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(回答先: 財界人の人権と民衆の人権、どっちも犠牲にはなりません。 投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 07 日 03:32:46)
>heartさん どうもです。
お忙しいだろう中で真摯なレスに感謝しております。
自分のブログに協力者を募集する状況下は承知していますので
>【お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。】
との言葉には返って恐縮しています。
>【財界人の人権と民衆の人権、どっちも犠牲にはなりません。】
ここは、正論です。
多分ですが、heartさんのように考える人が多くなれば「それは可能」になるのでしょう。
しかし、問題はheartさんにもある【(まあ、その前に財界人や安倍にはお灸を据えたいですけど ね)】という感情による「反動」による揺り返しの部分です。
heartさんですら「多少のお灸は仕方ない」と考えている部分は「虐げられたとの主観を持っている人達」の場合には「復讐」になり、一時的な熱狂の中で「南京虐殺のような状況を描き出す」という可能性を秘めています。
でもまあ、この部分は可能性であり、人間の良心を信じて、無血革命の達成に期待するのも良いでしょう。
Kの方に革命と云う言葉のイメージに先入観があるのかもしれません。
heartさんの言う「革命」というのは「選挙による政権交代(=与野党逆転)」といった意味合いなのかもしれません。
だとすれば、議論に噛み合わない部分があっても仕方がありません。言葉のキャッチボールにおいて「発信側」と「受け取り側」の「言葉に対する見解の差」は永遠のテーマとも思える壁でしょう。
ここで、一つの誤解があるようです。
>【>深きを見るのが良いのか?見ないのが良いのか? 見るのがいいと思います。見たいです。】
先駆者になって、高みに上ってしまうと、多分、一般的な人とは「言葉が通じなくなる」と云う意味での問題提起をKは行ったつもりです。
一概には言えないでしょうが、多くの人達は「余暇に娯楽を求めます。」
余暇に「こんな文章を書いているだけで十分に変人」の部類です。
その変人が更に深遠を求めたら「変人の中の変人」です。政治オタクですね。(笑 半分冗談と軽い気持ちで受け止めてください)
この辺で「一般の人達とは正常なコミュニケーションが成り立たなくなってくる」と云う部分があらわれるのでしょう。
先の郵政選挙、小泉氏は「ワンフレーズキャッチコピー」戦法で勝利をおさめました。
一方、護憲勢力が勝利するためには「憲法の意義と重要性」を認識してもらう必要性があります。当然ながら、それなりに長文(説明文)になり、文章の長さを見ただけで「拒否反応を示す」と云う人も相当数出るでしょうし、その文章が「深ければ、深いほど」最後まで付いてこられる人は少なくなるのでしょう。
これが、選挙というような「特別な要因がない場合」には【いずれにしろ、少しでも真実に近づきたいです。そんなものがあるかどうかすらわかりませんが、それは真実らしきものに近づいたらわかるでしょう。】でも良いのですが、今回のテーマは「いかに護憲勢力を優位にできるのかの『方法論』というテーマ」だろうと言うのがKの考え方です。
その場合、「まずは一般の人達の視点で物事を見る」という『方法論』の方が正しいのでは?という事です。
まあ、「タイトルと内容が違う」というレスを付けている人もいますから、Kの書き方にも大きな問題がある事も確かです。
共産党問題については、若干「勉強不足」という気がします。
http://www.9jo-net.org/topics/news/070501jcp.pdf
を読んで、どちらの方に問題点があるのかを考えていただきたいと思います。
>【九条ネットは社民、共産党に対し共闘を呼びかけていますが、それならばもっと早くに党を立ち上げるべきだったと思います。社民党、共産党の参院選立候補者が内部では既に大体固まっている段階で、共闘という名の「立候補予定者の一部を降ろせ」という呼びかけは、国民だけでなく党員の政治生命と生活も守りたい党からすれば、どう考えてもありがたい話ではありません。】
経緯的には「9条ネット(市民運動的護憲グループ)」は共産党・社民党・新社会党にそれぞれ、護憲勢力の結集という目的での協力要請をしたのです。
共産党にも「2月24日」に呼びかけをしています。(上記pdf参照)
この時点では「共産党の候補」は固まっていたかもしれませんが、少なくともこの「協力申し入れ書」には【立候補予定者の一部を降ろせ】という部分はありません。それどころか、選挙区議員の候補者を応援して「護憲議員を一人でも増やしたい」としています。
これは、社民党への協力要請からも読み取れるでしょう。(参考下記pdf)
http://www.9jo-net.org/topics/news/070428moshiire.pdf
社民党への呼びかけは4月28日と遅く、この時点では民主党との協力調整が進んでいたでしょうから、それを全て反故にして「9条ネット」と協力するという訳にはいかないという部分はあるでしょうが、共産党は「単独の孤立政党」ですから、現在協力関係にある政党との調整という部分もありません。
現在、9条ネットが公約として掲げているのは
http://www.9jo-net.org/topics/news/070704manifesto.pdf
だけです。9条ネットは「この部分に賛成の人、全てと協力・支援していく」としているのです。
それに対する共産党は「公式見解として、機関紙 赤旗」を出します。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-01/20070501faq12_01_0.html
これを読んでみれば「主観による決め付け的な誹謗中傷」でしょう。少なくともKはそう思います。
>【ただ、どちらに主要な原因があるにせよ、どうすれば共闘させることができるのかを考えることに主眼を置くべきだと思います。】
共産党が変わらなければ「共闘は成立しない」としか思えません。
共産党が行ったのは「条件闘争」でも「協力のため調整」でもなく「拒否と攻撃」なのだとしか思えません。少なくとも、公式に確認できる情報からは「それ以外の判断はできない」だろうと思います。
例えば「9条ネットが、9条ネットの立候補予定地区では共産党候補は降りてくれ」と言ったのなら、調整できずに協力拒否は仕方がないでしょう。しかし、その情報があるのでしょうか?Kは知りません。
>【その旗頭である護憲勢力側の「構成員への人権の配慮は?」と云う部分も考える必要性があるだろうとも思います。
護憲勢力側の構成員の人権について、私の意見の中でどこか配慮に欠けているところがありますでしょうか。少なくとも私が考える人権の定義に照らして考えたところでは思いつかないのですが。】
前にも議論したと思うのですが、共産主義・社会主義国は民主的な国になっているのか?と云う部分です。党とするのなら「党議拘束で党の議員の自由な投票権を保証しているのか?」また「党の方針の決定において、本当に自由な議論ができるようになっているのか?」というような事も考えるべきでは?という意味合いです。
「財界は国民を飼い殺しにしようとしている。」という批判眼は
「イデオロギー政党は、構成員を党員として飼い殺しにしてはいないか?」という部分にも同様に使用する必要はないでしょうか?と云う意味の「問題提起」です。
護憲の立場の「都合」によって、優先順位的に「今は目をつぶる」という判断もあるでしょうが、忘れ去ってしまうのなら、イデオロギーに押しつぶされるでしょう。
厳しい事を書いているようですが、いずれにしても、heartさんのような人が増えることこそが「護憲への近道」でしょう。
その方向で頑張ってください。