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(回答先: 現在の労働組合を改革する必要があるという事では? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 1 月 03 日 16:26:17)
>ワヤクチャさん 少しだけ言語変換ができましたので、もう一回だけ説明します。
>【現在の労働組合を改革する必要があるという事では?】
簡単に言わないで下さいよ(苦笑)
批判すれば「変わってくれるという組織ではない」でしょう。
相手が個人ならば場合によっては「考えを改めてくれる」と言う可能性はありますが、労働組合と言うのは複雑怪奇な「意思決定機構」になっていますから、批判をすれば「敵に回られる」だけでしょう。
>【問題があれば改善するまでの事では?貴方は受身過ぎませんか?】
そんなに単純なものではありません。
>【頼るのではなく共闘を呼び掛けるという事ですが。】
ちょっと違います。ここはこの下のレスと密接に関連していますので、そこで説明します。
>【誰が主導権を与えると言いました?主導権はこちらが保持しながら共闘を呼び掛けるのですよ。】
ワヤクチャさんは、この方法で「こちら側に主導権が保持できる」と思っているのでしょうか?
「手伝ってください」でも「共に戦いましょう」でも良いのですが、こちらから呼び掛けたら「多数派に主導権は移ります。」
こちら側からは絶対に「呼びかけてはいけない」のです。
「では、どうするのだ?それでは運動ができない」という声が聞こえそうですが
方法論とすれば「個々の労働者(=組合員)の声を聞き」それを運動として活動展開している内に「労働者が自主的(=組合員)に参加する」事で、無視をするのは「不味い」との判断を引き出させ「労働組合側から参加させる」のがベストでしょう。(まあ、そんなに都合良くはいかないだろうと思います。)
>【出発点は一人一人の主観でしょう?複数の人間が共同主観を形成するしかないと思ってます。】
ここは「Kとワヤクチャさんの立脚点の違いです。」
前から書いていますが「Kは主導者になる気は全くありません。Kの器は三流の参謀が精々です。」
Kの希望は「アドバイザー」であり「サポーター」です。
これは「責任回避の言い訳」でもあるのでしょうが「Kに未来像を描かせたら、ロクな社会にはならないと確信しています。」ので、ここだけは「ケジメ」として、Kは「自分で集団形成は行わない」と断言しておきます。
ワヤクチャさんの意見は自分が主体になって「自分の主観による良い社会機構を作ろう」です。
Kの立場は「そのような運動をバックアップしよう」です。
主体的に参加をするのではなく、付かず離れずの場所で「時折、アドバイスをする」という考え方です。当然ながら、効果のない運動などには容赦ない批判をします。
>【これが決定的におかしいですね。主観を排除して運動や組織を形成する事など不可能ですよ。あらゆる行動提起は主観に過ぎません。複数の人間に合意された内容も共同主観に過ぎません。しかし、そこからしか始めようがないのです。】
ここは、ある意味では正しいが、ある意味では間違っているという点です。
二元論的なパラドックスに陥っています。
「労働者ならば、普遍的な希望として、労働者の地位向上という部分はある」でしょうから、ここでは、比較的簡単に合意形成はできるでしょう。
では、「一般市民の大多数は、戦争を望んではいない」でしょうから、「天皇制度に反対という合意は形成可能か?」と言えば「これは、難しいでしょう。」
良かれ悪かれ、天皇制度には「戦争できる国にしたい勢力に利用される制度」と言う面とは別に「万世一系とも言われる、日本の伝統文化のシンボル」と言う面もあるのです。
多分ですが、今現在「日本の中で天皇制度を廃止しろ!」と叫んだら、孤立無援に陥っても不思議ではありません。
ですから、
>【主観を排除して運動や組織を形成する事など不可能ですよ。あらゆる行動提起は主観に過ぎません。】
と言うのは、ある意味では正しいのですが
【複数の人間に合意された共同主観】を狭める可能性のある「個人の主観(イデオロギー的な考えに根ざしているもの)」は、慎重に取り扱う必要がある。とKは思います。
う〜ん、これ以上の解説はこんどこそ無理と言う気がします。
分からないようでしたら、こんなものは「Kの思い込み」として切り捨ててください。