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(回答先: ＦＲＢは今後、景気減速とインフレ圧力のはざまで難しい金融政策のかじ取りを迫られる 【毎日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2007 年 11 月 02 日 19:57:25)
ＮＹ株が急落、３６２ドル安…東京株も２８９円安
【ニューヨーク＝山本正実】１日のニューヨーク株式市場は、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付き急増に伴う米金融機関の経営への不安が広がり、ほぼ全面安となった。
ダウ平均株価（工業株３０種）の終値は、前日比３６２・１４ドル安の１万３５６７・８７ドルとなり、下げ幅は今年４番目の大きさだった。
これを受けて２日の東京株式市場でも株価は大きく下落し、日経平均株価（２２５種）の下げ幅は一時、３８５円を超えた。中国、韓国、台湾、シンガポールなどアジアの主要市場も軒並み株価が下落している。
１日のニューヨーク市場では、カナダの投資銀行が、米大手銀行シティグループの自己資本が不足していると指摘し、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げたことで、金融株を中心に売りが広がった。スイスの大手金融クレディ・スイスが発表した７〜９月期決算が減益だったことも、売り材料となった。
さらに、米石油最大手エクソンモービルが発表した７〜９月期決算も減益で、米企業全体の業績にも不透明感が出て、米経済の先行きへの不安が高まった。
米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は１日、金融機関が資金を調達する短期金融市場に４１０億ドル（約４兆６７４０億円）を緊急供給したが、金融機関の資金繰りに不安があるとも受け止められ、売りに歯止めがかからなかった。
前日に、ＦＲＢが追加利下げを行ったことを受けて株価が反発していたため、利益を確定するための売りも出たとみられている。
２日の東京市場でも、銀行、証券、保険などの金融株が売られ、日経平均の午前の終値は前日終値比２８９円１３銭安の１万６５８１円２７銭、東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は同２５・６７ポイント低い１６１０・１１となった。
外国為替市場で円高が進んでいるため、自動車や電機などの輸出関連株も値を下げている。
（2007年11月2日14時19分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20071102it02.htm
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