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(回答先: 食糧自給率が100%を超えるまで人口を減らすべきです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 2 月 12 日 23:18:11)
日本では年間に2100万トン以上の食品が廃棄されている。国民1人当たり170kgで、この国民は世界で最も食品を捨てているという現実がある。
この廃棄食品は額にして推計11兆円となり、年間の総農水産生産額の10兆円未満を上回っている。
(補足すれば、カロリー自給率は実態を示してはおらず、国際基準はあくまで穀物自給率を見る。例えば、この国の酪農畜産業は、ほとんどを輸入穀物飼料に依存しているので、実際は国産とは見做せない。したがって本当の自給率は27%前後。)
要するに、最も食料自給率の低い国が、最も食品を粗末に扱っていて、生産額よりも廃棄額の方が大きい。今更ながら国民の在り方の深刻さを表す数値だが、それゆえに改める余地は幾らでもある。
私はノンソルト・オーガニック・ヴィーガンだが、この国では積極的なベジタリアンの比率も低く、有病率も含め国民生活の改善の余地は大きい。
東京都の人口密度が香港の2倍であることを指摘するまでもなく、大資本依存の事大主義と消費体質から脱却して、国民が自立性を持ち公共的視点に立つなら、地域経済と農政の問題を始めとして政治・社会環境の改善は可能だ。