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(回答先: 食糧を大量に輸入しながら大人口を抱えているという事が地球にとってダメージであるという事が言いたいのです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 2 月 13 日 21:55:37)
そもそも「地球にとってダメージ」というのは分かりませぬのですが・・・
人類にとってのダメージとしては、食料輸入国が彼らの食料を奪ってしまうがゆえに彼らに飢餓をもたらしている、という問題でしょう・・・が、それと日本の食料自給率とは直接の関係はない。仮に、食料自給率が100%を超えていても、それ以上に輸入して彼らから食料を奪って捨てる、ということはあり得る。((食料の廃棄の問題と、自給率とはイコールではない))
食料自給率が問題なのは、たぶん、主として、国家の安全保障上の問題です。食料封鎖がなされたり、食料輸出国で輸出用の食料が不足したり、値上がりしたときに、食料自給率が低いと、もろにその影響を受けてしまう、という問題です。
つまり、食料自給率の問題は、地球や人類や貧困国の問題ではなく、もっぱら、日本という国家・社会の脆弱性の問題だと思う。
食料自給率問題が、日本の国家や社会の《ちから》を強める、という大目的の下での小目的であるとするなら、その対策のために日本の人口を少なくする、というのは、小目的の実現のために大目的を損なうことになるので、よくない政策だ、ということになる。