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(回答先: 国家との同一化にすがる自尊心のあり方 投稿者 まさちゃん 日時 2007 年 1 月 09 日 12:50:36)
まさちゃんさん、こんにちは。
『連合国(英米)型=実生活における試行錯誤の経験を通じて、自分の能力を高めていくこと、その自分の能力に基づいて自尊心を得るもの。当然、敗者復活戦の許される社会を良しとし、能力が高まると自尊心も高まる。』を、「自尊心」獲得の旨とすることに異論はありません。と同時に、それが多くの労力を要し、また不断の精進を我々に課すものであることを強く意識します。それ故、斯かる過程において新たなメルクマールや媒介項を見出すことができれば大いに心強いのですが、相変わらず暗中模索の状態です。そんな状況に耐えきれずに仮衣の自尊心を求めて大いなるもの(=幻想)に身を委ねていく同僚や後輩が後を絶たない光景を見ることには忍び難いものがあります。
ところで、『教育を、試行錯誤OK敗者復活戦OK型へと、変える』ためには、基底的な部分での日本国憲法の本義である“人権思想”と“公権力にたいする制限規範性”の復権が要諦となるのではないでしょうか。これからも日本国憲法の本義を再認識するためのモメントの在処と本義復権のための方途を探求していきたいと考えていますので、今後ともまさちゃんさんのお智慧を拝借させてください。よろしくお願いいたします。
また、会いましょう。