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(回答先: 敗北の1つの原因は我々の内ゲバ 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 4 月 08 日 21:54:55)
2007年04月08日
拙速かつ誘導的『東京都知事選予想』
またまたかのブログによる、掲示板「阿修羅」投稿記事を転載しての共産党批判記事だ。
ブログ主の投稿記事題名
『日共になんて期待するだけ無駄です。「確かな野党」=「野党の地位に安住」です。』
とは・・・。
私から言わせればブログ主の姿勢は「不確かな野党(あるいは自称無党派)」=「与党のうまみ獲得に奔走」でしかない。
あと『都知事選の結果にかかわらず日共批判が加速する予感がしています。』などともしている。
だが、石原知事が再選した場合批判されるべきは、石原知事を落選させることのできなかった『反石原』を表明している全候補者の力不足であるべきだろう。
少なくとも、浅野陣営だけをその批判からまぬがれさせようという誘導的な論調には絶対にだまされてはいけない。
さて投稿記事は以下のものだ。
【引用開始】
================================================
Re:れんだいこのカンテラ時評280 れんだいこ 2007/04/07 14:01
【一足早い東京都知事選予想】
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_reply?reply=93
これは余興で書き付けておきます。明日はいよいよ都知事選の投票日ですが結果はいかになりますやら。れんだいこは早くに浅野圧勝を予見している。理由は、東京都民が賢いからである。石原は人心から離れている。ひとたびこうなるといかんともし難い。これは歴史の法理である。
それはともかく次のケースを考えてみた。
1.石原が、浅野と吉田の合票を超えて圧勝する。
2、石原が、浅野と吉田の合票には及ばないが圧勝ないしは僅勝する。
3、浅野が、圧勝する。
4、浅野が、石原と僅差で当選する。
以上のケースが想定できる。1の場合は、石原はやはり強いということになる。2の場合は、共産党の唯我独尊戦略に白目が向けられる。3の根場合は、自民も共産ももはや何の影響力を持たないことが白日化する。4の場合は、神の僥倖に感謝する。
================================================
【引用終了】
やはり予想どおりの共産党主犯論が出てきたというところだ。
こういう「捻じ曲げ批判」はすでに各所で予想されていたことで、驚くにはあたらない。
どのケースでも共産党の肯定的評価はゼロ。
特に浅野陣営自身の問題は何も語られていないところなど、まさにこの『れんだいこ』なる人物の『唯我独尊戦略』がよく表れている。
要するに「全て共産党が悪かった」ことにしたいのだろう。
ふたたび引用する
【引用開始】
================================================
それにしても、日共の各地の首長選での自公に対する裏協力振りが何度演ぜられてきたのだろう。これがなかりせば、既にあちこちで民主系首長が誕生し、地方から国会を包囲することが出来ていたはずである。民主系首長が何ほどのことができるかは未知数であるが、現下自公体制によるネオ・シオニズムへの丸投げ政治の悲劇が緩和されることは疑いなかろう。それが分かっていて、日共の唯我独尊戦略が続いている。こうなると、意図的にこの戦略戦術を行使していると見ないわけにはいかない。
================================================
【引用終了】
またしても共産党唯一犯論だ。
しかし自ら書いているとおり、彼は共産党が立候補しなければ『民主系首長が誕生』していたと民主党への過大な期待をあらわにしている。
では地方の代表として、東京都で民主党はどんな役割をしてきたか。
石原知事が出した489件の議案(都議選後の約2年間の予算や条例など)に対して民主党は100%賛成している。
これは『ネオ・シオニズムへの丸投げ政治』への全面降伏ではないのか?
『丸投げ政治の悲劇の緩和』どころか牽引役をかってでているのが民主党だ。
こんな政党に『地方から国会を包囲する』なんて芸当ができるのかと聞きたい。
私からすれば『自公に対する裏協力』をしているのは民主党だと断言できる。
最後の引用。
【引用開始】
================================================
余興で簡単に書くつもりが、結構なところまで書いてしまった。
================================================
【引用終了】
なんと余興で書いているそうだ。
なるほど余興であれば真実を捻じ曲げた投稿もできるだろう。
ある意味納得できたような気がする。
投稿者 new-era : 10:50 | コメント (3) | トラックバック (0)
自衛隊のイラク派遣に対する姿勢
かのブログである。
『「浅野さんが自衛隊のイラク派遣に賛成しているというデマが流されています。」&「宣伝する共産党のやり方は哀しいです。」情報』
この記事、「しろう@はーと おっかけ日記」からの転載文を掲載している。
ここで書かれていることを要約すると・・・
1.浅野さんは自衛隊のイラク派遣に反対している
2.イラク派遣反対の考えは浅野氏のメルマガに書いてある
3.共産党は浅野氏の言葉尻をとらえてのデマを流している
というところだ。
そこで「おっかけ日記」に書いてある浅野氏のメルマガを見てみた。
たしかにイラク戦争への批判が米国の姿勢に対する批判を含め書かれていた。
しかしである。
紹介されている記事中のどこを読んでも「イラクへの自衛隊派遣」そのものに対する浅野氏の姿勢が書かれてはいなかった。
そこで浅野氏のメルマガのほかの日付のものを探してみた。
すると、以下の記事を見つけた。
===============================================
2003/12/23 第120号「イラクへの自衛隊派遣」
http://210.136.139.210/mm/031223.htm
今回は、むずかしいトピックを取り上げてしまった。私としては、今回の
自衛隊のイラクへの派遣は、「イラク振興支援特別措置法」という法的根拠
を持っていることであるし、小泉首相が政治的責任を負う覚悟で決めたこと
でもあるので、賛成・反対という次元ではなく考えることとしたい。まずは、
それを前提とし、その上で、気がかりなこと、押さえておかなければならな
いことをまとめておくということが大事である。
===============================================
以下、浅野氏の気がかりなこととして憲法との関係について書かれていた。
上記の記事を見る限り浅野氏のイラクへの自衛隊派遣への姿勢は、
1.「イラク振興支援特別措置法」という法的根拠がある
2.小泉首相が政治的責任を負う覚悟で決めたこと
の二点から賛成とも反対とも言えない。
ということではないのか?
少なくとも浅野氏は明確に「自衛隊のイラク派遣に反対」とは言っていないのではないだろうか?
あと、「しろう@はーと おっかけ日記」では、この問題で共産党がデマ宣伝をしている、と主張しているがその根拠が示されていないので真偽すら解明のしようがない。
根拠を示さず批判をするのは記事を書いた方自身の信用にも関わることなので、やめた方がいいのではないか。
そうでなければ根拠を示すべきだろう。
あと浅野氏のメルマガを見ていてもうひとつ気になる記事があったので、以下に掲載する。
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2003/5/13 第88号 「有事法制」
http://210.136.139.210/mm/030513.htm
有事関連3法案は、自民、民主の修正協議がなされているが、その落ち着
き先がどうなるか。そして、法案が今国会で成立するかどうか、成立すると
しても、どういった内容で成立するか、最終局面に入っている。
民主党の主張は、テロや大規模災害を含む緊急事態に対処する基本法とし
て、緊急事態対処基本法の制定が必要であること、武力攻撃事態対処法の中
に、基本的人権の保障についての規定をおくべきこと、国民保護法制の整備
まで施行しないことが中心になっている。
こういった論点について語る前に、私の立場を明確にしておかなければな
らないだろう。私は、有事関連法案は、早期に成立させて、武力攻撃という
緊急事態に対処できる体制を整えておくことが必要であると考えている。そ
もそも、危機管理の要諦は、危機は生じ得るということを前提にして、そう
いった事態に至った際の対処方策を事前に備えておくということである。武
力攻撃はおきてはならないということと、武力攻撃はおきないということと
は、当然ながら、まったく別物である。この辺のところが、混同されている
のではないかと思ってしまう論調もないわけではない。
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基本的人権を大幅に制約する「有事法制」。
浅野氏は「有事関連法案は早期に成立させる・・・必要がある」と自らの立場を明確にしていた。
浅野氏の支持者はこれをどう評価するのか。
少なくとも私は賛成できない。
投稿者 new-era : 10:04 | コメント (0) | トラックバック (0)
吉田さん最後の訴え−渋谷109前にて
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吉田万三さんの最後の街頭演説を聞いてきた。
共産党の大山都議会議員の応援演説のあと、吉田さんの演説が始まった。
テレビ各局(自分が見た限りではTBS、フジテレビ、テレビ朝日の三局)がカメラを吉田さんに向けていた。
まず「庶民の代表の吉田万三です」と第一声。
大型開発への批判もあり満足できるものだった。
また、オリンピック招致の問題も取り上げて、浅野がオリンピック「反対」とするのに、多くの「賛成」派がいる民主党に事実上の支援を受けていることを「幽体離脱」と表現して聴衆から笑いをとるなど、楽しませてくれた。
選挙戦最終日ということもあってさすがの吉田さんも声がかすれているかな、とも思っていたがとんでもなかった。
喧騒の渋谷駅周辺であるにもかかわらず、離れた所からでもはっきりと聞き取れる声で、ハリがあって力強いものだった。
吉田さんは演説を終えて、選挙カーから飛び降りて沿道の聴衆一人一人に握手をして回っていた。
あっという間に吉田さんの周りにはたくさんの人だかりができた。
写真を撮るのも一苦労なほどだった。
演説を聞いたあと渋谷駅に戻る途中で、聴衆から離れて見ていた若者二人組みが「吉田さんいい感じの人だね」「投票してもいいかも」と話しているのをチラッと聞いた。
吉田さん最後の演説。効果があったかも知れない。
投稿者 new-era : 00:03 | コメント (0) | トラックバック (2)
2007年04月07日
いよいよ最終日−吉田さんは午後7時40分ごろ渋谷ハチ公前で最後のお願い
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いよいよ選挙戦最終日。
吉田万三さんは今日夜7時40分ごろ渋谷駅ハチ公前に最後のお願いにやってくる。
少し早めの7時20分ころにはハチ公前に行くつもりだ。
これまで選挙で投票所に行ったことはあるが、支持する候補者の最後の演説を直接聞きに行くのは初めてだ。
最後に吉田さんからどんな言葉が聞けるか楽しみだ。
これまでの選挙戦を振り返っての発言もあるだろう。
その前に午後2時にも新宿駅東口で吉田さんと志位委員長が演説するそうだ。
■吉田万三さん最後の街頭演説
4月7日(土)午後7時40分ごろから
場所 渋谷駅ハチ公前
【意外な情勢?】
情勢は石原が先行し浅野が追う展開だが、吉田さんも共産党の支持層をほぼ固めているようだ。
「共産党支持層が浅野に流れる」という展開にはならないだろう。
意外だったのは、浅野が無党派層の支持を固めきれていないことだ。
民主党の支持が固め切れていないのは、政党を隠してきた結果であるので当然と言えば当然だが、「無党派候補」と宣伝してきた割にはあまり効果がなかったということだろうか。
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【参考】4月6日 毎日新聞
『無党派層でも、石原氏は4割超の支持を得ているが、浅野氏は前回とほぼ同じ3割弱にしか浸透していない』
統一地方選の焦点となっている東京都知事選(8日投開票)について、毎日新聞は4、5両日、電話による世論調査を実施し、取材も加味して終盤情勢を探った。前回調査(3月31日、4月1日)の結果と同様、現職の石原慎太郎氏(74)が依然として優勢だが、前宮城県知事の浅野史郎氏(59)もわずかに支持を伸ばした。「必ず投票に行く」と回答した人は前回より4ポイント増の77%で、関心の高まりをうかがわせた。
石原氏が実質支援を受ける自民、公明支持層をほぼ固めたのに対し、浅野氏は民主支持層の5割しかまとめられておらず、3割は石原氏に流れている。無党派層でも、石原氏は4割超の支持を得ているが、浅野氏は前回とほぼ同じ3割弱にしか浸透していない。
共産支持層の6割を固めた元足立区長の吉田万三氏(59)や建築家の黒川紀章氏(73)、発明家のドクター・中松氏(78)もそれぞれ支持拡大を図っている。
前回は投票する候補を「まだ決めていない」と回答した人が4割に上ったが、今回は2割に減った
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投稿者 new-era : 10:08 | コメント (2) | トラックバック (3)
2007年04月05日
『日本共産党の支持者』と強引なこじつけをしても無意味。戦略や戦術などと高尚な議論も無用だ。
吉田万三さんを応援!ホームページへジャンプします
ふたたびかのブログでの記事だ。
『日本共産党支持者の中にも、戦略・戦術が分かっている人もいるんだね。』
共産党の支持者と評して「鈴木赫子 70代年金生活者」なる人物の投稿記事を掲載している。
その上で、この人物の主張することを共産党がやればその後の選挙で『一大日本共産党ブームが起きるかもネ』などどこのブログ主は書いている。
しかしこの記事、ブログ主自身も書いているようにかの有名な(?)『共産党内批判派』の「さざ波通信」一般投稿欄に書かれたものだ。
私からすれば、「ああやっぱりね」といったところだ。
そもそも『共産党内批判派』という表現も私はおかしいと考える。
批判をする団体を支持する勢力とは一体なんなのか?
字ずらだけ見ても矛盾している。
仮にその勢力が存在するとして、その勢力に対して『共産党の支持者』という表現はおかしいだろう。
「共産党が嫌いな人」という表現が一番すっきりするはずだ。
それを横に置くとしても、この投稿者の主張していることを共産党が党としてやれば、その後の選挙で起きるのは『一大日本共産党ブーム』ではなく、「共産党の消滅」だろう。
有権者の視界から共産党は完全に消えてなくなるのは間違いない。
おそらくこのブログ主はそのことが分かっていてあえてこんなバカげた主張を展開しているのだろう。
要するに『共産党が消滅すればいい』これだけなのだろう。
この「鈴木赫子 70代年金生活者」の投稿記事にも反論してみよう。
とんびさんという方の投稿への反論という形式で書いてある。
まず浅野氏の公約への賛意が示された後以下のとおり書かれている。
===================================================
【引用開始】
このような政策を実現するためには、憲法を無視しようとしている石原都政、日本の安倍政治から、憲法を守る方向へと舵を切り替えると言う表明ではないでしょうか。また、この出馬表明の内容は、石原都政からの根本的転換をめざすと言う提起ではないでしょうか。大型開発を止めないでこのような浅野さんの方針は実現できるとは思えません。国立市政を見ればわかるように、議会で妨害されることが目に見えている時に、大上段に振りかぶって憲法を守る、石原都政から根本的に転換する、大型開発を止めるなどと表明しないからといって、支持しないのは、情勢に見合った行動とは思えません。
現在の閉塞的政治情勢の中で、浅野さんは民主勢力が結集できるようによく考えた提案をしていると私は思いました。
3月22日に「日本のための東京 あなたと創り直す」マニフェスト2007 が6日のマニフェスト改訂版として発表されています。それには多くの人々からの浅野氏への要望を組み込んだ一層具体的なものとなっています。
「私であるからこそできることとして・「老いても安心して暮らし続けられる東京から私の本籍地は福祉です」・「誰もが参加できる東京から徹底した情報公開をすすめます」・「東京オリンピック承知の全面的見直し〜都民が反対するオリンッピックにはNO」と主張しています。私はインターネットで読みました。是非とんびさんもご覧になってください。http://210.136.139.210/070320-manifesto.pdf
日本共産党は、都知事選が近づくにつれ、民主党と浅野氏への批判を新聞赤旗やビラ、街頭などで激しく行っていますが、敵を間違えているのではないでしょうか。宮城県での実績が悪かったからという理由で、今、浅野さんが掲げている政策は、デマだとか、やる気もないのに掲げているとか、人気取りだとか言う批判の仕方はおかしいです。なにがなんでも、石原都政にだけは終止符をうつという課題で民主勢力は闘うべきです。石原も浅野も同じだとは、わたしにはどうしても思えません。政治の流れを変えることが今一番大切なのではないでしょうか。浅野さんは政党の支持を受けないというのであれば、わたしは日本共産党が率先して、浅野を支持するよう民衆に呼びかけるべきだと考えます。もし、それで浅野が当選し、公約を守らないようであれば、浅野批判の先頭に立てばいいのではないでしようか。これを無責任な態度と民衆はみないとわたしは考えます。正しいことをいっていれば、いつか民衆はわかってくけるというわけにはいかないのが政治です。
【引用終了】
===================================================
【革新自治体は国立市だけではない】
まず国立市政をとりあげているが、では妨害されないように反対派(自民党や公明党)の言うとおりの市政をすればいいのかということになる。
そんなことをしていては何のために市長選挙で市長に選出されたのかということにもなるだろう。
ちなみに、共産党員が市長をしている東京都狛江市では今年度の予算も混乱なく可決されている。
こんな例もあることをよく知るべきだろう。
【大上段ではなく身近な問題だ】
『憲法を守る』『石原都政から根本的に転換する』『大型開発を止める』
全て重要な事柄だ。
これらを『大上段に振りかぶる』などと表現しているが、大上段でもなんでもない。本当に石原都政に苦しめられている人にとってはどれも極めて身近な問題だ。
身近な問題を行動原理とするのも極めて当然のことではないのか。
情勢うんぬんを主張するのは敗北主義的にすら見える。
浅野氏にとっての民主勢力の範疇には共産党とその支持層は入っていない。
そんな中で『民主勢力が結集できるようよく考えている』とは、無理のある主張だ。
3月22日に浅野氏が発表したマニフェスト改訂版にしても『一層具体的』とは思えない。むしろ吉田万三さんの政策の具体性が浮かび上がっているのではないか。
【戦っているのは選挙戦】
共産党が浅野氏を批判する原因は彼の主張する政策の問題点への批判であることに目がいっていないのではないか。
今戦わされているのは選挙戦だ。
立候補者の中で問題のある政策があれば石原知事だろうと浅野氏であろうと批判するのは当然だ。
逆に浅野氏の支持者はどうだろうか。
吉田さんが一番に立候補表明した時は無視を決め込み、浅野氏が立候補表明をするや激しい”吉田降ろし”や”共産党批判”をしている事実をこの「鈴木赫子 70代年金生活者」さんは知っているのだろうか。
『政治の流れを変えることが今一番大切』などと言っているが、そうであればこそはっきりとした主張や政策を打ち出している候補に投票すべきだろう。
何度でも言うが「よりまし」候補への投票行動を続けても結局は何も変わらない。
こんなことをしても保守政治のループ的再生産への協力にしかならないということだ。
【候補者は有権者の「選択権」だ】
『共産党が浅野氏を支持して、当選後公約を守らなければ浅野氏批判の先頭に立てばよい』
『こうなっても無責任な態度とは見られない』
とも書いているが、これは間違い。
この方法で浅野氏が当選した後どのような状況が生まれるか。
共産党の必要性に対する疑問が生じるだろう。そもそも共産党の支持が当選に必要だったかどうかなど誰が正当な評価ができるだろうか。数値的に証明できるものでもない。あいまいそのものだ。
そんな状況で選択肢としての候補者すら立てられない共産党の必要性が強調されるとも思えない。
共産党が浅野氏を支持した時点で、共産党の役割は有権者の中で消滅することになる。
【民衆に依拠するのに必要なことは何か?】
『正しいことをいっていれば、いつか民衆はわかってくれるというわけにはいかないのが政治』とはさびしい主張だ。
いかにも政治の玄人のような物言いだが、『正しいことを言わないことが政治だ』、とは何とも後ろ向きな考えだ。
これこそ「敗北主義」の典型だ。
民衆に依拠しているかのような考えだが、実際には民衆を信用していないのと同じことだからだ。
自身の主張が『正しくない』という認識があることだけは評価できるかも知れない。
民衆を信用するなら、「最後まであきらめない」、これこそふさわしい考えのはずだ。
投稿者 new-era : 22:08 | コメント (2) | トラックバック (0)