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サウジアラビアやクウェートなどがアメリカに協力している状況下では
アメリカ独自の判断では、撤退するのは難しいだろう。
現時点でアメリカがイラクを戦略的に放棄することは考えずらい。
イラクからの完全撤退は、不安定の弧を押さえる戦略の相当重要部分の一部を放棄することは、戦略的な不備につながるからである。
もし、この地帯から撤退すると、ロシア勢力の増大が懸念される。
いまの抜かりのないプーチン政権が相手では、ここを放棄するほうがためらわれる。
アメリカの支配が終わり、ロシアの支配が始まるということはほとんど悪夢に近い。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061209AT2M0901L09122006.html
イラン外相「多国籍軍のイラク撤収が対米協力の条件」
【バーレーン=加賀谷和樹】イランのモッタキ外相は9日、米国とイランの対話を促す米超党派「イラク研究グループ(ISG)」の報告書について、米軍が主導する多国籍軍がイラクから撤収することが、イラク安定で米国に協力する条件の1つだと言明した。英国際戦略研究所(IISS)がバーレーンで開いたセミナーで講演、その後に記者会見を開いた。
モッタキ外相はイラクで治安改善が進まない理由の「少なくとも50%は多国籍軍の駐留が原因で、残りが武装勢力のテロ」と断定、米英軍などの「占領」が武装勢力の攻撃を誘発していると主張。そのうえで「イランの対米協力の条件は米国の態度変更で、具体的にはイラクからの米軍撤収など」と説明した。
イランがイラク国内の武装勢力を支援し、同国の混乱を演出しているという米情報機関などの指摘に対しては「真っ赤なうそで、イランはイラクの統一と安定を追求している」と否定した。 (19:52)