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(回答先: <三大勢力制>自民か民主かではなく、自民か民主か「反格差拡大・反憲法改悪」か、という、三つの選択肢を提案します。 投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 03 日 23:54:02)
何名かの方がコメントをくださっていますが、お答えする前に、以下、補足させてください。
私は、今度の参院選で自民と民主という二大保守政党による二大政党化が進めば、改憲反対、格差社会化反対の意見をもつ国民の声が政治に適切に反映されなくなると危惧しています。
しかし、そうかと言って、二大政党制にただ反対し、民主党批判及び、他の野党勢力の擁護をするのみでは、これまでの繰り返し、つまり、国民のための政治勢力の足踏み状態もしくは衰退が続くだけだと思っています。
小泉以来激化した憲法無視、国民生活切り捨ての政策にもかかわらず、自民党を支持する声はいまだに健在です。民主党以外の野党に期待する声はほとんど聞こえてこない。
この情勢を打破するためには、新たな方策が不可欠だと考えました。
そこで、先の提案です。
私はこの案は、以下に説明するように、段階的に国民寄りの政治へと近づく案であると思っています。
まずは、
三大勢力を政界で作ります。
そのうち、政党間での移動等があり、右派、中道、左派という三つの勢力ができあがるでしょう。
例えば、私のブログにコメントくださった「暴れん坊将軍」さんは、
>1) 中道派(民主の小沢シンパ+自民の加藤などの穏健派+国民新党)
>2) 護憲派(共産+社民+新社会+9条ネット)
>3) 極右派(自民の安倍、森、小泉シンパ+民主の前原シンパ)
という三大勢力の構図を考えたことがあるとおっしゃっています(http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10038680565.html#cbox)が、このような形になることが予想されると私も思います。
このような構図になったら政治はどうなるか。
極端な主張を出すと、国民の大半の支持を得ることはまず無理です。
ですから、政治は中道寄りになっていくことでしょう。
それだけでも、国民は大いに助かるでしょう。
過度の弱者切り捨て、タカ派的政策が行われにくくなるだろうからです。
しかしそれでも、右派と中道は恐らく、財界の支持を得続けようとするでしょう。
つまり、格差拡大を生み出す構造にメスを入れる改革をしようとはしないでしょう。
そこで、国民の左派への期待が大きくなっていくことが期待されます。
そのときこそが、本当の意味で革命的に政治が国民のためのものへと移行するチャンスです。
経済界に牛耳られた政治ではいつまで経っても一般市民のための政治は行われません。
二大政党制というのは、経済界に牛耳られた政治の続行を意味するものでしかありません。それは、国際金融資本家の意向で動いている電通が動かすマスコミが二大政党制づくりに向けた世論づくりを画策していることからも、明らかです。
松浦さんが以前、下記のような投稿をされていますが、「浅野」を民主党に置き換えてみてください。完全に符合すると思います。
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何故、浅野氏は政治的立場を曖昧にするのか?
http://www.asyura2.com/07/senkyo31/msg/1048.html
投稿者 松浦 日時 2007 年 3 月 11 日 11:18:18: nX3mGLaD7LQUY
答えは至って簡単だ。彼も所詮、民活・民営化・市場主義の枠の中でしかなく、最終的には財界の意向に従う予定だからだ。将来に渡って財界主流派と事を構える気など、さらさら無い。
事大主義者は、大衆もまた、同様の事大主義である事を知っている。だから、今敢えて政治的立場を鮮明にせずとも、将来の状況に流されて有耶無耶にできる事も知っている。選挙は、数なら、尚更その方が都合が良い。
従って、場合によっては、石原以上の反動政策も十分採り得るだろう。
もし、今、浅野氏の具体政策を知りたければ、経団連や経済同友会の要求を知れば済む。
これらと同じ性向を持つ者は、それでいい。だが、それと異なる立場の者は確実に裏切られることになる。この現実を無視した議論はナンセンスだ。
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AAA+さんの、
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資本・権力の許容する掌中で陣取りゲームをしても世の変革にはならない
http://www.asyura2.com/07/senkyo31/msg/1107.html
投稿者 AAA+ 日時 2007 年 3 月 12 日 03:50:18: HRvoVvuTAqkVc
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や、
小選挙区制が作り出す二大政党制、狙いは「権力維持のための安定装置」【花・髪切と思考の浮游空間】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10028240450.html
も是非ご参照ください。
政治は、一部の強者たちの利益のために行われるものであってはなりません。
国民が皆、「他者を傷つけてまで自己の利益を追求しない」というモラルを守りながら自分に正直に、努力も息抜きもしながら生きていさえすれば、そこそこ物心両面で豊かな生活を送れるようにすること。
それこそが政治が果たすべき役割だと私は考えます。
こうした本来の政治を取り戻すための手段として、第一歩として、私は三大勢力の構築という政界再編キャンペーンを提案しています。
理想主義とか、手段が幼稚とかいったご批判は重々承知ですが、皆様には是非前向きに捉えていただき、自身の貴重な一票をどこに投じるべきかを今一度、熟考していただきたく思います。よろしくお願いいたします。