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アンナ・ポリトコフスカヤの死 (追記)
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/510.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2006 年 10 月 11 日 00:21:01: 6nR1V99SGL7yY
 

(回答先: アンナ・ポリトコフスカヤの死 投稿者 妹之山商店街 日時 2006 年 10 月 09 日 06:36:27)

(露RTR)10/9
「ノーバヤ・ガゼータのアンナ・ポリトコフスカヤ記者殺害事件で
新たな事実が浮かび上がってきました。
犯行は単独ではなく、女性の共犯者が存在したということです。
ポリトコフスカヤ記者の同僚も独自に事件の調査を開始しました。
ノーバヤ・ガゼータの編集局の廊下には
ポリトコフスカヤ記者の死を悼むメールが張り出されています。
彼女が使っていたデスク。
先週の金曜日のままです。
取材資料の上に花が飾られていました。
実は六年前にも記者が正面玄関前で殺害されるという事件があり、
その時は編集局による独自の取材が事件解決に役立ちました。

ノーバヤ・ガゼータ副編集長です。
『事件発生後、我々の方でも直ちに調査を開始しました。
我々の取材網を利用し、総力を挙げて調査にあたっていますが、
今の所、これといった有力な手掛かりは出ていません』

これまでの捜査で明らかになった所では、
犯行は計画的なものだったということです。
犯人はポリトコフスカヤ記者のマンションの入り口で機会を狙っていました。
監視カメラがその姿を捉えています。
犯人は顔を見られないように、帽子を目深に被っていました。
また同じ男の姿が、ポリトコフスカヤ記者がよく買い物をする
スーパーの監視カメラにも映っていたということです。
しかも監視カメラにはこの男だけでなく、ポリトコフスカヤ記者に
つきまとうようにして歩いている30歳位の女性の姿もありました。
記者が住んでいたマンションの住人の話では、事件直前に見知らぬ女性が
マンションの入り口で二人の男を呼び寄せるようにしていたということです。
その内の一人が犯人である可能性があります」


ロシア語のサイトです。
ロシア語は全く分かりませんが、
映像や写真を観ることができます。
http://www.vesti.ru/comments.html?id=51731&tid=39591
http://www.vesti.ru/video.html?vid=57861
http://www.vesti.ru/photo.html?type=comments&doc_id=51731#

http://www.vesti.ru/news.html?id=100980
http://www.vesti.ru/video.html?vid=57928
(・ノーバヤ・ガゼータの編集局の廊下に張り出されている
  ポリトコフスカヤの死を悼むメール
・先週の金曜日まで彼女が使っていたデスク。
取材資料の上に飾られている花)


人権ジャーナリストであるアンナ・ポリトコフスカヤ氏の殺害を非難する
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=202

アンナ・ポリトコフスカヤ殺害、9日の記事
http://nofrills.seesaa.net/article/25149721.html

アンナ最後のインタビュー記事
「カディロフはチェチェンの大統領にはなれない」(抜粋)
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20061009/1160344184

ノーヴァヤ・ガゼータ:ポリトコフスカヤ特集
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20061009/1160365705


(BBC)
(STEPHEN DALZIEL:RUSSIA JOURNALIST)
「四年前に彼女と話したことがあります。
『あなたは敵をたくさん作っている。殺害される可能性がある。恐くないのか』
と言いました。
『確かにそれはある。殺害やレイプの脅迫を受けたことがある』
と言っていました。
しかしながら報せることが必要だと言っていました。
『チェチェンの人達の生活を実際にこの目で見てきた。
その辛さ、苦しみを見てきた。
それを伝えなければならない。
もしその状況を伝えなければ、人は知らないだろう。
だからリスクを恐れない』
と言っていました。
ジャーナリスト、政治家、ビジネスマン、多くの人達が殺害されています。
もっとひどいことは、犯人が逮捕されていないということです。
今回、この容疑者の映像が公開されたということで、
モスクワの人々は驚いています」


Funeral for shot Russian reporter
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6036241.stm
(RICHARD GALPIN)
「葬儀の建物の外には人々が長い列を作っています。
プーチン大統領は、ブッシュ大統領との電話会談で、
悲劇的な事件だと語り、調査を約束しました。
ロシアの最高裁判事が直接指揮を執ると言っています。
イギリスの駐露大使も葬儀に参列しました」


Russia: Anna Politkovskaya's Last Interview
アンナ・ポリトコフスカヤの最後のインタビュー
http://rferl.org/featuresarticle/2006/10/fc088b08-0cbd-4800-b2ff-f00f5494fa5e.html
Politkovskaya: He is a puppet, nothing depends on him now.
I don't think he's more powerful than anyone else.
He's a coward armed to the teeth and surrounded by security guards.
I don't think he will become president [of Chechnya].
That is my strong inner belief, perhaps an intuition.
It's not something rational, and nor has it been confirmed
by Alu Alkhanov... Alu Alkhanov himself is a very weak person.
That is his particular problem and the main reason for
Kadyrov’s increasingly draconian methods.
彼(カディロフ)は操り人形です。今何も彼次第ではありません。
私は彼が他の誰よりも強力であると思いません。
彼は完全武装し、そして警備員に囲まれている臆病者です。
私は彼が[チェチェン共和国の]大統領になるとは思いません。
それは私の強い内面的な信念、多分直観です。
それは何か合理的なものではありません同様にそれはアルハノフによっても
確認されませんでした・・・。
アルハノフ自身は非常に弱い人です。
それは彼の特定の問題とカディロフのますます過酷な方法の主な理由です。

Personally I only have one dream for Kadyrov's birthday:
I dream of him someday sitting in the dock,
in a trial that meets the strictest legal standards,
with all of his crimes listed and investigated.
個人的に私はカディロフの誕生日のためにただ一つの夢を持っているだけです:
私はいつの日か彼が被告席に座り、
最も厳しい法律上の標準を満たす裁判で
リストされ、調査された彼の犯罪の全てで。

By the way, no other newspaper writes anything about this,
but criminal cases have been launched against the Kadyrovtsi and Kadyrov
personally on the basis of three articles published by our newspaper.
I myself am a witness in one of these cases.
These cases are about abductions, including one criminal case
about the abduction of two people carried out
with the participation of Ramzan Akhmedovich Kadyrov.
ところで、他のどのような新聞もこれについて何も書きません。
しかし刑事事件が我々の新聞によって出版された三つの記事に基づいて
カディロフとカディロフの私兵に対して開始されました。
私自身はこれらの事件の一つの目撃者です。
これら事件は誘拐についてです。
カディロフの参加で実行された二人の誘拐という一つの事件も含みます。


Anna Politkovskaya, Prominent Russian Journalist,
Putin Critic and Human Rights Activist, Murdered in Moscow
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=06/10/09/1358259

Russia: Politkovskaya Investigating Chechen Torture At Time Of Death
http://rferl.org/featuresarticle/2006/10/0fe50696-438e-453e-9f74-401bde7a9bb0.html


今日のロシアの覚書(深夜便2)
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/674b169e6e57e150013c9aa739472bef
Pro-Moscow Chechen Strongman Old Enough to Run for Presidency
(親露チェチェン有力者、大統領に立候補する年齢に達している)
http://www.mosnews.com/news/2006/10/06/kadyrov.shtml
MosNews:06.10.2006
Ramzan Kadyrov, the strongman whose personal militia runs Russia's
Chechnya on the Kremlin's behalf, turned 30 on Thursday making him
eligible to run for the region's presidency, the Reuters news agency
reports.
彼の民兵組織がロシア政府の代わりにロシアのチェチェンを運営している
Ramzan カディロフは木曜日30歳になり、この地域の大統領選挙に出馬出来る
年齢となった。
カディロフ達はロシア政府が10年に亘る分離主義者の反乱制圧を助けてきた。
だが、まあまあの平和の為にロシア政府は、この地域のコントロールを
「暴漢」と呼ぶにふさわしい男に渡した、と人権団体は言っている。

カディロフは木曜日、地域の空港を再開する式典を取り仕切った。
これは分離主義者とロシア軍の戦闘が始まった1994年から閉鎖されていた。
「インターネットは、どれほど私が大統領になれる誕生日を待ちきれないか、
についての話で一杯だ。私は何度も何度も、この仕事には未だ早すぎると
言ってきた」と彼は言った。

だがチェチェンNo.2の地位である首相として、カディロフは以前に、
チェチェン人が自分に大統領になるよう要求すればなる、と言っていた。
主にムスリム系のチェチェンの憲法は30歳以下の大統領立候補を禁止している。
チェチェンのAlu アルハノフ統領はカディロフよりも遙かに知名度が低い。

人権団体は彼の民兵達が拉致誘拐、強請、殺人すら行っていると批判している。
彼は容疑を否定している。
またカディロフはよくアッラーに言及し、女性のヴェール着用や一夫多妻制を
支持し、アルコールを禁止している。
これは全てロシア政府の方針に沿っていない。
カディロフはプーチンを褒め称えているが、アナリスト達は、彼が大統領に
なったらロシアの法律には殆ど見向きもしないだろうと言っている。


今日のロシアの覚書(朝刊)
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/5518538fed7d5fc4835d72017dd26078
Russian Prize Winning Journalist and Putin's Critic, Anna Politkovskaya,
Shot Dead in Moscow
(露、賞受賞のジャーナリストでありプーチン批判者のAnna Politkovskayaが
モスクワで射殺される)
http://www.mosnews.com/news/2006/10/07/politkovskaya.shtml
MosNews:07.10.2006


モスクワの殺人、またはプーチン批判@ワシントン・ポスト
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/1767bd7ac7ecef70a92cb1782ddacd44
Murder in Moscow
The Putin era of brutality claims a victim of rare courage.
(モスクワの殺人 〜プーチン時代の残忍性が稀少な勇気の犠牲を奪う)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/10/07/AR2006100700718.html
Washington Post:October 8, 2006
"Taking a risk comes with the job," she said in 2002, as she accepted
an award for courage from the International Women's Media Foundation.
"And if you cannot take it any more, if you are unwilling to risk, you have to leave.
2002年、国際女性メディア基金から勇気に対する賞を受け取りながら
「リスクはこの仕事に付いてくる」と彼女は言った。
「それに、それ以上リスクを冒せなくなったら、
リスクを冒したくなくなったら、去らなければならない」。

"As for myself," she concluded four years ago, "I am not tired yet."
「私に関しては、未だ疲れてはいない」
と彼女は4年前に締め括った。


今日のロシアの覚書
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/dfbcc1848b7349d4d958cdbc41f2b22f
UN Torture Investigator Hopes to Visit Russia's Chechnya Region Soon
(国連拷問調査官、近々チェチェン地域訪問を希望)
http://www.mosnews.com/news/2006/10/05/tortureinvestigation'.shtml
MosNews:05.10.2006
The United Nations special investigator on torture said on Thursday
he hoped a visit to Russia's Chechnya region, canceled after Moscow said
he could not meet prisoners freely, would go ahead within months,
Reuters news agency reports.
国連の拷問担当特別調査官は木曜日、ロシア政府が彼は囚人達と好き勝手に
会う事は出来ないと言った後でキャンセルされた、チェチェン地域訪問が
数カ月以内に実現する事を希望していると語った。
マンフレッド・ノワクは水曜日、来週に計画されていた、1990年代以来
分離主義の戦いの現場であり、北オセチア、Ingushetia、Kabardino-Balkaria
共和国に隣接するチェチェン訪問をキャンセルすると発表した。

「当初私は、プライベートに拘留者と話し合う事を含めた、
私の条件が尊重されると約束されていた。そうでなければ、
私はこの正体を決して受け容れなかっただろう」
とノワクはウィーンで行われた記者会見で語った。

彼は、ロシア政府との接触後、来年前半にこの地域を訪問したいと考えている
と述べた。

「解決策を見出せる、と私は保証された。
これは延期であってキャンセルではないと私は保証されたのだ」

この任務の条件には、ノワクが国内を自由に動き回り、ロシア軍がチェチェン
反乱軍の囚人やその他分離主義者を支持した人々を拘留している収容所への
予告無しの訪問を行える事も含まれている。

ノワクは、ロシアで自分が直面するであろう制限は、彼がガンタナモ・ベイ訪問
を計画した時にアメリカが彼に課そうとしたものと同じだと言った。
彼は昨年11月、アメリカの招待を拒否した。

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