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(回答先: 地球平和党を作ろう! 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 1 月 02 日 18:14:20)
世界規模の「市民運動としての平和団体(=地球平和党)」を作るという発想は悪くないと思います。
しかし、そのような場合には出来るだけ「普遍的な価値観として多数派形成が図れる理念」が必要だろうと思います。
それには
http://www.asyura2.com/0610/idletalk21/msg/979.html
における
「労働組合の出番」というのが非常に気に掛かります。
今現在の労働組合は「政党の集票組織」に成り果てています。
労働組合ではなく「市民運動(背景にイデオロギー組織がない)型の監視組織」的なものでないと「共産主義という主義を嫌う人」の協力は得られ難い事になります。
Kのイメージとすると
http://ubin-watch.ubin-net.jp/
と言うような「市民運動」でなければいけないのだろうと思います。
このような運動は「共産党」さんの協力がされるでしょうが「協力してくれる」のと「主催者として参加している」のは別です。
ここで重要なのは「イデオロギーが主体となった運動なのか?庶民の声が主体となった運動なのか?」と言う点です。
今回のワヤクチャさんの意見の中で気になる点は
【フセイン処刑に世界中の人々が怒っています。】をはじめとするフセインに関する部分です。
このような「個別案件」は「参加者が判断すべき事で、先に主催者が判断してしまうと、フセインを嫌いな人からの支援が受けられない」と言う事になるだろうと思います。
>【北朝鮮に資金を提供するパチンコを禁止しよう!】
も、Kならば同意しますが、全ての人が「悪いのは北朝鮮」と思っているか?と言う点は考慮する必要があります。
核武装議論の中には「パキスタン」や「インド」の時との対応の差は不公平というものや、「アメリカが核廃棄をしないのに他国に核武装を認めない」と主張する資格はない。と言うものもあるでしょう。
(世界規模の平和運動組織の場合、日本人拉致問題で集結するのは厳しいでしょう)
「戦争のない世界」と「労働者階級の地位向上」というのは、普遍的に多くの人から、イデオロギーや信ずる宗教に関わることなく「多数派形成ができる」だろうと思います。
運動の進め方次第では「自民党の議員」なども党派を超えて賛同してくれる可能性もあるでしょう。
しかし、運動の目標に「自民・公明は敵」という事を明示してしまえば「絶対に賛同は得られない」のです。
多分ですが、着想的には良い線に行っているのだろうと思います。
まずは、市民の声のネットワークと言うような物をインターネット上で構築し、それを、広げ、実際の行動にもつなげて行くと言うのが戦略としては有効なのだろうと思っています。