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(回答先: <チベット暴動>各地の「事件」、「ダライ・ラマが扇動」現地政府が発表―中国【Record China】 投稿者 tk 日時 2008 年 3 月 22 日 12:03:52)
『<チベット暴動>各地の「事件」、「ダライ・ラマが扇動」現地政府が発表―中国』というタイトルを、誰が付けたのかわからないが、
タイトルでは「ダライ・ラマ」だが、
本文では「ダライ・ラマグループ」である。
「ダライ・ラマ14世」は個人名である。「ダライ・ラマ14世」自身が今回の暴動にどのような役割を果たしたのかについては、立場によって主張の食い違いがある。
「ダライ・ラマグループ」はダライ・ラマ派の僧侶や、チベット独立を標榜するグループである。これが今回の暴動の主役の一つはであることは確かであろう。
「ダライ・ラマグループ」と「ダライ・ラマ14世」とでは別のものである。昔の日本で言えば「昭和天皇」と「皇道派」とを同一視するようなタイトルになっている。この記事のタイトルを付けた人は、無知なのか、意図的なのか。
「ダライ・ラマ」は個人名であるとともに、一般名詞でもある。一般名詞としての「ダライ・ラマ」は「チベットの独立王国時代からの政治的・宗教的最高指導者」という意味である。「ダライ・ラマ」は「政治的最高指導者」という意味でもある。従って、「ダライ・ラマ」と叫ぶことは政治的な意味合いも当然に含まれることになる。「ダライ・ラマ14世」自身は、独立を目指さない、と言っている。しかし、チベットの僧侶や民衆が「ダライ・ラマ」を叫べば必然的に、分離独立主義につながる、というジレンマを、「ダライ・ラマ14世」は抱えている。
* 「ダライ・ラマ」は「最高位の活仏のことであり、南無阿弥陀仏!と叫ぶのと同じ」らしい。(http://www.asyura2.com/07/asia10/msg/489.html)。
* ダライ・ラマ14世は・・中国のチベット人による暴動がさらに拡大し収拾不能となるなら、「(チベット指導者としての地位を)退位する」と述べた。(http://www.asyura2.com/07/asia10/msg/522.html)