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(BBC:Emma Simpson)
http://news.bbc.co.uk/nolavconsole/ifs_news/hi/newsid_4800000/newsid_4801600/nb_rm_4801615.stm
(2分間の映像)
「自宅の前には花が捧げられています。
ある老婆は『つい二日前に声を聞きました。とても心が痛みます』
ある老人は『ロシアの為に多くのことをしてくれました。
もっと進めて欲しかったです。ロシアがもっと民主的、公正になり、
人々が生活し易くなった筈なのに残念です』
セキュリティカメラに写った野球帽を被った若い男の映像が公開されました。
胸と頭に計三発の銃弾。
モスクワで人権擁護団体等による抗議・追悼集会が開かれました。
チェチェンでの誘拐・拷問に関する新しい記事を発表する直前でした。
月曜日に出版する予定でした。
仕事の内容が殺害の原因であることは明らかです。
ゴルバチョフ元大統領も独立メディアへの攻撃と抗議しています」
(CNN:Matthew Chance:Senior Intl. Correspondent)
「チェチェンでの拷問や誘拐について月曜日に記事を発表予定でした。
ロシアの検察当局は、一つの可能性として、
調査の記事を書いていた為とみられています。
この数か月、クレムリンの支持するチェチェンの
カディロフ政権を批判する記事を書いていました」
Murdered Russian Journalist Was Finishing Article on Torture in Checnnya - Editor
殺害されたロシアのジャーナリストは
チェチェンでの拷問の記事を仕上げつつありました。
http://www.mosnews.com/news/2006/10/08/politkupd.shtml
Slain writer 'preparing torture story'
「拷問の物語を準備している」殺された著者
http://edition.cnn.com/2006/WORLD/europe/10/08/russia.murder.ap/index.html
(AP) -- A journalist shot to death in an apparent contract killing was
about to publish a story about torture and abductions in Chechnya when
she was slain, her editor said Sunday, as Russia's top prosecutor took
charge of the case.
明白な契約殺人で銃殺されたジャーナリストは、殺害された時、
チェチェン共和国での拷問と誘拐についての物語を出版しようとしていたと
彼女の編集者が日曜日に言いました。
ロシアの最高の検察官が事件の担当となりました。
Politkovskaya, 48, had collected witness accounts and photos
of tortured bodies and the article had been due for publication Monday,
her newspaper's editors said.
48歳のポリトコフスカヤは、目撃証言と拷問にかけられた体の写真を
集めていました。記事は月曜日に発売予定でした。
彼女の新聞の編集者が言いました
“We never got the article, but she had evidence about these (abducted)
people and there were photographs,” Novaya Gazeta’s deputy editor,
Vitaly Yerushensky, told Ekho Moskvy radio.
「我々は記事を一度も手にしていません。しかし彼女にはこれらの(誘拐された)
人々について証拠がありました。そして写真がありました」
ノバヤ・ガゼータの副編集長(Vitaly Yerushensky)が Ekho Moskvyラジオに
話しました。
“These are cases of kidnappings, including one criminal case concerning
an abduction personally involving Ramzan Kadyrov,
a kidnapping of two people, whose photographs are now on my desk,”
she said in comments rebroadcast Sunday by Ekho Moskvy.
「これらは誘拐事件です。個人的にカディロフが関係する誘拐事件を含みます。
二人を誘拐しました。その写真が今私の机の上にあります」
彼女は Ekho Moskvy によって日曜日に再放送されたコメントで述べました。
In a recent radio interview, Politkovskaya said that she was a witness
in a criminal case against Moscow-backed Chechen Prime Minister Ramzan
Kadyrov, whose security forces have been accused of kidnapping civilians
and other abuses.
最近のラジオインタビューで、ポリトコフスカヤは、
モスクワに支援されたチェチェンのカディロフ首相に対する刑事事件で
彼女が目撃証人であったと述べました。
その治安部隊が市民誘拐と他の虐待の罪で告発されています。
On its Web site, the biweekly Novaya Gazeta wrote that
the killing was either revenge by Kadyrov or an attempt to discredit him.
隔週紙ノバヤ・ガゼータは、そのウェブサイトで、
殺害がカディロフによる復讐か、彼の評判を落す試みであると書きました。
Former Soviet leader Mikhail Gorbachev condemned the journalist’s
killing as ”a blow to the entire, democratic, independent press.“
元ソビエトの指導者ミカエル・ゴルバチョフは、ジャーナリストの殺害を
『全ての民主的で、独立した報道機関への攻撃である』と非難しました。
<私のコメント>
そういえばつい二、三日前に、BBCでチェチェンの2,3分の映像報道を観ました。
カディロフの指導の下でチェチェンの再建が
一定程度進んでいるという報道でした。
こういう報道は、BBCで、数か月に一度くらいは観るのですが、
今回は、一つだけ新しいことを述べていました。
『カディロフが力をつけすぎているのではないか』と
『ロシアが考えているのではないか』という内容です。
1.アンナ・ポリトコフスカヤが殺害された
2.翌日にはカディロフが関係する誘拐・拷問事件に関する記事が
発表される予定だった
3.カディロフが最も疑わしい
という筋書きができると思うのですが、
それと、ロシアがカディロフの力の付け過ぎを憂慮し始めた、
この二点を考え合わせると、
クレムリンがそういう筋書きになるよう
プロモートしている可能性も考え得るなとは思います。
推測の一つに過ぎませんが。
クレムリンが、今何故ということを考えれば、
つまり、単にポリトコフスカヤを殺害するだけならば、
何故今なのかを説明するには弱いとも思えるのです。
はっきり言えば、いつでも殺害できたのですから。
、、、しかしまあ、そんなことを考えても、
ポリトコフスカヤが生き返る訳でもありません。
私は彼女は現代ロシアの良心だったと思っています。
ロシアの財産なのに、、、
ロシアは貴重な財産を失ったのです。
人類もまたそうですが。
彼女の本をもっともっと読みたかったのに、、、
とても残念です。
彼女の本がもう読めないのかと思うと残念です。
日本では二冊出版されていますが、
その他にも日本で出版されていないものを是非出版して欲しいです。
私はプーチンにとってはむしろは彼女を暗殺する必然性は
弱まっていたと感じます。
もうすぐ引退するんですからね。
西側とは、上海機構を中心に対抗しつつも、
政治的、経済的に一定の良好な関係も作ろうとしていたし、
今後もそうだと思います。
ポリトコフスカヤという国際的な賞も受賞し、
国際的にも有名人になってしまった人を殺害されることは、
ロシアにとってデメリットの方が大きいと思えるのです。
Chechen Force Goes to Beirut
チェチェン軍がベイルートに向かう
http://www.sptimes.ru/index.php?action_id=2&story_id=19065
The estimated 50 soldiers were plucked from the army's 42nd
Division's East and West battalions, Baranov said.
The battalions are manned by ethnic Chechens.
推定50人の兵士は陸軍第42師団の東西大隊から引き抜かれました。
バラーノフが言いました。
大隊は民族的にチェチェン人による要員を配置されます。
"These soldiers have rich battle experience," Defense Minister Sergei
Ivanov said at a news conference in Bishkek, Kyrgyzstan, Interfax reported.
「これらの兵士達は豊かな戦歴を持っています」
セルゲイ・イワノフ国防大臣がキルギスタンのビシュケクでの記者会見で
述べたとインターファクスは報告しました。
The decision to send Chechnya-based soldiers indicates that
the situation in the once-volatile region has calmed down,
said another ministry spokesman, speaking on condition of anonymity.
チェチェン共和国の兵士達を送るという決定は、かつて激しやすい地域の状態が
落ち着いたことを示しますともう1人の省報道官が匿名を条件に述べました。
Chechen Prime Minister Ramzan Kadyrov called the commandos
"the best of the best in their division," RIA-Novosti reported.
Many soldiers in Chechnya voiced hopes of going to Lebanon,
Kadyrov said, "but only the best were chosen."
チェチェンのカディロフ首相が、コマンドを「師団での最良の中の最良」
と呼んだと RIA - Novosti が報告しました。
チェチェン共和国の多くの兵士達がレバノンに行きたいと希望を口にした。
カディロフは「しかしただ最良の者だけが選択されました」と述べました。