して田中に五億圓の賄賂
を送つたのである。猶太はロッキード事件によつて田中や兒玉、小佐野と云つた日本の民
族派を破壞する事に成功した。
　田中の後釜首相と成つた三木武夫は、亞米利加側に協力してロッキード事件の不透明な
處理をする一方、田中に對しては過酷な對応を行ひ其の追ひ落としを計つた。三木にはフ
ォード大統領とやりとりしたテープの内容やロッキード側の囑託訊問調書の公開、亞米利
加側の免責處分の撤囘等日本の尊嚴として行ふべきであつた事がある筈だ。死後も其の義
務は消えてゐない。
　
　
　
　
第一企畫出版刊　平成八年(西暦千九百九十六年)十一月二十日發行
ヤコブ・モルガン氏著　忍野昭太郎氏譯
｢誰も書かなかつた昭和史　隠蔽された眞相を初めて抉り出す｣
　
　
　
講談社刊　平成十八年(西暦二千六年)七月二十五日發行
平野貞夫氏著｢ロッキード事件「葬られた眞實」｣
　
　
　
　
田中宇の國際ニュース解説　ライブ版（３）　角さんを潰した立花隆はジャーナリズムを殺した
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/569.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 5 月 10 日 16:48:03:CP1Vgnax47n1s

「ジャップは最惡の裏切り者」 （解禁された米公文書より） ７２年にキッシンジャー氏
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/475.html
投稿者 月讀 日時 2006 年 5 月 26 日 19:19:23: ydTjEPNqYTX5.

キッシンジャー氏、田中元首相を「ジャップ・裏切り者」 矢張りさうか。角榮さんを憎んでゐた。傲慢だよな。
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/494.html
投稿者 新世紀人 日時 2006 年 5 月 27 日 12:26:27: uj2zhYZWUUp16

キッシンジャーのジャップ發言文書に就いてのある意見
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/620.html
投稿者 石工の都仙臺市 日時 2006 年 5 月 31 日 02:10:00: Gsx84HOp6wiqQ
　
ロッキードで田中角榮を葬つた陰謀には、米國・猶太と支那との聯携を出し拔かうとした日中の提携を恐れる猶太の謀略があつた
http://www.asyura2.com/0610/asia6/msg/542.html
投稿者 救國の草莽の志士 日時 2006 年 11 月 20 日 17:58:40: fzrYJ5Wj4Dt36

＜近聞遠見＞角榮が殘した「いいもの」＝岩見隆夫　[毎日新聞]
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/339.html
投稿者 white 日時 2006 年 12 月 25 日 11:05:31: QYBiAyr6jr5Ac

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　をはり
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　


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