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(回答先: 東京都知事選の敗北について 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 4 月 08 日 21:12:31)
浅野支持者による共産党批判も
吉田支持者による浅野支持者批判も
度を過ぎたものだったでしょう。
この阿修羅でもその現象が見られました。
私は内ゲバを煽るスパイがそれぞれの陣営内部にいたと思います。
もちろん、それに踊らされた人もいたでしょう。
私も双方から踊らされた口かも知れません。
自戒を込めて言うのですがこういう思想的な弱さが今回の敗北の最大の原因だと思います。
社共共闘を成し得なかった歴史的な思想的弱さ。
労働運動の右翼的再編による社会党の解体と民主党の結成。
統一戦線思想の弱さ。
これらの思想的な弱さが今日の敗北を生み出したと考えます。
新左翼運動における思想的な貧困も敗北の原因でしょう。
彼らの言葉は大衆に届かなかった。
そりゃそうだ。
自分が理解していない事を人に分からせる事はできない。
私はかつて新左翼の活動家であり、このような新左翼の思想的文化的貧困を目のあたりにして「分かり易い言葉で対話をする。」という運動をしようと10年ほど前に決意しました。
新左翼の活動から抜け出したのはそれよりもさらに10年ほど前でしたが。
その事に気づくのに10年掛かったという事です。
内ゲバの原因は「真の革命家」なる空疎な概念に洗脳された結果だと思っております。
このエリート主義が共産党にもあり、その鼻持ちならない態度の為に支持が得られないという事が共産党自体に自覚されていない事も又大きな問題です。
あらゆる人との粘り強い対話。
これしか世の中をよりよくする方法はありません。
相互理解がなければ何も始まりません。