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(回答先: 米サブプライム処理 足踏みする共同基金 「シティ救済?」根強い不信感 【ビジネスアイ】 投稿者 愚民党 日時 2007 年 11 月 02 日 19:41:22)
「為替」 予想下回るISM指数、株価急落受けドル・円反落115.93円⇒114.47円/ニューヨーク外国為替市場概況
11月2日6時34分配信 フィスコ
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:30JST 「予想下回るISM指数、株価急落受けドル・円反落115.93円⇒114.47円」
【ロンドン市場概況】
1日のロンドン外為市場では、欧州通貨での利食いのドル買いをきっかけに、ド
ル・円はショートカバーのドル買いが優勢になり、115円55銭から115円78銭まで上
昇した。ユーロ・ドルは1.4464ドルから1.4417ドルまで下落し、ユーロ・円は167円
15銭から166円76銭まで下落後、167円15銭まで反発した。ポンド・ドルは、英10月
製造業PMIの下振れもあり、2.0796ドルから2.0758ドルまで下落し、ドル・スイスは
1.1593フランから1.1640フランまで上昇した。欧州主要株式市場は下落推移が続い
た。
【経済指標】
英・10月製造業PMI:52.9(予想54.4、9月54.7)(2006年12月以来の低水準)
【要人発言】
津田財務官
「金融政策は、景気回復持続的にするよう金融面で支えてもらうこと大事」
「景気は持続的な回復続けているが、実体経済・経済指標見ていきたい」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:115円88銭、ユーロ・円:167円14銭、ユーロ・ドル:1.4427ドル、ポン
ド・ドル:2.0826ドル、ドル・スイス:1.1613フラン
【ニューヨーク市場概況】
1日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は日米金利差拡大を受けて115円93銭ま
で上昇後、予想を下回る米10月ISM製造業指数や米株式市場の大幅下落を受けた債券
利回り低下に伴い売りが強まり114円47銭まで反落し、日中安値圏の114円63-68銭で
取引を終えた。
ユーロ・ドルはユーロ・円絡みの売りに1.4404ドルまで下落後、弱いISM製造業指数
に伴うドル売りに1.4478ドルへ強含み、1.4425-30ドルで引けた。ユーロ・円はリス
ク警戒感の再燃にキャリートレード手仕舞いが先行し167円14銭から164円95銭まで
下落した。ポンド・ドルは2.0780ドルから2.0874ドルまで上昇し26年ぶりの高値を
更新し、ドル・スイスはジョーダンスイス中銀理事のスイスフラン安警戒発言を受
けて1.1613フランから1.1556フランまで下落した。
【FF先物米金利変更織り込み率】
年内の利下げ確率:4.25%まで62%←44%
来年3月の利下げ確率:4.25%まで100%で変わらず、4.00%まで53%←0%
【シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
23.21←18.53、日中最大24.15(年内最大:8/16の37.50)
【原油市場】
原油相場は反落。世界株式市場の急落に伴う投資家のリスク回避の動きやOPECが増
産量を引き上げるとの憶測、ドル下落ペース鈍化による代替投資先としての需要後
退を受けて売りが優勢となった。本日、カタール原油相が「原油高騰の要因が供給
不足だと認識した場合、OPECは生産量を引き上げる」と発言し、市場ではOPECが価
格抑制を目的に11/1から開始する増産とは別の生産量引き上げを行うとの見方が広
がった。NY原油先物価格は時間外取引で一時96.24ドルまで上昇したが、通常取引で
は92.10ドルまで反落し、93.49ドル(前日比-1.04ドル、-1.1%、年初来+53.1%)
で取引を終えた。
【株式市場概況】
NY株式相場は大幅下落。銀行大手のシティグループ(C)が資本増強を迫られると
の見方から金融を中心に売りが広がり、終日軟調な展開となった。セクター別でも
全面安となっており、各種金融や銀行の下落が特に目立った。シティグループ(C)
は減配や増資、資産売却なで300億ドルの資本増強が必要との見解をアナリストが示
したことで6.9%安。スイス銀行大手のクレディ・スイス(CS)も19億ドルの評価損
を計上し、大幅減益となる決算を発表して売られた。住宅ローン保険のラディアン
(RDN)は、評価減により7億ドルの赤字に転落し13.6%安となった。ダウ構成銘柄で
は、エクソン・モービル(XOM)が10%減益となる決算を発表して下落。結局ダウは
362.14ドル安の13567.87、ナスダックは64.29ポイント安の2794.83で取引を終了し
た。明日の雇用統計では非農業部門雇用者数の約8万人増加が見込まれている。雇用
に陰りが見えれば住宅ローンの債務不履行率が一段と高まる要因となる為、注目を
集めている。
【通貨オプション】
オプション市場では、ドル・円の反落を受けて短期物中心に買いが活発化した。1
ヶ月物変動率は9.00%から9.25%(最近の高値8/17=23%、99年来の高水準)、3ヶ
月物は8.425%から8.525%(8/17=15.25%、2000年来の高水準)へそれぞれ上昇、6
ヶ月物は8.025%で変わらず(8/17=15.25%、2000年来の高水準)、1年物は7.850%
から8.05%(8/17=13.80%、2000年来の高水準)へ上昇した。
リスクリバーサルでは、25デルタ円コール1ヶ月物は2.65%から2.500%
(8/17=+6.5、2003年10月)、3ヶ月物は3.100%から2.850%、6ヶ月物は3.325%か
ら3.025%、1年物は3.475%から3.125%へそれぞれ縮小した。
個別では、期日11/29の114円55銭ストライクオプションの買い、30ヶ月物75円スト
ライク円コールオプション、1年物125円ワンタッチオプションの売りが話題となっ
ていた。
【経済指標】
米・週次新規失業保険申請件数:32.7万件(予想33万件、前回33.3万件←33.1万
件)
米・9月個人所得:前月比+0.4%(予想+0.4%、8月+0.4%←+0.3%)
米・9月個人消費支出(PCE):前月比+0.3%(予想+0.4%、8月+0.5%←+0.6%)
米・9月コアPCE価格指数:前月比+0.2(予想+0.2%、8月+0.1%)、前年比+1.8%
(予想+1.8%、8月+1.8%)
米・10月ISM製造業景気指数:50.9(予想51.5、9月52.0)
【要人発言】
ジョーダン・スイス中銀理事
「スイスフラン安に引き続き警戒」
「金利差がキャリートレードを推奨」
「市場は通貨上昇の可能性を認識すべき」
「スイス中銀はスイスフラン安が価格安定を脅かすようであれば対応」
「長期的なスイスフラン安が物価高騰のリスクを高める」
「3ヶ月LIBORは適切な水準」
「市場混乱が見通しを困難にさせる」
「08年の価格見通しは安定化すると予想」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 115.57 115.93 114.47 114.64
ユーロ・ドル 1.4460 1.4478 1.4404 1.4426
ユーロ・円 167.12 167.15 164.95 165.34
ドル・スイス 1.1596 1.1640 1.1556 1.1580
ポンド・ドル 2.0794 2.0874 2.0755 2.0802
株式市場:
NYダウ 13924.16 13924.16 13548.93 13567.87
ナスダック 2833.01 2835.63 2793.17 2794.83
債券市場: (始値) (終値)
米国債 2年物 3.946 3.760
米国債10年物 4.471 4.348
米国債30年物 4.746 4.637
先物市場:
NY金先物 794.8 795.6 786.9 793.7
NY原油先物 94.55 94.60 92.10 93.49
シカゴ日経平均先物 16800 16800 16450 16540
最終更新:11月2日6時34分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000002-fis-brf