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(回答先: 中国は何故、ダライ・ラマ14世を『首謀者』に仕立てたがるのか?・・米英印謀略組織と「ダライ・ラマグループ」との切り離し? 投稿者 tk 日時 2008 年 3 月 22 日 16:37:05)
tkさん こんにちは
「国連に変わって我々がイニシアチブをとる」というEUが、ボイコットの
可能性を公言しました。条件は”チベット人のリーダー”ダライ・ラマとの対話。
(細かなことですが、これまで伊紙がダライ・ラマについて書くときは、前に
’スピリチュアル・リーダー’とつけていたのですが)
欧米はチベット独立を口にしていません。正直なところ手に余る問題なのだと
思います。ダライ・ラマと会えと、まるでそうすれば問題が解決するかのように。
>ペテリング議長は「中国政府はチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と
>即刻話し合うべきだ」とした上で、もし中国側に妥協の姿勢が見えなければ
>「ボイコットという対応は正当化される」と述べた。(東京新聞)
もし頑なな中国が”軟化”し、”独立運動を煽動する暴動の首謀者”と対話を行えば、
そこでダライラマが改めて独立を否定し、あわよくば暴力的な反抗を否定するような
言説が引き出せれば、中国としても面子が立つのではないでしょうか。
欧米は、「我々はここまでやりました。ダライ・ラマさん、あとはよろしく」。
そして歴史的オリンピックが幕を開ける。
(オリンピック開催を呼びかけるダライ・ラマの招待も、ありうるかもしれません)
オリンピックが終わっても継続的に見てゆくつもりはあるのか?
他の人権問題はどうなるのか?
なんか、これでごまかされちゃうような、嫌な予感がします。
”暴動”という大義を得た中国は、いまこの瞬間にも反抗分子のあぶり出しを
行っているでしょう。 憤懣やるせない思いでいます。
国際社会は、容易なことではないにしても、まずは国連なりの調査団派遣を
受け入れるよう圧力をかけるべきだったと私は思うのですが。
中国側の対応にも、少々わからない点があります。
3月2日、ビョークが上海でチベット独立を叫び
(彼女のキャラクターとこれまでの言動から、叫ぶであろうことは十分予測できた
と思う)
外国メディアが一斉にこれを伝える。
その10日後に「暴動」勃発。
警察・軍は毎年3月10日前後に行われる抗議行動に備えていた。
抗議中の僧侶が惨殺されたとの報を受けた若者グループが、「外国人の多く
集まるホテル前に集結。警察・軍隊の準備ができていなかった。
2時間に渡って中国系の商店が破壊焼き討ちにあい、装甲車が来て戦争状態」。
この外国人観光客の証言は、対応の遅れを示唆するものです。
暴動は広域に渡って多発したようでもなかった。
誰かが火をつけ、燃え上がるまで放置した可能性はないでしょうか。